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経営企画部の繁忙期はいつ?経営企画の勤務に関する豆知識5選を解説

職種研究

経営企画の業務は「経営のかじ取り」を行う重要な部署です。通常はルーティンな業務が中心ですが繁忙期には経営戦略の立案など経営陣や株主向けの資料作成の業務が重なります。繁忙期と閑散期の波がありますが、上手に乗り越えるには、ちょっとした豆知識も大切です。

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経営企画とは

経営企画とは

経営企画とは、企業が会社経営を行う上での中長期または短期計画の立案、および遂行にあたり最適な経営資源(人・物・金)の配分を行うことです。つまり「経営のかじ取り」を行うところです。 会社の規模が大きくなると、経営企画の機動力の向上はとても重要です。経営陣のサポートや現場の意見を取りまとめるコミュニケーション能力、さまざまなデータを見る分析力など経営戦略上、重要な立場での業務が求められます。

主な仕事の流れ

経営企画の仕事の流れは、経営会議の日程に合わせてのデータ分析、プレゼン資料の作成などが中心です。案件によっては各種調査や競合状況を調べるために外部機関との商談、データ分析しながら経営戦略を立て試案を練ることも必要です。 中長期計画や目標の設定など経営会議での方向性に向かっているかどうかの報告も経営企画の仕事になります。大型のプロジャクトの準備や繁忙期が重なると、大変忙しい仕事の流れになることもあります。

経営企画の繁忙期3つ

経営企画の繁忙期3つ

経営企画の繁忙期は大きく分けると、月次業務と年次業務の二つに分けられます。月次業務は業務性質上のチェック項目を確認するところから始まります。 月次の締めが問題なければ経営数値の洗い出し、自社専用のデータ分析資料の作成など経営会議に向けた資料作りが始まります。 繁忙期は、ここに四半期ごとの年次業務が重なり、3ヵ月に一度は繁忙期となりますが、ほとんどがルーティン化されているのが現状です。

経営企画の繁忙期1:中期経営計画立案時期

経営企画の繁忙期として中期経営計画を立案する時期があげられます。この時期は会社全体にピリピリ感が強くなりがちですが、それは資家向けに中期経営計画を発表する必要があるからです。 投資家向けの中長期計画は、自社が現在~3年後にかけてのビジョンを明確に説明する必要があり、投資家の皆様は中期経営計画をもとに投資の判断材料とするため、ここでのパフォーマンスが会社の行く末を左右すると言っても過言ではありません。

経営企画の繁忙期2:予算案作成時期

経営企画の繁忙期2:予算案作成時期

経営企画の繁忙期はいくつかありますが、予算案作成時に激務となることは避けて通れないでしょう。 予算案とは将来における収入や支出の計画のことですが、経営企画の業務として、この予算計画には、根拠があり調和がとれているものなのか重要な指標となります。 また、経理会計として表現した場合に根拠あるものなのか、経営陣・投資家・従業員・マスメディアに対して妥当なものなのか、しっかりと見極める必要があります。

経営企画の繁忙期3:決算期

経営企画の繁忙期のなかでも、決算期は会社全体で激務になるように、経営企画も年次業務が追加となるため忙しくなります。 経営企画では経営陣向けの重要資料を作成する必要がありますが、決算が締まらないうちは資料の作成ができません。しかし経営陣や投資家向けの資料は期限が迫っており猶予期間が短いのが現状です。 会社の将来を担う仕事のため、プレッシャーがかかることもありますが、乗り越える必要がある業務となります。

経営企画の勤務に関する豆知識5選

経営企画の勤務に関する豆知識5選

経営企画の仕事は、経営陣に近く会社経営に深くかかわるポジションであるため、管理者や経営者としての目線が大切なことは承知のとおりです。 しかし経営企画は、会社のかじ取りを行う業務も担っているため、末端で働く人の気持ちをしっかり理解する必要があります。経営陣と現場の気持ちの両面を理解することで、繁忙期での会社の問題点や発展するために何が必要なのか、まとめて行くことも大切なことでしょう。

経営企画の勤務に関する豆知識1:残業時間は平均30時間

経営企画の残業時間は、繁忙期を除くと月平均20~30時間程度になることがあるでしょう。これはネット上で見れるさまざまな職種、例えば一般事務や総務、経理、品質管理など約100種のなかの職種のなかでも50位前後の残業時間となります。 多くもなければ少なくもないと言ったところです。経営企画の仕事は性質上、経営数値の分析や経営戦略の立案など、深く考えることが求められる部署ですから無限に時間が欲しいのが現状でしょう。

