IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

失念の意味と例文5つ・「忘れていた」の敬語が失念

更新日:2024年08月19日

敬語表現

「失念」という言葉の正しい意味や使い方をご存知でしょうか。主にビジネスシーンで使われる言葉ですが、使い方を間違えると大変失礼な表現になってしまいます。この記事では「失念」の意味や使い方、使い方の例文や注意点を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

例文1:「失念しておりました」

「Aさんとの面談時間調整を失念しておりました。大変申し訳ありません」

例文2:「失念いたしました」

「申し訳ございません。ログインに必要なパスワードを失念いたしました」

例文3:「失念してしまいました」

「B様へ約束時間をお伝えすることを、失念してしまいました」

例文4:「失念する」

「この度は大変ご迷惑をおかけしました。今後は報告を失念することのないよう十分注意します」

例文5:「失念しました」

「会議時間の変更連絡を失念しました。私の不手際で申し訳ありません」

失念を多用するのは避ける

「失念」を使う際に注意すべきことは、多用を避けることです。以下でその理由を説明します。

多用しすぎると信頼を失う

失念を多用しすぎると、相手の信用を失ってしまいます。ミスが多く口先だけの人、失敗が多い人という印象をもたれてしまうからです。 いくら謙譲語を使って丁寧に表現しても、ミスをしたという事実が無くなるわけではありませんので、重々注意しましょう。

正しい意味で失念を使おう

「失念」の使い方をご紹介してきました。 ビジネスシーンでも「うっかりしておりました」という表現を耳にすることがありますが、自身のミスをリカバーする時こそ、真のビジネススキル力が問われます。上手にミスをリカバーするためにも、「失念」を正しい意味で適切に使えるようになりましょう。

失念の関連記事はこちら!

次のページ:正しい敬語を使いこなしたい方はコチラ!
初回公開日:2016年12月07日

記載されている内容は2016年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング