IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「センス」の意味と使い方・英語訳・シックスセンスとは何か

言葉の意味

皆さんこんにちは、今回は「センス」の意味と使い方・英語訳・シックスセンスとは何かと題して、「センス」という言葉の正確な意味やその用法、またさまざまな分野で扱われる「センス」の多角的な用例についてご紹介します。ぜひ「お役立ち情報」にインプットしてみてください。

更新日時:

「センス」の意味

「センス」の意味

「センス」という言葉の意味は「物事をはじめ、特定の対象への微妙な印象や感動を受け取る鋭さや、その心の動き」を言い、基本的な意味合いでは「物事を深く味わい、その微妙かつ深い意味合いや感覚を受け取る心的能力」を指します。 よく「センスがある・ない」という形で表現されますが、この場合も「特定の対象やできごとから微妙な感覚に気づけるかどうか」が問われ、その際の心の動きや能力を、他の人と比べられた上で評価する言葉になります。

物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き

物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き

「センス」という言葉の最も基本的な意味合いはこの「物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働き」を指し、特にその特定の物事への関心力や精通する能力について問われ、その能力が他人と比べて高いことが認められると「センスがある」となります。 つまり1つの対象を見ることで、その「対象から受ける感動や想像力が高いこと」をまず指摘され、その感動・想像力をもって、次に独自の創作物や技術に生かせる能力が高いことを指摘されることになります。 たとえばリンゴを上記の対象とした場合に、そのリンゴを見ること・食べることによって、次にその人がどんな独自の創作物やスキルを表現できるか、といった二次的な言動についても評価されることになり、そのできばえへの評価をもって「センスの高低」が問われたりします。

感覚

感覚

英語で「センス」は「sense」と書き、その意味には「感覚」、「検出」、「表出」、「感じ」、「雰囲気」、「情緒」、「念」、「所感」、「知恵」、「理性」、「覚えること」、「覚(さと)り」などと、かなり多くの意味合いを含みます。 このうちでも「感覚」という意味が最も一般的に使われ、特に「人の感性」や「感じ取り方」、また「心の動き」などを引き合いにして、人が物事を見たり感じたりするときの感覚そのものを指してその意味が当てられることが多いです。

センスの意味にある「判断力」

センスの意味にある「判断力」

英語で言う「センス」には「判断力」の意味合いもあり、これは先述の「知恵」や「覚り」、また「理性」などにあてがわれる形で捉えられる意味となり、「物事を見たり感じたりする上で、その物事をどのように捉えるか」といったことへの評価となります。 特定の物事を見た上で、他人と比べて奇抜な発想をし、またその発想をもとに独自の表現物を示した場合などには、この「物事を捉えた上での表現に際する判断力」が問われることになり、その表現物・発想物が人に受容されればされるほど「センスがよい」となることもあります。 しかし基本的に「判断力」というのは、物事を見て、それをどのように捉えるかという「理解力」にとどまる言葉・意味合いであり、「センス」という言葉のうちから「判断力」の意味合いだけをピックアップして解釈する上では、「オリジナルの表現に際するセンス」までは問われない場合が多いでしょう。

センスの意味にある「思慮」

センスの意味にある「思慮」

「思慮」という言葉の意味は、「特定の物事を見たり、その物事について考えたりする上で、いろいろと考えを巡らしたり、注意深く心を働かせてオリジナルの答えを見つけたりすること」を言い、この行動を言葉で表現する場合には「思慮を巡らす」という言い方がされます。 また「思慮」という言葉の意味には「道理に沿うこと」や「理屈にしたがって行動すること」、また「道徳を重んじること」やそれに対する基本的理念を持つことへの配慮もあり、特に思慮のある行動」と言う場合には「道徳や道理に沿って行動すること」を直接的に表現する形容になります。 この「思慮」という言葉・意味合いも「センス(sense)」の意味として認められ、この場合は「情緒」や「感覚」の意味合いよりも「道徳」や「理念」という意味合いの方が強く認められます。

