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更新日:2024年08月19日
「失念」という言葉の正しい意味や使い方をご存知でしょうか。主にビジネスシーンで使われる言葉ですが、使い方を間違えると大変失礼な表現になってしまいます。この記事では「失念」の意味や使い方、使い方の例文や注意点を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
「失念」の意味は、ぼんやりしていて忘れてしまうことです。「忘れる」といっても「物を置き忘れる」という意味では使うことはできませんので注意しましょう。 コトバンクでは次のように定義されています。
しつ‐ねん【失念】 出典:デジタル大辞泉 [名](スル) 1 うっかり忘れること。ど忘れ。物忘れ。「約束を―して失礼しました」
「失念」は「忘れる」や「忘れていた」の謙譲語です。 謙譲語とは、自分の行いなどをへりくだって表現することで、相手の立場を高める敬語表現です。
謙譲語は自分の行いなどをへりくだって表現する言葉なので、「失念」をする人は一人称である「私」です。 それでは、社長があることうっかり忘れてしまった場合、どのように敬語表現をすればいいでしょうか。
「失念」の主語は「私」であるため、「社長が失念する」という表現は間違いです。 この場合は、「社長が〇〇をお忘れになった」といった尊敬語で表現しましょう。
ここからは「失念」が使われる場面を確認していきましょう。
「失念」の基本的な意味通り、何かをうっかり忘れていた時に使います。例えば次のようなシーンです。 ・取引先へ連絡するよう上司に指示されていたのに、忘れていた ・メールを送信する際に、上司をCCに追加することを忘れていた。
「失念」が「謙譲語」であることからもわかる通り、「失念」はビジネスの場面でよく使われます。ビジネスシーンでは、「うっかり忘れてしまいました」と伝えてしまっては信用を失います。そのため、謝罪のニュアンスも込めて「失念」が使用されます。
ここからは「失念」を使った例文を5つ紹介します。
記載されている内容は2016年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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