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【業界研究】時計業界の現状・動向・課題について

更新日:2022年09月13日

就活の業界・企業研究

これまでの時計業界は、バブルが崩壊した時期から長引く平成の不況の煽りを受けて売上は下がり、業界規模は少しずつ縮小していました。しかし、アベノミクスなどの経済政策や海外からのインバウンド施策が功を奏し、2015年には売上が上昇し、更に経常利益ベースで見ると過去最高の利益ベースを更新するまでになっています。

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時計業界の現状

これまでの時計業界は、バブルが崩壊した時期から長引く平成の不況の煽りを受けて売上は下がり、業界規模は少しずつ縮小していました。しかし、アベノミクスなどの経済政策や海外からのインバウンド施策が功を奏し、2015年には売上が上昇し、更に経常利益ベースで見ると過去最高の利益ベースを更新するまでになっています。

日本のメーカーは一貫して高品質・高機能・低価格という路線がを打ち出して製造販売をしています。その哲学が消費者や世界のユーザーに受けて、業績を回復させるまでになり、日本のものづくりの底力を見せつけた業界と言えます。

時計業界の新たな転換期と言える2015年の需要を紐解いてみると、富裕層と海外からのインバウンドの 2 つのセクターが売上貢献に寄与したことが分かっています。富裕層を百貨店に誘うプロモーションや、景気回復による会社員のボーナス増加などの要因によって、これまで財布の紐が堅かった平均的な所得の消費者にも購買意欲が旺盛になったことが一因として考えられています。停滞ムードだった2014 年からわずか1年で売上は大きく拡大して、状況が好転しました。

しかしながら、海外からのインバウンドは一服感があり、今後大きく拡大することは見込めないため、以前の市況に逆戻りする恐れもありますが、この好循環を継続させるべくスポーツウォッチなどの新しいニーズを時計業界は切り開いていこうとしています。

現状1:基本情報

時計のような精巧な精密機械は、一朝一夕に作れるものではなく、熟練の技術者によって支えられているため、他の業界と比較すると平均年齢は高めになっています。時計業界の平均勤続年数は18.5年です。この数字も他業界と比較すると長く、一人一人の労働者が技術を極めるべく、長い期間この業界一筋で仕事に携わっていることが分かります。

時計業界の平均年収は725万円です。市場自体はニッチで小さく、労働者の平均年齢が高いことも理由ではありますが、労働者数に対する高い売上と十分な利益が出ていることから、高い給料がもらえる業界になっています。

時計業界の仕事は、大きく2分されます。メーカーになるので、工場の現場で時計を作る職人としての仕事と、それをプロモーションしたり販売する役割の仕事です。メーカーはどうしても製造現場の職人が花形であったりしますが、ブランド系の商材はそれを販売したり、ブランディングをするマーケティングの人も非常に重要な役割を担っています。

就活生の人は、ご自身がものづくりの現場に携わりたいのか、それをプロモーションして、多くの人に使ってもらいたいのか、選択する必要があります。

引用元:業界動向SEARCH.COM

現状2:業界シェア上位3位

時計業界のシェアランキンを以下に掲げます。 1位:カシオ計算機(売上高:3,217億円  シェア率:33.0%) 2位:シチズンホールディングス(売上高:3,099億円  シェア率:31.8%) 3位:セイコーホールディングス(売上高:3,082億円  シェア率:31.7%) 4位:リズム時計工業(売上高:339億円  シェア率:3.5%)

このを見ての通り、日本の時計業界はカシオ計算機、シチズンホールディングス、セイコーホールディングスの3社で90%以上のシェアを占めているという状況になっています。この3社は各々が独自の強みを活かした時計作りをし、プロモーションを展開しています。

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