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失念の意味と例文5つ・「忘れていた」の敬語が失念

更新日:2022年11月15日

敬語表現

「失念」という言葉の正しい意味や使い方をご存知でしょうか。主にビジネスシーンで使われる言葉ですが、使い方を間違えると大変失礼な表現になってしまいます。この記事では「失念」の意味や使い方、使い方の例文や注意点を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

失念の意味

「失念」の意味は、ぼんやりしていて忘れてしまうことです。「忘れる」といっても「物を置き忘れる」という意味では使うことはできませんので注意しましょう。 コトバンクでは次のように定義されています。

しつ‐ねん【失念】 出典:デジタル大辞泉 [名](スル) 1 うっかり忘れること。ど忘れ。物忘れ。「約束を―して失礼しました」

失念は「忘れていた」の敬語表現

「失念」は「忘れる」や「忘れていた」の謙譲語です。 謙譲語とは、自分の行いなどをへりくだって表現することで、相手の立場を高める敬語表現です。

失念は謙譲語なので主語は「私」

謙譲語は自分の行いなどをへりくだって表現する言葉なので、「失念」をする人は一人称である「私」です。 それでは、社長があることうっかり忘れてしまった場合、どのように敬語表現をすればいいでしょうか。

「社長が失念する」は間違い

「失念」の主語は「私」であるため、「社長が失念する」という表現は間違いです。 この場合は、「社長が〇〇をお忘れになった」といった尊敬語で表現しましょう。

「失念」を使う場面

ここからは「失念」が使われる場面を確認していきましょう。

何かをうっかり忘れていたときに使う

「失念」の基本的な意味通り、何かをうっかり忘れていた時に使います。例えば次のようなシーンです。 ・取引先へ連絡するよう上司に指示されていたのに、忘れていた ・メールを送信する際に、上司をCCに追加することを忘れていた。

ビジネスの場面でよく使う

「失念」が「謙譲語」であることからもわかる通り、「失念」はビジネスの場面でよく使われます。ビジネスシーンでは、「うっかり忘れてしまいました」と伝えてしまっては信用を失います。そのため、謝罪のニュアンスも込めて「失念」が使用されます。

失念を使った例文5つ

ここからは「失念」を使った例文を5つ紹介します。

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初回公開日:2016年12月07日

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