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までの意味と使い方の例文|日まで・法律/期間・含む範囲

更新日:2022年07月11日

言葉の意味

皆さんこんにちは、今回は「まで」の意味と使い方の例文と題して、「まで」という言葉の正確な意味合いや用法、またさまざまな分野で扱われる「まで」の用例についてご紹介します。日常用語でも多く使われる「まで」の用法を、ぜひ「お役立ち情報」にピックアップしてください。

「まで」という言葉について

「まで」という言葉は日常語としてもよく使われますが、この言葉は「特定の到達点や限度を示す言葉」として認められ、「時間の経過や空間的な移動、またその行動における状態や思考が継続する範囲、動作の範囲」など、その経過や力が及ぶ範囲を指す言葉として認識されます。 ・この日まで ・この場所まで ・わたしの力が及ぶまで(力が及ぶ範囲まで) このように「特定の時間的・空間的な地点や程度」を相手に伝える際に使われ、「その間で何かをする・何かを叶えることができる」という意味合いで用いられます。

「まで」という言葉の意味

先述のように「まで」という言葉は「時間的・空間的・行動的な範囲」を示す言葉として認められ、日常用語としては実に多くの分野において使い分けられています。この「まで」の意味合いには先でご紹介したように「少なくとも3種類以上の使い分け(用途)」があるため、文中や会話中で登場した「まで」という言葉が具体的に何を指しているかを知る必要があります。 言葉の意味を把握する際はどんな言葉でもそうですが、「その言葉の用途」について先に知っておく必要があり、その用途にしたがってそれぞれの言葉の働きを熟知することが大切です。さらに「まで」という言葉の意味には「境界」を示す内容も認められるため、上記の「時間的・空間的・行動的な範囲」とは別に「○○までもない」などの言い方もされます。

期間を表す「まで」

一般的に「○○までに」などの言い方がされる場合は、「○○をするための期日・期間」を示す場合がほとんどで、「30日までにこれをしてください」や「明日までにこれを終えてください」などといった締め切りを想わす表現がメインになります。 ・この原稿を15日までに仕上げてください。 ・レポートは10日までに提出してください。 ・昨日までのことをあまり覚えていません。 ・午後までに仕事を終えます。 ・月末までに約束を守ってください。 このように「何かをする期間」を指して「まで」という言葉が使われ、この場合は「時間軸を基準とした範囲」を示す意味合いで「まで」が使われることになります。

程度を表す「まで」

程度を表す「まで」の使用法についても、もう皆さんは日常から何度も使われていることでしょうが、この場合の「まで」の働きは「境界線を示すこと」をメインに取り上げ、「○○まで、でお願いします」などと「それ以上は必要ない旨」を伝える表現となります。 この境界を示す「まで」の意味合いや使用法については後述しますが、「それが一定基準を超えて必要かどうか」ということを顕著に示す表現ともなり、「まで」という言葉で形容する対象が物であったり時間であったり、また人間であったりする場合も出てきます。 ・この水はこの線まで入れてください。 ・川の水がもうここまで来ています。 ・雨が昨日まで降っていました。 ・この額まで払っていただければかまいません。 ・わたしまでご連絡ください。 このように「まで」の対象となる言葉はいくらでもあり、その対象は物であったり時間であったり、人間であったりします。

「まで」という言葉は日本でも実に古くから使われている言葉で、一般的に副助詞や、「詣(もう)で」という動詞の未然形・連用形が変化した言葉としても知られています。 一般的に古典で扱われている「まで」の働きには、「範囲・限度を示す」、「添加する動作や経過」、「程度」、「強調表現や感動表現を示す」などの意味合いがあり、それぞれの用途によって使い分けられています。 ・夜ふくるまで酒飲み(伊勢物語・範囲) ・童(わらは)まで酔(ゑ)ひ痴(し)れて(土佐日記・添加) ・かしがましきまでぞ鳴く(枕草子・程度) ・人形はそのまま人ぢゃまで(瓜盗人・強調) このように使い分けられ、それぞれの文脈において「まで」の働きがいろいろな形で文意に働きかけています。

漢字で書くと「迄」

「まで」という言葉を感じで書くと「迄」となります。この「迄」という字は日常用語としてはあまり使われることはなく、一般的には古典資料や法律用教材、また特定の小説やポエムなどで取り上げられて使用される場合が多いです。

法律で扱われる「まで」の意味

法律用語として使われる「まで」という言葉には、主に「程度・範囲」を強調する意味合いが多く、「第○条から第○条の項まで」などと、その法律の適用を示す(適用の効果がある)範囲や程度について公示する姿勢で使われます。 現在までは特に「乃至」という表記でこの「まで」という範囲や程度が示される場合がありましたが、この「乃至」という表記は常用漢字としては珍しいものとしてあるため、「ないし」という言い方で示される場合が多いです。 この「ないし」という言葉の意味は英語で言うところの「or(および、あるいは)」という意味と同義であり、法律用語としても同じく「および」の意味合いで使われます。この「ないし」という言葉が使われる際に「まで」もセットで使われる場合が多く、「○条から○条まで、ないし○条の第○項については」などと言われます。

方言で使われる「まで」の意味

この「まで」という言葉は、ご紹介しました本来の意味合いとは関係なく、日本各地の方言としても使われています。主に、北海道、岩手県、福島県、宮城県、長野県、茨城県、千葉県で使われており、北海道・福島県・長野県・茨城県での「まで」は「丁寧に○○すること」を示し、岩手県では「真面目に」、千葉県では「○○してしまうこと」を示します。 ・重要な仕事はまでにしなければならない(丁寧にしなければならない)。 ・いつでもまでに働いている(真面目に働いている)。 ・倉庫にまでどげ(倉庫にしまっておけ)。 このように使い分けられ、同じ「まで」という表現でも地方によっては全く別の意味合いをもって相手に伝えられます。

「まで」の使い方と例文

「まで」という言葉は「時間的・空間的・行動的な範囲」という意味合いとは別に、「○○は必要だが、○○は必要ではない」という境界線を表す背景があります。 ・そんなことは考えるまでもない。(考える必要もない) ・わたしが出るまでもない。(出る必要はない) ・それがないまでも、課題に取り組まなければならない。(ないばかりでなく) 「までもない・までもなく」などの表現では「それ以上のことはない・必要ない」という否定的な内容の表現になるので、「まで」の基本的な意味合いには「程度・基準・境界」のニュアンスが含まれていると言えます。

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初回公開日:2018年03月08日

記載されている内容は2018年03月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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