経営企画の勤務に関する豆知識2:繁忙期の残業時間は平均60時間

経営企画の勤務に関する豆知識2:繁忙期の残業時間は平均60時間

経営企画の繁忙期には、残業時間は60時間程度になるでしょう。経営企画の繁忙期には、中期経営計画の立案、予算案作成、経営会議に向けた資料作りなど、さまざまな業務が重なることで忙しくなります。 また、作成した資料が再作成になることや、経営陣からの急な依頼、会議や打ち合わせ以外にも納期が迫る資料作りなど、会社経営に近い立場のため、次々にタスクが生まれるので残業をしているという感覚さえ忘れてしまいがちです。

経営企画の勤務に関する豆知識3:休日出勤は多い

経営企画の休日出勤は、あっても月に1回程度です。経営会議や株主総会など、どうしても間に合わせなければいけない時は、休日であっても完成させなければなりません。少なからずとはいえ、休日出勤があることは心得ておきましょう。 基本的に経営企画部門の休日は土日祝日ですので、休日出勤後は代休で対応するのが一般的です。小売業やサービス業など土日が繁忙期の業態であっても、経営企画は土日祝日休みが基本となります。

経営企画の勤務に関する豆知識4:閑散期もある

経営企画の勤務に関する豆知識4:閑散期もある

経営企画の業務には、繁忙期は激務となることが多いですが、繁忙期を乗り越えると閑散期となり仕事量が少なくなります。ここでの仕事量というのは、締め切りが迫ったものが少なくなるというだけで、仕事自体は無限に存在します。 仕事に慣れてくれば、繁忙期と閑散期の波がある程度予測できるようになりますので、仕事量を自分で調整しフレックスタイムや有休を使い、大型連休を取ったりリフレッシュすることも可能になります。

経営企画の勤務に関する豆知識5:仕事は基本持ち帰れない

経営企画の業務を持ち帰ることは、基本的に禁止とされています。経営企画の仕事は社外秘とされていることが多く、データがライバル企業に漏れてしまったり、個人情報の漏えいに繋がることも考えられるためです。 そのため電車内で作業したり、カフェなどの人目につくところで作業するのもNGです。自宅で作業することもなくはないですが、内容については家族にも話すこともNGとしていますので、持ち帰らないのが基本となります。

経営企画で必要とされるスキル3つ

経営企画の業務には、経営陣や株主、各事業部の責任者やマスメディア対応など、経営者に代わって多種多様の業務をこなす必要があります。マルチタスク力というスキルが最も重要とされ、プロフェッショナルな人材が求められています。 経営企画はビジネスパーソンとしても高いパフォーマンスが求められるポジションで、大変やりがいがあります。繁忙期を乗り越え満足いく成果が出た時には、大きな手ごたえを感じられるでしょう。

経営企画で必要とされるスキル1:データ分析スキル

中長期計画を立てた時には、それぞれ数字に落とし込んで全体を客観的に見て行くことが大切です。経営数字によく使われる損益計算書などのPL、BS、CFの帳票をしっかり見れるということはスキルとして必須条件となります。 また、自社に合った専用のデータ分析資料を作ることも大切です。さまざまな視点から見た分析によりマーケットで競争力があるかどうかの判断を、経営陣に促し方向性を決める判断材料にするためです。

経営企画で必要とされるスキル2:論理的思考

経営企画で必要とされるスキル2:論理的思考

論理的思考とは、物事の道理や道筋に沿って思考を巡らせ結論を導いたり、理詰めで物事を考え、根拠にもとずく思考をすることです。 論理的思考は経営企画に最も必要とされる能力のひとつとされ、現在会社の置かれている状況を的確に把握し、因果関係を分析・整理し順序立てて考えることも必要とされます。 的確な分析というのは、正確な情報をいかに早く入手するかが大切です。常にアンテナを張る情報収集力も問われる業務です。

経営企画で必要とされるスキル3:コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、働く人の気持ちをくみ取り、お互いの意思疎通をスムーズにできる能力のことです。経営企画の業務は経営目標や計画を立てるだけではなく、どのように計画を実現させるかが大切な役割となります。 業務を遂行していくためには現場と経営陣の間に入り、経営計画の意図を的確に理解してもらわなければいけません。繁忙期には会社全体の調整を行うなど、コミュニケーション能力は経営企画に必要となります。

経営企画の繁忙期や勤務状況について知ろう

経営企画の繁忙期や勤務状況について知ろう

経営企画の業務には残業や休日出勤はゼロではないことは心得ておきましょう。繁忙期には打ち合わせや会議などで激務が続くことがありますが、通常のルーティンに戻れば閑散期が訪れ、自分のペースを取り戻すことができるようになります。 年間を通じて業務の流れを体感すれば、仕事の勘どころも掴むことができるでしょうし、フレックス勤務や有休を上手に使うことで、仕事と休暇を使った充実した日々を送ることも可能となります。

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