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コロケーションについての知識10個|コロケーションの覚え方3つ

英語

英語を覚えるのに王道はありません。地味な努力によってより、英語圏のひとのような英語をはなすようになります。なかでも、コロケーションは英語圏の人にしかわからないニュアンスがあります。語呂が良く、連結するコロケーションをどんどん理屈抜きにおぼえていきましょう。

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そもそもコロケーションとは何か

コロケーションとは、「よく一緒に使われる単語のかたまり」のことです。 日本語に訳すと連語、連結語句などともいいます。 例えば、「靴を履く」は、英語では、wear one's shoes(put on one's shoes)となります。 〝wear″は、何かを身に着けているという意味の単語で、靴や服・帽子にも使用できます。 しかし、日本語では、「靴を履く」「服を着る」「帽子をかぶる」と言います。 これらのことを、日本語のコロケーションと言えます。 流暢な日本語を喋っている人がいても、「帽子を着る」と言ったら、この人の日本語はネイティブではないと、わかります。 ネイティブな人は言わない不自然な言い方になってしまいます。

コロケーションについての知識10個

コロケーションは、英語を使いこなす上で、非常に重要になってきます。 ライティングやスピーキングだけでなく、リーディング、リスニングにおいても、コロケーションの知識が必要になってきます。 コロケーションを意識しながら多くの用例に触れれば、自然にひとつひとつの英単語のニュアンスの理解も深まりますし、単独だとイメージしにくく覚えられないような英単語も、自分がわかりやすい組み合わせなら、より効率的に覚えられます。 あなたも、自然なコロケーションを使えるようになれば、一気にネイティブらしくなります。 ここでは、コロケーションの知識と勉強方法を解説してみます。

コロケーションについての知識1:コロケーションは英語学習に役立つ

英語力アップにつながる一番の方法は、自分のゴールを明確にすることです。 それが、昇進・転職などのときの取得する資格のためであったり、海外旅行に行ったときに役立つ英会話のためであってもいいと考えます。 それをモチベーションに変えて英語学習を進めましょう。 そして、そのゴールに向かって英語の学習をするときに、コロケーションは避けては通れない、非常に大事なものになってきます。 コロケーションが、「よく使われる単語のかたまり」ということは、言い換えれば「正しい、自然な組み合わせ」とも言うこともできます。 コロケーションを常に意識することは、文法的な使い分けや自然な英語を学習することにもつながるということです。

コロケーションについての知識2:文法的に正しくても文として正しくない

たとえ文法的に正しい英文を作っても、その英文が相手に通じるか通じないかを最終的にジャッジするのは、単語の組み合わせ、すなわちコロケーションになります。 いくらきちんと文法にのっとり英文を作れたとしても、コロケーションの間違いが部分的にあれば、「不自然に感じるけれど、言いたいことはこんな感じなのかなぁ」「なんとなくわかります」程度で済みます。 しかし、コロケーションの決定的な間違いは、いくら文法的に正しくても文としては正しくないということです。 ライティングやスピーキングを学習している人で、英文から日本語の雰囲気が抜けない人は、コロケーションの学習をしてみたら、一気に英語らしい文体にかわるでしょう。

コロケーションについての知識3:正しいコロケーションは自然な英語を作る

英文を読む時に意味だけを理解するのではなくて、ちょっとだけ意識を持って「こう表現するんだ」とか「これは使えないな」と思うだけで、コロケーションの知識は少しずつ増えています。 また、単語を覚えるときに、一緒にコロケーションも覚えておくと、会話の中でその単語を使いたいときにフレーズが出てきやすくなります。 つまり、単語の組み合わせを一つのまとまりとして覚えることで、その単語を使ったフレーズを作りやすく、会話のときに役立ちます。 加えて、コロケーションを使った文語で表現をすることで、自然な英語を作ることができます。 短期間では難しいですが、半年から1年続けると違いが表れてきます。地道に試してみてください。