センスの意味にある「良識」

センスの意味にある「良識」

「良識(りょうしき)」という言葉の意味は「バランスよく物事を見て判断し、偏った考え方や裁定をしないこと、常に健全で、理屈に合った判断をすること」を言い、一般的には「優れた判断力や思考力」を表現する言葉になります。 「良識」を含む表現には「良識ある行動」、「良識のある人」、「良識に訴えた裁判」、「相手の良識をうかがう」、「良識を常に携えておく」などと、人の言動について言われる場合が多く、この場合でも「センス」の意味合いにある「理解」や「覚り」という意味が引き合いに出され、その人の常識や道徳的規準について問われる言葉・意味合いになります。

「センス」の使い方と文例

日本語に限らず言葉を覚える際には「実際にその言葉や表現を使って覚えること・学習すること」が大切で、そうすることによって、1つ1つの言葉を「自分の言葉や表現」としていつでも使うことができるようになります。 ・美的センス ・芸術センス ・発想のセンス ・オリジナルのセンス ・特殊なセンス ・服装のセンス ・音楽センス ・選択のセンス ・見極めのセンス ・ファッションセンス ・作曲センス ・作詞センス このように「○○センス」といった形で表現される場合が多く、何らかの行動や言葉と組み合わせる形で「センス」という意味合いが使い分けられます。

文学的なセンスがある

文学的なセンスがある

「文学的なセンスがある・ない」や「芸術に関するセンスがある・ない」という場合に問われる「センス」の意味には、特に「その分野に対するその人自身の能力や奇抜さ」が問われる場合が多く、「どれだけその人がその特定の分野において精通しており、またその実力を他人と比べて抜群に発揮することができるか」という能力の高低が問われます。 「文学的センスがある」という場合は、その人が文学という特定の分野においてまず抜群の能力を発揮でき、さらにその能力によって生み出される表現物や発想が、他人と比べて奇抜でオリジナルのものであることがピックアップされます。 上記への理解を踏まえた上で、「文学的センス」というのは「作家やライターとしての能力があり、その能力によって発揮される表現物が多くの人から感動するもの・他とは違ったものなどと認められること」を指し、その人の実力を大きく認める結果につながります。

センスのよくない服装

「センスのよくない服装」や「センスが悪いファッション」などと言う場合は、一般的に「地味な服装」や「趣のないファッション」、または「誰からも興味を持たれない服装」や「こだわった部分が少しも感じられない格好の悪いファッション」などを指して言われる場合が多いです。 特にこの意味合いの中でも「地味なファッション」を指して言われる場合が多く、その意味をもってすれば単純に「ダサイ服装」や「ウケないファッション」、また「流行しない服装」や「ほとんどこだわりのない、形やバランスの崩れた着こなし」を指して言われる場合が多いでしょう。 またインナー(下着)とアウター(上着)や上下の組み合わせの悪さを指摘されて言われる場合もあり、この場合は「服のセレクトが悪いこと」や「色の組み合わせ、服装の組み合わせにセンスがない」などと言われる場合も多く、服装のセレクトに関するセンスが問われることも多々あります。

バッティングセンス

バッティングセンス

先述でご紹介しました「センス」の意味合いを参考にした上で、「バッティングセンス」というのはまず「他人と違ったバッティング方法を持っていること」が評価され、その上で「他人と比べて抜群のバッティング能力が発揮できること」を指摘して「センスがよい」などと言われます。 しかし単に「バッティングセンス」と言う場合には、「奇抜なバッティングセンスを持つこと」のみに焦点を当てられ、その上で他人よりもよく打つことや、バッティング能力が優れていることを指摘せず、その人独自が持っている「オリジナルのバッティングセンス」だけを評価して言われる場合もあります。

社会人としてのセンスを問われる

社会人としてのセンスを問われる

「社会人としてのセンス」や「社会人として持つべきセンス」などと言われる場合は、「センス」が持つ本来の意味にある「道理に沿った物の考え方」や「常識的な行動」、また「理屈に沿って行動し、他人に対して迷惑をかけない言動を常にすること」などと、主にマナーに関する意味合いで使われる場合が多いです。 逆に「社会人としてのセンスがない」という例を言えば、「道徳的な行動ができず、反社会的な言動を常に働き、他人に迷惑ばかりかけている軽はずみな行動を取る人」が指摘され、「マナーが悪い人」の代名詞として「センス」の意味合いが使われることになります。 「社会人としてのセンス」というのはこのように、社会に出てから身につけるべきマナーをしっかり持ち、そのマナーにしたがって行動ができる人について評価する言葉で、社会人であれば誰でも問われる常識的な評価として認められます。

