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更新日:2024年08月24日
面接で短所を聞かれたときの正しい回答の方法は、「具体的なエピソードを語りながら、対処の方法も交えて、プラスの面も付け加えて答える」ということです。
というのも、いかにも心配性だという外見の人が短所として「心配性」を挙げた場合、面接官は「やっぱり」と思うだけですが、見た目が大胆そうな人が「心配性」といったときには「意外」という印象を抱いて、そこから話に興味を抱いてくることもあります。その場合、短所を答えているのに逆にアピールするチャンスが訪れたことになります。
できるだけチャンスを広げる意味でも、自分が他人から見てどのようなイメージを抱かれる外見なのか、改めて確認してみてもよいでしょう。
面接では定番といってもいい「短所はなんですか」という質問ですが、なぜ面接官は「長所」だけではなく「短所」についての質問を行うのでしょうか。
「長所はなんですか」という質問に比べると「短所はなんですか」という質問はやはり答えにくいものです。自分の長所、つまり自分が自慢出来たり、自信があったりすることについては大きな声ではきはきと答えられるものですが、短所というのは自分の自信がないことや、恥ずかしいことであったりするため、元気よく答えるのもどこかおかしなものです。
面接官が知りたいのは、実は「短所がなにか」ということではありません。面接官が知りたいのは「答えにくい質問に対してどんな答え方をするか」ということです。ビジネスの現場では、答えにくいことや、相手が喜ばないであろうことを口にしなければいけないことも多々あります。
もしあなたがそういう局面に立たされた場合、どのように反応するのか、答えにくいことでも相手に興味を抱かせるように答えられるのか、そういった臨機応変な対応力があるのかどうかということが、実は面接官が一番知りたいことなのです。
短所というのは自分でもなかなか目を向けたくない部分ですが、「短所はなんですか」という質問をすることで、面接官は、 「自分のことを客観的に分析できているかどうか」 「自分が見たくない部分についてもしっかり考えることができるかどうか」 を知ろうとしています。「長所はなにか」という質問と同じく、短所はなにかということもきちんと自己分析ができていればスムーズに答えられるもの。
もしそこで初めて自分の短所について考えるような答え方をすると、まだまだ自己分析が不足していると判断されてしまいます。
そういう意味では、実は「短所はなんですか」という質問は、面接官へのアピールを行うための大チャンスということもできます。きちんと準備とリハーサルなどを行って、しっかり自分のアピールを行うようにしましょう。
記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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