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BOOTHを利用する際にかかる手数料は?4種類の手数料を解説

更新日:2024年10月29日

雑学・歴史

クリエイターの創作物を販売するサービス「BOOTH」には個性的な魅力あふれる作品が並びます。だれでも出品することができる手軽なサービスですが、その手数料の仕組みは少し複雑です。そこでこの記事では、何にどれだけの手数料がかかるのかを紹介します。是非ご覧ください。

BOOTHとは

BOOTH(ブース)とは、イラストコミュニケーションサービスを提供するPIXIV(ピクシブ)と連携した創作物販売マーケットです。 誰でも簡単に自分で作った作品を出品&販売することができるため、出品者数も年々増えており、オリジナリティあふれる作品がたくさん登録されています。 自分で販売するのは面倒という人でも、気軽に手軽に販売できるシステムが作られているため、クリエイターに嬉しいサービスとなっています。

BOOTHで出来ること

BOOTHでは、同人誌やグッズ、音楽など、自分で作った作品の販売を行なっており、出品する商品の情報や写真、価格などを入力するだけで販売が開始されます。 あんしんBOOTHパックを利用すると匿名配送ができるため、売り手・買い手双方にとって安心な取引ができます。 自家通販では困難だった1点からでも販売が可能なシステムがあり、逆にたくさん作って販売したい場合には、倉庫サービスを利用することもできます。

商品の購入

BOOTHでは、pixivで活躍しているクリエイターをはじめ、多種多様なクリエイターの作品が購入できます。 商品の種類も豊富で、同人誌や音楽からマスキングテープやなどのステーショナリー、Tシャツ、傘などの日用雑貨まで、個性豊かな創作品がそろっています。 クリエイターは商品を売るために紹介文を自分で書きます。そのため、商品詳細やサイズ感、発送予定日などがしっかり表記してあるものが多く、購入しやすいポイントです。

作品の出品

自分で作った同人誌、電子コンテンツのダウンロード販売、ハンドメイドアイテムなど、自作の物であればほとんどなんでも出品可能です。 まずは、BOOTHに登録し、サブドメインを決めましょう。ショップ名と紹介文、デザインを決めたら、商品を登録します。商品の登録は、商品名や商品写真、詳細情報、価格などを入力するだけです。 購入してもらえたら、自宅発送の場合は自分で梱包や発送を行ない、倉庫発送の場合はBOOTH倉庫から発送手配をしてくれます。

BOOTHを利用すると手数料がかかる?

BOOTHを利用するにあたって、おもに4種類の手数料がかかります。決済手数料、売上金の振り込み手数料、BOOTH倉庫の利用料、購入者の支払い手数料です。 同じ種類の手数料でも、条件によって金額が変わることもあります。手数料についてしっかり理解して、お互いに気持ちのいい取引ができるように準備しましょう。

BOOTHでショップオーナーが支払う手数料

BOOTHを利用する際、登録費や初期費用が掛かりませんが、取引の過程でいくつか手数料がかかります。 BOOTHの手数料の仕組みは理解してしまえば難しくありません。自分で計算して、手数料や受取金額などがわかるようにしておきましょう。 そこでまずは、ショップオーナー(出品者)が支払わなくてはならない手数料から見ていきます。

BOOTHの手数料の種類1:決済手数料

BOOTHを利用するメリットのひとつとして、決済手数料の安さがあげられます。基本的に(販売価格+送料)×3.6%に設定されているため、販売価格のほとんどを出品者が受け取ることができます。 他にもオリジナル作品を販売する類似サービスはありますが、売り上げの15~30%を手数料として支払わなくてはならないサービスが多いため、BOOTHの手数料は格段に安いといってよいでしょう。 ※以下の手数料は、いずれも小数点以下切り上げとなります。

自宅から発送の商品の場合

BOOTHで販売し、自宅から発送する商品は、(商品価格+送料)×3.6%が、手数料として購入者の支払金額から差し引かれます。 例えば、1,000円の商品を自宅から送料165円で発送する場合、(1,000円+165円)×3.6%なので、手数料は42円となり、ショップオーナーの受取金額は958円となります。

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初回公開日:2019年10月01日

記載されている内容は2019年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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