ユーモアのセンスがある

一般的に「ユーモアのセンスがある」と言う場合は、「面白い人」や「他人が気づかないギャグをすぐに考えつける人」、また「奇抜な発想によって人を笑わせる人」や「奥行や内容の深いユーモアやギャグを常に表現できる人」のことを指して言われます。 特に芸人をはじめ、さまざまな分野で活躍する人の言動を見る上で、「人が考えつかないジョークやギャグ」、また「発想豊かな面白いことを次々と表現できる人」のことについて「ユーモアがある、ユーモアのセンスがある」などと言われ、どの場合でもこのように言われることはプラスのイメージとして認められます。 「ユーモア」の意味は基本的に「おかしみ、滑稽」のことを言い、その意味合いから派生する形で「人と共有できる面白さや皮肉めいたことなどを、上品な面白さによって表現すること」までを指します。

センスに欠ける

「センスに欠ける」という言葉の意味は単純に「センスがないこと」や「人を引き付ける魅力がないこと」を指し、先述でご紹介しました「センス」の意味合いを踏まえた上で、「人と違った能力が乏しいこと」や「抜群の能力・感覚に欠けること」を言います。 ファッションセンスや文学的センス、また音楽のセンスや芸術的センスをはじめ、全ての分野におけるセンスがないことや乏しいことを直接的に指し、その人の能力が平凡であることを指摘する表現となります。

「センス」の英語訳

「センス」の英語訳

先で少しご紹介しましたが、「センス」は英語で「sense」と書き、その意味は(先述のように)実に多くあります。英語で言う「センス」と日本語で言う「センス」の意味合いには微妙なニュアンスの違いもあり、日本語で言う「センス」には主に「感覚」をはじめ、「特定の分野に抜きん出ている感性や才能」を指して言われる場合が多いです。 しかし英語で言うところの「センス」の意味では、「抜きん出ている才能や能力」を指すことは少なく、特に「物事から受ける感覚」や「物事を見てどう判断するか、といった識別能力・認識力」について言われる場合が多いです。 特に外来語を覚える際には、このように英語と日本語との意味の認識の違いやニュアンスの違いがあるため、その認識の差についてしっかり理解することが大切です。

「sense」の意味

「sense」の意味

「sense」の意味は先述でご紹介しましたが、一般的に英語圏内で言われる「sense」の意味合いは「判断力」や「感覚」、「知恵」や「理性」といった翻訳が多いです。この「sense」という言葉の他にも「感覚」や「理性」、また「感性」や「知恵」を表す言葉(英語)は多く、それぞれの用法・用例や分野ごとの意味の使われ方にも注意することが大切です。

「sensual」の意味

「sensual」の意味

「sense(センス)」に似たスペルの言葉で「sensual」という言葉がありますが、この言葉は「センス」とは全く違う意味合いを持つので注意してください。 「sensual」の意味は「官能的な」、「色っぽい」、「美的な」、「セクシーな」などの意味合いを持ち、「センス」が持つ「感覚」や「理性」、また「道理」や「知恵」などといった意味とはかけ離れた内容を持つ言葉になります。 英語にはこのように、少しスペルが違うだけで、一見「同じ意味合いを持つように見える単語」がありますので、英単語を覚えるときには1つ1つの単語を確実に識別し、正確に覚えることが大切になります。

「センス」の英語表現と意味(1)

「センス」の英語表現と意味(1)

先述でご紹介しました「センス」の英語表記を参考にして、「センス」の意味合いを含む英語の例文をいくつかご紹介します。 ・His literary sense is truly amazing. 「彼の文学的センスは実に素晴らしいです。」 ・Her artistic sense is spectacular. 「彼女の芸術的センスは目を見張るものがあります。」 ・Their fashion sense is prevalent in every age. 「彼らのファッションセンスは、どの時代でも流行します。」 ・Let's acquire a sense as a society person. 「社会人としてのセンスを習得しましょう。」

「センス」の英語表現と意味(2)

「センス」の英語表現と意味(2)

