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BOOTHを利用する際にかかる手数料は?4種類の手数料を解説

更新日:2024年10月29日

雑学・歴史

クリエイターの創作物を販売するサービス「BOOTH」には個性的な魅力あふれる作品が並びます。だれでも出品することができる手軽なサービスですが、その手数料の仕組みは少し複雑です。そこでこの記事では、何にどれだけの手数料がかかるのかを紹介します。是非ご覧ください。

倉庫から発送の商品の場合

倉庫発送は、販売する商品をBOOTHの提供する倉庫に預けておき、商品の保管や梱包、発送などの作業を代行してくれるサービスです。 通常の決済手数料(商品価格×3.6%)のほかに、倉庫発送手数料として26円かかります。 例えば、1,000円の商品を買った場合、1,000×3.6%(=36円)+26円=62円の手数料が発生することになります。 倉庫発送の場合、ゆうパケットと宅配便の匿名での発送方法が選択でき、いずれも別に配送料がかかります。

ダウンロード販売

ファイルをアップロードするだけで、製作した同人誌や自作の音楽などを販売できるダウンロード販売の場合、送料がかからないため、手数料は商品価格×3.6%となります。 例えば、ダウンロード販売価格1,000円の商品がダウンロードされた場合、1,000円×3.6%=36円がBOOTHへの手数料となり、残り964円が出品者に支払われます。

オンデマンド販売

オンデマンド販売は、自分のアップロードした絵で好きなグッズを作るpixivFACTORYというサービスを利用します。 BOOTHに出品する際にマージンを設定し、(商品製造時にかかる原価+送料+マージン)×3.6%を手数料としてマージンから差し引きます。 例えば、マージンを200円に設定した原価1,000円、送料180円の商品の場合、(200+1,000+180)×3.6%=50円が手数料となります。

BOOTHの手数料の種類2:倉庫サービス利用時

BOOTH倉庫サービスでは、ショップオーナーに商品管理・発送代行を行います。 事前にBOOTHが提供する倉庫に商品を預けておくことで、在庫の管理や、注文があった場合の梱包・発送の管理など個人では手間がかかる難しい部分を担ってくれる心強いサービスです。 倉庫の利用には、保管料や倉庫からの送料などが自宅発送の場合と異なる料金体系となっているため、チェックしておきましょう。

倉庫保管料

BOOTH倉庫の利用に際しては、販売率によって保管料が発生します。 販売率とは、「前月末時点で預けていた商品の数+倉庫を利用した1ヶ月間に入荷した商品の数」に対して、「1ヶ月間の販売により発送完了になった商品の数」の割合のことです。 販売率が、20%未満の場合、保管料は1ヶ月1,000円(税別)となりますが、20%以上の場合は保管料は発生しません。

送料

BOOTH倉庫に販売する商品を送るときの送料は、出品者の負担となります。 BOOTHに登録し、保管申し込み後に発払い伝票に”保管ID”や"返送先"などを記入し、必ず発払いで商品を送ります。着払いでは引き取ってもらえませんので、気を付けてください。 また、同人誌などを印刷所からそのまま配送したり、イベント会場からの配送も、発払いである限り直送可能です。

BOOTHの手数料の種類3:売上金の振込手数料

BOOTHでの売上は、ショップオーナーの登録口座に振り込まれますが、その際に振込手数料が発生します。 振込手数料は、ショップオーナーの受取金額によって異なります。各月1日から月末締めで計算し、売上金額からBOOTHに支払う手数料を差し引いた分を受取金額として計算します。 受取金額の総額が30,000円未満の場合は200円、受取金額の総額が30,000円以上の場合は300円が振り込み手数料として、振込時に差し引かれます。

BOOTHで購入者が支払う手数料

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初回公開日:2019年10月01日

記載されている内容は2019年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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