コロケーションについての知識4:コロケーションには様々なレベルがある

コロケーションには、単語の結びつきの強さによって4つのレベルがあります。 レベル1は、「イディオム」と呼ばれ、最も強い単語の結びつきのコロケーションです。 「イディオム」とは、2つもしくは3つの英単語が連立して、その文字から連想される意味とは異なる意味になる慣用句のことです。比喩表現が多いです。 レベル2は、「不変イディオム」のコロケーションです。単語の結びつきは強いものの、各単語を足し合わせることで、全体の意味が想像できます。 レベル3は、片側に複数の単語を選択できるコロケーションです。 例えば、名詞 a need(必要性)は、have a need、feel a need、experience a need のような複数の動詞が選択可能です。ニュアンスは若干違いますが、意味は「必要性がある」に近いです。

レベル4は、語句の前後に複数の単語を選択できるコロケーションです。 例えば、動詞 get(得る)、have(持つ)、receive(受け取る)に対して、目的語は、lesson(レッスン)、tuition(授業)、instruction(指導)などの複数の候補が選択できます。 ・get a lesson(教えを学ぶ) ・have a tuition(授業を受ける) ・receive instruction(教育を受ける) レベル4のコロケーションは制約が低く、単語を入れ替えることで、無数の英文を算出できます。 ライティング時に間違いやすいので、注意が必要です。

コロケーションについての知識5:英文の読解力が早くなる

コロケーションを覚えると英文の読解力が早くなります。 コロケーションを知らないと、単語を一つずつ見て意味を考えていかないといけません。 その単語の意味をつなげて、文章の意味を理解します。 しかし、コロケーションを知っていれば、次にくる単語を予測することができます。 また、単語の組み合わせごとに意味を考えるので、読解が早くなります。 よって、たくさんのコロケーションを知っていれば、その分だけ読解を早めることができます。 スムーズに読解ができるようになれば、より理解も深まり、長い英文でも読むことに対してストレスが軽減して、英語をより身近に感じることでしょう。

コロケーションについての知識6:ボキャブラリーの増強になる

コロケーションの学習は、多くの日本人が苦手としているスピーキングとライティングの能力アップに貢献します。 コロケーションの学習によるボキャブラリーが増え、1単語に関連する単語が芋づる式で浮かぶようになるでしょう。 よって文章を、より相性のよい単語同士で組み合わせることで、表現を豊かにすることができ、ボキャブラリーが増えます。 どうしても英単語帳のみで学習すると、1単語に対して1つの和訳だけにフォーカスした学習になるため、スピーキングとライティングでは、表現性が乏しい文章になりがちです。 コロケーションの学習でボキャブラリーを増やすことは、アウトプットの質を向上させることにもつながっていきます。

コロケーションについての知識7:自分専用表現集をつくる

コロケーションは辞書に多く掲載されてはいますが、実はそれはごく一部になり、すべて辞書には載せられないほど膨大な数があります。 また、時代の変化に伴い、あらたに発生するコロケーションもあります。 仮に辞書で調べても、自分が探しているコロケーションが見つからない場合は、自分で英語を読んだり聞いたりして、面倒くさいでしょうが、一つひとつ収集していくしかありません。 そして、「これは使える」と思ったコロケーションを、用意したノートや、あるいはパソコンに保存して、一つひとつ暗記していく方法が一番効果的です。 時間はかかりますが、一歩一歩着実に階段を昇る感じで、正しい表現を覚え、英語をより洗練させていきましょう。

コロケーションについての知識8:工夫して、とにかく暗記する

これまで紹介したようにコロケーションは、単独で単語を暗記しないで、かたまり(フレーズ)で暗記しないといけません。 工夫して暗記する方法として、フラッシュカードなどを使って暗記してみたらいかがでしょう。 フラッシュカードに書くときは、決まり事やルールなんてありません。自分が覚えやすいように、なんでも書いて覚えましょう。 そして、大事なことは、日本語→英語でフラッシュカードに書いて覚えた方が効率がいいです。 また、声に出して復唱することが大切です。 言葉に出すことは、耳からも入り、より深く学習することができます。 言葉を一つひとつ発音するのではなく、一つのフレーズとして復唱して覚えると発音も上達します。

コロケーションについての知識9:隙間時間はアプリを使って学習

日々の忙しい生活のなかで、できるだけ有意義に、生産性を上げて学習したいでしょう。 隙間時間を使って、少しでも学習して英語のレベルを上げたいのならば、アプリを使って学習するのがよい方法です。 コロケーションの用例が詰まっていて、英語の学習ができるアプリはたくさん存在します。 なかには学生向け、社会人向けなど、ターゲットが細分化られたアプリもあります。 自分にあったアプリはどれなのか見極める必要はありますが、通勤時間や休憩時間、約束の待ち合わせのときの時間の有効利用など、ちょっとした時間に学習できるなんて、ありがたいことです。 またそのような貪欲さや高いモチベーションは、英語力を上達するうえでも必要です。

