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事前に知っておこう!TOEFL ITPテストの特徴と勉強方法6つ

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「TOEFL」とは、英語を母国語としない人が海外留学のための評価基準として使用できる試験です。また、TOEFLには2種類あり、TOEFLITPテストは企業や大学などの団体で申し込む形式になります。ここではTOEFLITPテストの特徴についてご紹介します。

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TOEFLとは?

TOEFLとは英語を母国語としない人のための試験です。 日本ではさまざまな英語の資格試験が実施されていますが、その中でも特に有名なのが「TOEIC」と「TOEFL」です。 両者は似た名称のため違いが分かりにくいですが、TOEICは英語の実践的なコミュニケーション能力を測る試験、TOEFLは日本のように英語を母国語としない国の人を対象とした、国際基準の英語能力測定試験となっています。 そのため、アメリカやイギリスなどの大学や各教育機関では、TOEFLは留学生の入学や卒業のため評価のための基準として採用されています。 つまりTOEFLは海外留学を行いたい人にとっては重要なテストであり、海外で学生生活を送るためには必要な資格試験であると言えます。

TOEFL ITPテストとTOEFL iBTテストの違い

TOEFLには2種類のテストがあります。 TOEFL ITPテストとは、団体向けのテストプログラムで個人で申し込むことはできません。 企業や大学などの教育機関で、社員や学生の英語力測定や海外留学の選考、クラス分け、単位認定などのために利用されています。 問題はマークシート形式で、リスニング、文法、リーディングの3つで構成されています。 ただしTOEFL ITPテストの成績は受験をした団体でのみ有効で、海外留学のためのTOEFLテストのスコアとして利用することはできません。 一方、TOEFL iBTテストはインターネット版のTOEFLテストで、個人で申し込むことが可能です。 また、そのスコアは国際的に英語力の証明として利用できます。 内容としてはTOEFL ITPテストのような文法がなく、代わりにスピーキング、ライティングのセクションが増えています。

TOEFL ITPテストの勉強方法6 つ

TOEFL ITPテストで成績を上げるためにはどのような勉強を行えばよいのでしょうか。 TOEFL ITPテストを受験する人は、海外留学や研修などの選抜に選ばれるためにTOEFL ITPテストで高いスコアを出すことを目標としている人がほとんどでしょう。 しかしTOEFL ITPテストをはじめ、英語能力の熟達度を1段階上げるためには200時間以上の勉強時間が必要と言われています。 さらに、TOEFL ITPテストはTOEFL iBTテストと違ってスピーキングとライティングがないため、独学でも勉強法があるとも言えます。 ここでは、TOEFL ITPテストで高いスコアを出すために必要な6つの勉強法についてご紹介します。

TOEFL ITPテストの勉強方法1:単語を勉強する

TOEFL ITPテストではさまざまな分野の単語が出題されます。 TOEFL ITPテストの試験問題には文系から理系に渡るさまざまな単語が登場します。 専門用語や難しい単語には注釈がありますが、大学レベルの教科書に出る用語は知っておきましょう。 また、大学のキャンパスで使用するような単語も出てくるため、ある程度の知識が必要となります。 また、TOEFL ITPテストのリーディングの問題では単語の意味を問う問題が全体の30%弱となっているため、単語学習は極めて重要だと言えます。

TOEFL ITPテストの勉強方法2:文法を勉強する

TOEFL ITPテストでは文法は中学、高校で学ぶ内容が出題されます。 文法問題で出題される文法の多くは、中学校や高校で学んだことのあるレベルの内容となっているため、大学受験で英語の試験を受けたことのある人であれば点数が取りやすいセクションです。 しかし文法問題の目的は、大学の教科書で用いられている英文法が正確に読み解けるか否かを判定することとなっています。 そのため、文法問題の問題文には幅広い分野のアカデミックな内容の英文が用いられ、さらに1文が長く複雑になっています。 つまり文法問題で高得点を取るには、いかに事前に文法問題を解いているかだと言えるでしょう。 また、文法問題はTOEFL ITPテスト用のテスト集に載っている問題がそのまま出題することもあるため、しっかりと勉強しておきましょう。

TOEFL ITPテストの勉強方法3:リーディング対策

TOEFL ITPテストではリーディング問題は時間配分が重要です。 TOEFL ITPテストのリーディングでは大体250~350語程度の英文を5つ読み、それぞれの内容について10問ずつ答える形式となっています。 内容はさまざまで幅広い分野にわたりますが、基本的には専門知識がなくてもわかる内容となっています。 中には難易度の高い英文もあるため、難しい英文に時間をかけてしまうと時間が足りなくなってしまうことがあります。 そのため、リーディング問題では全体のおおよその意味を速く掴む練習をし、問題を解くための適切な時間配分を身につけるようにしましょう。

TOEFL ITPテストの勉強方法4:リスニング対策

TOEFL ITPテストではリスニングはアメリカの大学生活を想定した表現が頻出します。 TOEFL ITPテストのリスニングパートは、短い会話から概要を掴むPartA、長いの会話を聞いて複数の要点を聞き取るPartB、講義などの長い話を聞いて数の要点を聞き取るPartCの3種類で構成されています。 リスニングパートでは、北米の大学生活で必要となるような口語表現や定型表現、大学特有のキャンパス用語が登場します。 そのため、リスニングの勉強ではまずはアメリカ英語に耳を慣らし、さらに英語のトークを聞きながら日本語訳を読んで、その会話や講義内容から細かいニュアンスなどを理解する必要があります。