先でご紹介しました「センス」の英語表現に引き続き、もう少し具体的な「センス」の例文をご紹介します。 ・To improve batting sense, everyday exercises are also necessary. 「バッティングセンスを良くするためには、毎日の練習も必要です。」 ・Fashion sense will be due to nature. 「ファッションセンスは天性によるものでしょう。」 ・He chooses a good sense of music. 「彼は、音楽センスの良い選び方をしています。」 ・It is good to say that the difference between sense and talent is paper weight. 「センスと才能の違いは紙一重と言ってもよいです。」

「センス」を用いた言葉とその意味

「センス」を用いた言葉とその意味

「センス」という言葉を用いた言葉は、一般的にとても多くの分野で認められています。これは日本人として外来語である「センス」の意味合いを、ニュアンス的に受け取りやすいことが影響してます。 ・ナンセンス(意味がないこと) ・エッセンス(要素、本質) ・イノセンス(野生、本能) ・モラルセンス(道徳理念) ・ルミネセンス(白色を伴わない発光) ・エフロレッセンス(開花すること) ・文学的センス ・ダジャレセンス ・芸術的センス ・音楽的センス ・美術的センス ・ファッションセンス ・バッティングセンス ・言葉のセンス ・コピーセンス(惹きつける言葉を書ける能力) これらの言葉が並びますが、どの言葉も「その特定の物事に対して能力があること」や、「どの特定の分野において抜群の能力を発揮できること」を意味します。

「シックスセンス」の意味

「シックスセンス」の意味

「シックスセンス」の意味は「人が持つ第六感」のことを言い、「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」という五感に加えてもう一つ、人が具えるそれらの当たり前の能力に加えて、超人的・超自然的な能力を指して言われます。

映画『シックスセンス』

「シックスセンス」の意味

1999年に放映されたアメリカ映画『シックスセンス』は、ジャンルで言えばホラーに分類され、そのストーリーは「小児精神科を営む男がある日1人の子どもと出会い、その子どもに死者が見えるという特殊能力が具わっていることを発見すること」から始まります。 ホラー映画というよりもサスペンス調の仕上がりで、小児精神科医・マルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)と特殊能力が具わった子ども・ビンセント・グレイ(ドニー・ウォルバーグ)との、「第六感(霊感)」を巡った不思議な冒険の始まりを物語るタッチで描かれています。 本作でも「人の第六感」を扱った仕上がりになっていて、その「第六感によって、子どもに死者が見えるという能力が具わっている」という超自然的なストーリー・展開がとても魅力的です。その「死者が見えるという能力」を発端として、死者との交流によってサスペンス調のストーリーが展開されます。

コモンセンス

独立戦争勃発当時、1776年の1月にフィラデルフィアで作家のトマス・ペインによって書かれた「独立革命に反対する人々の反応」を受け、「今後のアメリカが取るべき道」を示した公述文書を『コモンセンス』と言います。 主に「政治パンフレット」として有名で、当時はこの『コモンセンス』の売れ行きが急上昇し、発売後3か月で12万部の売り上げでした。その後もこの『コモンセンス』に書かれた内容の影響力は、独立戦争後のアメリカ国民の風潮にも大きくおよびました。

センスオブワンダー

センスオブワンダー

アメリカの作家のレイチェル・カーソンによる『センス・オブ・ワンダー(The Sense of Wonder)』の影響でも有名ですが、「センスオブワンダー」の意味合いは、「超常現象や神秘的な現象を経験することによって、その経験した人の心理的な感覚に不思議な印象が与えられること」を言います。 主にSF用語としても有名で、日本の映画作品では『帝都物語』でもこの「センスオブワンダー」という言葉が使われており、そのストーリーでも「超常現象から受けた人の心理状態によって働く異世界への目覚め」といった機転が描かれています。

「センス」の正確な意味合いと用例をしっかり把握しましょう

いかがでしたか。今回は「センス」の意味と使い方・英語訳・シックスセンスとは何かと題して、「センス」という言葉の正確な意味やその用法、またさまざまな分野で扱われる「センス」の多角的な用例についてご紹介しました。 「センス」という言葉は日本でも多くの場面で使われていますが、その「センス」の正確な意味合いや用法についてはっきりと知っている・理解している人は意外と少ないこともうかがえます。 外来語であるからこそ「しっかりその言葉の成り立ちや正確な意味合い・用例について理解すること」が大切で、何となくのイメージで理解するという習慣を改める必要があります。

関連タグ

アクセスランキング