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証券業界研究|「現状」「今後の動向・将来性」を知ろう

業界・企業研究

今回は「証券業界」に注目して、現状や動向、将来性などについて、まとめました。現状と課題、そしてこれからの流れを知ることで、業界選び、そして企業選びに役立ちます。証券業界への就職をしている方や、業界研究をしているという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

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証券業界企業研究:現状

まずは、証券業界が今、どのような状況なのか、現状を見ていきましょう。基本情報や業界シェアについて、ご紹介していきます。

証券業界の現状:基本情報

以下は、平成25年~平成26年の証券業界のデータを元にした情報です。 •市場規模:3兆9006憶円 •労働者数:7551人 •平均年齢:40.6歳 •平均勤続年数:9.3年 •平均年収:761万円 引用元:「業界動向SEARCH.com(※1)」 証券業界の基本情報の中で、印象的なのは労働者数の少なさと、平均年収の高さです。 証券業界の市場規模は、他の業界と比較すると、標準~やや大きいと言える規模です。しかし、労働者数は他の業界と比較して、やや少なめ。少数精鋭が業界を支えている印象を受けます。 また、業界や職種に関係なく統計された労働者の平均年収は、440万円とされています(※2)。この金額を一般的な年収の標準的金額と考えた場合、証券業界の761万円という平均年収は、300万円以上も上回っています。充分な高額年収と言えるでしょう。

証券業界の現状:業界シェア

続いて、証券業界の市場が、どのような内訳となっているのか、業界シェアを見ていきます。以下は、平成25年~平成26年の各企業の売上高を元にしたランキングです。 •業界シェア1位:野村ホールディングス •業界シェア2位:大和証券グループ本社 •業界シェア3位:三菱UFJ証券ホールディングス 引用元:「業界動向SEARCH.com(※1)」 業界シェア1位は、野村ホールディングスです。売上高は1兆8318憶円、シェア率は47.0%。なんと、業界全体の市場規模の約半分を占めていることになっています。証券業界の市場は、野村ホールディングスの独壇場と言ってっも、過言ではありません。 続いて、シェア率16.5%・売上高6428憶円で2位は、大和証券グループ本社。1位の野村ホールディングスにはかなりの差があります。 業界シェア3位は、三菱UFJ証券ホールディングスです。業界シェアは12.5%、売上高は4877憶円でした。2位と少し差があり、4位のSBIホールディングスの業績が売上高2328憶円・シェア率6.0%であることを考えると、3位と4位との業績差には大きな開きがあります。

証券業界研究:動向

次に見ていくのは、証券業界の動向です。刻々と変化していく社会情勢や景気。証券業界にもまた、さまざまな変化が訪れています。現在抱えている課題や業界規模の推移などを見て、最終的には将来性について考察していきます。

証券業界の現状:課題

証券業界が現在抱えている課題について見ていきます。どのような問題があり、どう解決していくべきか考えることで、証券業界の将来性などが見えてくるのではないでしょうか? 証券業界の課題1:語学力のある人材の育成・確保 証券業界の中でも、アンダーライダーやM&Aなどの分野では、海外の企業などと取引をする機会が多くなります。自社の証券や製品の魅力をアピールし、より優位に取引を進めていく為には、高い語学力が求められます。グローバル社会となった今、どの業界でも語学力が求められるようになりつつありますが、証券業界では特にその傾向が強く、語学力の高い人材に育成や確保に力を注いでいます。 証券業界の課題2:インターネットによる情報提供の強化 現在の証券業界の大きな課題として、顧客対応力の強化があげられます。特に、インターネットによる情報提供の強化は重視されており、インターネットを利用した情報提供の方法や環境作りの工夫が求められています。 証券業界の課題3:再編 近年の証券業界では、国内外で企業の再編が進んでいます。その結果、大手銀行の系列に入ることもあり、メガバンクは、証券業界でも存在感を増しています。各企業の事業の見直しや再編の流れは、今後も続くと見られており、再編や統合、事業の見直しに成功した企業が、今後も生き残っていくと見られています。(※1)