コロケーションについての知識10:検索エンジンが便利

コロケーションを辞書で調べたり、ネイティブに聞いたりして確かめる以外の方法で、簡単にどれが自然な組み合わせなのかを調べるなら、検索エンジンが便利です。 Google で検索するなら、まず英語の Google.com in English に移動して、調べたいキーワードを ” で囲って検索すれば、結果の件数を比較して、どれが自然な組み合わせかを確かめられます。 また、さらに (ワイルドカードの印)を使えば、他のよく使われるいろいろな組み合わせを調べることができます。 とは言っても、ネットの情報なので、注意しないといけないです。必ずしも正しいとは限りません。参考程度にしましょう。

コロケーションの覚え方3つ

何事もそうなのですが、一つのことをなすためには、地道な努力しかありません。 その地道な努力を積み重ねることこそが、目標達成の最短の近道で、ベストな方法です。 どうしても楽で簡単な道を選んでしまうのが人間ですが、そのようなことで目標を達成できることなんてありえません。 コロケーションを学習することにより、ボキャブラリーが増強できます。 その結果、1単語に関連する単語が、芋づる式で思い浮かぶようになります。 そして次のステージでのアウトプットの質を向上させることにもつながります。 ここでは、コロケーションを覚えるために、以下の3つの学習方法をご紹介します。

コロケーションの覚え方1:文脈で覚える

リスニングやリーディングなどインプットする学習のなかで、コロケーションを文脈で覚えていくことが、非常に大切です。 膨大な数のコロケーションを暗記するのは大変ですので、文章の中でどのようにコロケーションが使われているのかを、深く知ることが必要です。 なかでも、動詞と名詞、名詞と名詞、形容詞と名詞など、よく使われる品詞のまとまりに注視することが大事です。 覚える方法としては、先ほどご紹介しましたノートに書き留めたり、フラッシュカードに書いたり、パソコンでエクセルやワードに入力し、保存したデータで暗記したりして、いろいろな工夫をしてコロケーションを文脈で覚えましょう。

コロケーションの覚え方2:フィードバックを受ける

ランディングやスピーキングなどのアウトプットする学習のなかで、コロケーションに関するフィードバックを受けることが大事です。 英会話のスピーキングのレッスン時、間違ったコロケーションを使えば、聞き手側が解釈するときに、違和感を覚えるでしょう。 発音や文法の間違いによって違和感を覚えたのでしょうが、うろ覚えな語句を使っていれば、コロケーションに間違いがあると気が付きます。 ライティングでも同じように、添削指導を受ければ、コロケーションの間違いを指摘されて、修正してもらえるので、フィードバックを受けることは大事です。

コロケーションの覚え方3:辞書を使う

最近の英語辞書は、非常に丁寧に語句を解説しております。 内容も充実しており、コロケーションが数多く記載されています。 また、コロケーション専用の辞書も発売されています。 英語の学習時や普段の生活、あるいはビジネスシーンなどいろいろなシーンで英語を使う人は、ぜひとも1冊所有しておきましょう。 「正しく使われているのか自身がないな」「筋トレしたって、英語でとういったらいいの」「覚えたばかりの単語、どう使ったらいいのかわからない」こんな悩みをお持ちの人は、コロケーション辞書を活用して、表現力の幅を広げることができます。

コロケーションについて詳しくなりましょう

私たちは、英語を学習するとき、どうしても日本語をベースにして考えてしまいます。 当然、日本人ですので、仕方のないことです。 日本語もそうなのですが、英語にも英語特有の表現があります。 日本人は特に英作文を書くときにコロケーションがわからずにかなり戸惑います。 ですから、私たち日本人はこういった表現を地道に覚えないといけません。 単語を知っていても、英語を使いこなせていないと感じる場合は、コロケーションにも注目してみてください。 無数にあるコロケーションを効率的に、そしてたくさん覚えて詳しくなりましょう。

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