TOEFL ITPテストの勉強方法5:過去問を解いてみる

TOEFL ITPテストでは過去問を解いておくことも重要です。 TOEFL ITPテストの対策で重要なのは、本番と同じ形式で問題を解いてみることです。 そのため、問題集などについてくる過去問をできるだけたくさん解いてみましょう。 また、過去問を解く場合は、実際の環境に近い環境でトライすることが重要です。 冒頭のリスニングは短い時間で内容から要旨を聞き取る必要があり、さらに続く文法やリーディング問題なども時間配分が重要となります。 過去問で本番のテスト形式に慣れるとともに、実際の環境に近い状態でのテストに慣れておきましょう。

TOEFL ITPテストの勉強方法6:模擬試験をやってみる

TOEFL ITPテストでは模擬試験を繰り返し、慣れることが重要です。 TOEFL ITPテストに限らず、こういった試験では実際の試験と想定した模擬試験をやってみることは重要です。 なぜなら、模擬試験の問題と似たような傾向の問題が実際に出題される可能性があるためです。 また、TOEFL ITPテストは2時間という長時間のテストのため、集中力が必要となります。 模擬試験を繰り返すことで実践的な力を身につけ、さらに時間配分などのコツも掴んでおきましょう。 英語学習のスクールでも模擬試験は受けることができますので、勉強の最終段階ではぜひトライしてみることをおすすめします。

事前に知っておこう!TOEFL ITPテストの特徴4つ

TOEFL ITPテストを受験する場合には、特徴を知っておきましょう。 ここまでTOEFL ITPテストの勉強方法についてご紹介してきましたが、TOEFL ITPテストにはどのような特徴があるかご存知でしょうか。 一般的に有名な英語の試験には英検やTOEICなど色々な種類がありますが、スコアや費用、申し込み方法などはどれも異なっています。 これからTOEFL ITPテストを受験する予定の人も、今後受ける可能性がある人も、事前に試験の特徴について知っておくとよいでしょう。 ここでは、TOEFL ITPテストの4つの特徴についてご紹介します。

TOEFL ITPテストの特徴1:スコアの扱い

TOEFL ITPテストではスコアは3ケタの数字で評価します。 TOEFL ITPテストのスコアは337~677までの数値で測定します。 スコアは運営団体であるETS独自の方法によって算出されており、国際的な英語力の指標であるCEFRでいう一番低いのスコアである「A1」や、最も高いスコアの「C2」に該当するものはありません。 また、CEFRに照らし合わせると、「A2」はTOEFL ITPテストでは337~459、「B1」は460~542、「B2」は543~626、「C1」は627~677という値が目安になります。 英検でいうと、TOEFL ITPテスト627~677は英検1級合格レベルだと言えるでしょう。

TOEFL ITPテストの特徴2:費用

TOEFL ITPテストの費用は1人2820円からとなっています。 TOEFL ITPテストは、「Level1 TOEFL」の場合は10名~199名まで1人2960円、200名以上の場合は2560円となります。 また、「Level2 Pre-TOEFL」の場合は10名~199名まで1人2820円、200名以上の場合は2430円となります。 また、申し込み人数は10名からとなっており、価格も10名分から設定されています。 受験人数が10名に満たない場合でも申し込みはできますが、10名分の試験費用を支払う必要があります。

TOEFL ITPテストの特徴3:申し込み方法

TOEFL ITPテストは個人で申し込むことはできません。 TOEFL ITPテストは企業や大学などの教育機関などが団体単位で申し込む試験となっているため、個人では申し込むことができません。 さらに、個人では申し込みや実施状況の問い合わせなどを行うことはできず、受験をしたいからといって実施団体に入るといったこともできなくなっています。 また、団体がTOEFL ITPテストを申し込む場合には、公式ページからオンライン申込みを行うことになります。 新規の申し込みの場合は、先に団体を登録しておき、専用ページから申し込みましょう。

TOEFL ITPテストについて知ろう

TOEFL ITPは受験者の英語力判定に有効な試験です。 TOEFL ITPテストはスコア自体は団体内でしか使用できないものですが、英語力を判定するためには大変有効な指標となります。 また、受験料金も国際基準の英語力判定試験にしては安価であり、内容に関する信頼度も高いため、グローバル展開に力を入れている企業や大学なども受験者の英語力の判定のために積極的に取り入れるべき試験だと言えるでしょう。 さらに、TOEFL ITPテストは海外研修の人材選抜や英語力の判定、成績に直接結びつく英語力試験として活用される試験です。 そのため、受験者にとってTOEFL ITPテストのスコアが今後大変重要になってくることは間違いありません。 TOEFL ITPテストで高いスコアを取得するためには、できるだけ早い段階から専用の受験勉強をすることが大切です。

受験者はTOEFL ITPテストの特徴について知り、英語教育のスクールに通ったり、専用の問題集を解くなどして、自身の英語力を伸ばしてから受験に挑むようにしましょう。

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