証券業界の現状:市場動向

続いて、証券業界の市場動向を追っていきます。業界規模の推移から、近年の証券業界について見ていき、最終的には将来性について考察していきます。 証券業界の市場動向:業界規模の推移 以下は、証券業界の平成17年~平成25年の業界規模をあらわしているグラフです。

引用元:「業界動向SEARCH.com(※1)」 平成17年~平成18年にかけて、証券業界の業界規模は順調に成長していましたが、平成19年になると、減少傾向に転じます。そして、平成20年には、業界規模は大幅に減少し、平成17年~平成25年の9年間の中でも、最も落ち込んでいます。この流れの原因としては、平成20年のリーマンショックの影響が大きかった為と見られています。その後も、平成21年には回復を見せたものの、平成22年には再び業界規模は減少しており、業界規模の推移はなかなか安定しません。 証券業界の業界規模が回復規模の転じて安定したのは、平成23年でした。平成24年になると、リーマンショックで落ち込む前の水準とほぼ同じくらいにまで、回復します。翌年の平成25年も、順調に業界規模は増加しており、現在の証券業界の業界規模の推移は、比較的安定していると言えそうです。 証券業界の現状:将来性 続いて、これまで見てきた現状や動向、業界規模の推移などから、証券業界の将来性について考察していきます。 現在、証券業界企業の間では、再編や統合が進んでいます。各企業がメガバンクと呼ばれる大手の銀行と提携し、経営力などを強めています。 今後は、再編の波に乗り、上手く経営統合や見直しなどに成功した企業が生き残っていくと考えられます。既に再編を進めている企業は、これから再編などを行って経営力を強めてくる競合他社に対して、どのようにリードを保っていくか。反対にこれから再編を進める企業は、既に再編をして経営力を強化した競合に対して、どのように食いついていくか。その方法を考え、いかに実行していくかが、証券業界企業の、そして証券業界全体の成長を握る鍵と考えられそうです。

証券業界研究:業界研究本

最後に、証券業界についてもっと深く学びたい!という方に向けて、おすすめの業界研究本をご紹介していきます。

1.図解 最新株・証券用語がよ~くわかる本[第4版]

株や証券の基本知識・基本用語が学べる書籍です。業界研究や就職活動をする上で、知っておきたい用語などがこれ1冊で学べるので、おすすめですよ。

2.図解入門業界研究最新証券業界の動向とカラクリがよ~くわかる本[第3版]

業界研究の定番とも言えるシリーズの、証券業界版です。上記の書籍が用語や知識に特化したものであるのに対し、こちらは業界全体の仕組みやシステムを学べる内容となっています。

3.未来をつくる仕事がここにある 証券会社図鑑

世にも珍しい、証券業界企業の図鑑です。子供から大人まで読める内容となっているので、証券業界企業の特徴や動向について、楽しく学ぶことができます。

最新の内定者エントリーシートをダウンロード

業界の勉強だけでなく、その業界で実際に内定を獲得した先輩のエントリーシートを見ることで、自分のアピールポイントは何か、自分はその業界に向いているのかが見えてきます。 内定獲得者のエントリシートをまとめて下に用意しました。ここでしか手に入らない就活情報で、ライバルに差を付けましょう。無料でダウンロードできます。

終わりに

いかがでしたでしょうか?今回は、証券業界の現状や動向、将来性についてご紹介しました。 就職活動において、情報は時として強力な武器となります。これからも業界研究を続けて、収集した情報を上手く活用し、就職活動をスムーズに進めていって下さいね! 業界の動向・課題と合わせて、各企業のランキングから、優先順位を付けて、それぞれの企業の研究を行っていきましょう。こちらの記事がおすすめです。

参考資料・引用元
※1「業界動向SEARCH.com
※2「DODA 平均年収ランキング2015

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