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更新日:2024年08月17日
「多角的な視点に立って物事を考えなさい」という上司や先生からのおしかりや指導的なお言葉は多くの方々が言われたことがある用語となっていますが、具体的にこの多角的な視点とはどのような代物なのでしょうか。参考になる本や対義語が存在するのかも気になります。
目次
多角的な視点は「ひとつの物事に対して多種多様な角度から検証できる視点」です。つまり、この対義語は「ひとつの物事ならばひとつの方向から検証する視点」となります。つまり、ひとつの考えにとらわれている様子を表す言葉がぴったりきます。 この多角的な視点の対義語となりそうなのは、「狭量」や「近視眼的」という言葉が当てはまります。「狭量」はひとつの考え方にとらわれていてそれ以外を受け入れられない心の狭い様子を表した言葉で、近視眼的は近いところだけしか見えていない様子を表した言葉となります。
最後に多角的な視点を手に入れることで発生するメリットやデメリットについて説明させていただきます。
多角的な視点で物事を考えられると言うことはどのような壁にぶつかったとしても、冷静に対処することができるようになります。多角的な視点を持っている人はほとんどが「こんなことがあろうかと」という隠し球をいくつも用意しているため、危機を切り抜ける能力も高いです。 物事のまとめ役をする方も、多角的な視点を持っているという方は多くの人たちの立場になって考えることができるので、誰もが納得する舵取りをしてくれます。
しかし、この多角的な視点は簡単に入手することができず、多くの知識や経験を持たないといけないというデメリットもあります。 また、多角的な視点で物事を考えるといろんな事柄を考える必要性があるので、とりあえず行動するという方と比べると動き出すまでの時間がかなり異なってしまうこともあります。
多角的な視点と一言で言い切ってしまうことは簡単でも、その能力を手に入れるためにはかなり多くの知識量や経験が必要であり、それらを入手するためには努力が必須となります。つまり苦難を乗り越えた結果入手することができる視点となります。 その中にはいやな経験もたくさんあるでしょうが、それらすべてを糧にすることで進めば、やがてはこの多角的な視点で物事を判断できる境地にたどり着けるでしょう。
記載されている内容は2018年03月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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