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「ご覧」の意味と使い方・類語・敬語・メールでの使い方

メール

皆さんこんにちは、今回は「ご覧」の意味と使い方・類語・敬語・メールでの使い方と題して、「ご覧」という言葉の正しい意味合いや使い方、またさまざまな分野で扱われる「ご覧」の用例についてご紹介します。ぜひ「お役立ち情報」にピックアップしてみてください。

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「ご覧」の意味と使い方

「ご覧」の意味と使い方

「ご覧になってください」や「ご覧になられますか」などの表現によって言われるこの「ご覧」という言葉ですが、この「ご覧」が持つ意味合いは「見てください」、「紹介します」、「吟味してください」、「楽しんでください」などといった、話者から相手への一応の敬意が示された言葉になります。 「ご覧」という言葉はいわゆる「見ること」の尊敬語として認められ、「ご覧のとおりです」や「ご覧になられてご存知でしょうが」などと、特定の対象を指す上で「一応の理解」を相手と共有した表現ともなります。

ご覧になってください

「ご覧になってください」という言葉は主に、まだその特定の対象を相手に紹介する前の表現となり、「これからそれを見せて、次にどんな評価が返ってくるか」ということを期待して言うときの表現にも見受けられます。 ・今回の企画の起案書が作成されましたが、ぜひ一度、ご覧になってください。 ・報告書を作成いたしましたので、ご覧になってください。 ・そのテレビ番組をまだ観ておられなかったら、ぜひ一度、ご覧になってください。 このように「特定の対象を指す上でそれを相手に勧め、その後の反応をうかがう姿勢」をもって「ご覧になってください」という言葉が使われます。

ご覧いただければ幸いです

ご覧いただければ幸いです

「ご覧いただければ幸いです」という表現は主にビジネス上のやり取りで使われ、「幸いです」という言葉はこの場合、「相手への最上級の敬語表現」として認められます。「そうしてもらえると至上の幸福です」といった意味合いが「幸いです」の意味にあることから、「ご覧いただければ」という話者の気持ちがきわめて強く伝えられる姿勢にもなります。 ・事業計画を創案いたしましたので、ぜひご覧いただければ幸いです。 ・次期プロジェクトを案出いたしましので、ぜひご覧いただければ幸いです。 ・アイデア企画を今月に発表いたしましたので、ぜひご覧いただければ幸いです。 このようにビジネス上のやり取りでは、特に部下から上司に対して言われる場合が多く、どの表現の場合でも「ぜひ見てください」という気持ちが低姿勢ながらも、かなり強く表れる形容が取られます。

ご覧に入れる

ご覧に入れる

「ご覧に入れる」という言い方も「見てください」という言葉の敬語表現となりますが、この場合の「ご覧に入れる」という言葉の意味には「自信があることをして、その成果物を相手に見せる・知ってもらう」といった、話者にとってはあるていどの強い姿勢や立場の保有がうかがえます。 ・そのことは得意ですから、ぜひご覧に入れましょう。 ・必ず成功する企画をご覧に入れましょう。 ・「見事」と評される内容のプロジェクトをご覧に入れましょう。 ・誰もが知らないアニメをご覧に入れましょう。 ・こまでの文学シーンで、実に斬新なジャンルをご覧に入れましょう。 ・まだ発表前の映画をご覧に入れましょう。 ・誰もが喜ぶパフォーマンスをご覧に入れましょう。 このように、話者があるていどの自信をもって「相手にそれを見せる」という場面で使われ、この「ご覧に入れる」という表現は「披露する」といった意味合いも含まれます。

ご覧になられる

ご覧になられる

「ご覧になられる」という表現も一般的なビジネス用語・敬語表現として認められていますが、敬語表現が重複している部分も認められます。「ご覧」という言葉は先述のとおり「見る・見せる・見られる」という言葉の敬語であり、「なられる」という言葉は「する・される」という言葉の敬語表現です。 基本的に日本語を書く場合や話す場合には、この重複表現を避けることが原則ですが、特に「ご覧になられますか」という言い方でも、その場の状況やニュアンスをもって許容される場合もよくあります。 ・ご覧になりますか ・ご覧になりましたか ・ご覧ください ・ご覧いただきたいです これらの言葉も「ご覧になられますか」と同じく敬語表現として扱われますが、最も一般的に使われる言葉は「ご覧になりますか」というスマートな表現でしょう。

ご覧ください

「ご覧ください」という言葉は「見てください」の敬語表現となり、話者が自分よりも立場が上位にある人・尊敬する人に対して言う場合の、尊敬語表現となります。「○○を見てほしい」という旨をはっきり伝える際でも、ビジネス上では「敬語表現が基本的な連絡スキル」としてあるため、「ご覧ください」という言葉が必ず使われます。 ・○○企画についてアイデアをいくつか用意しましたので、どうぞご覧ください。 ・報告書を作成いたしましたので、ぜひご覧ください。 ・人事における採点表を作成いたしましたので、どうかご覧ください。 このように「ご覧ください」という言葉がTPOによって使い分けられますが、どの場合でも「それを見た相手の評価や感想を求める」という姿勢が、この「ご覧ください」と言う話者の姿勢に認められることが多いです。

ご覧の通り

「ご覧のとおり」という言葉の意味は「このように」、「こういったふうに」、「こんな感じで」、「見たとおりに」、「見てわかるように」、「明らかに」、「案の定」、「簡単にわかりますが」などの「そのまま見てわかるように」という意味合いが含まれます。 この「見て明らかにわかるように」というわかりやすさを相手に伝える際に、「ご覧のとおり」という表現が使われることから、その相手に伝えられる内容も「ひどくわかりやすいもの・とてもわかりやすくした内容」であることが伝わります。 この「ご覧のとおりに」という言葉が使われる際でも、「それを見た相手からの評価を得ようとする話者の姿勢」が認められ、その評価の高低によって、次の予定や行動が組まれる場面も多く認められます。

ご覧いただけましたでしょうか

ご覧いただけましたでしょうか

「ご覧いただけましたでしょうか」という言葉は特に「確認してほしかったとき」に使われる言葉でもあり、書類や企画を作成した際にその内容を上司に確認され、基本的にはOKをもらうことへの期待を前提とします。 ・先日にお渡しいたしました企画書の方ですが、もうご覧いただけましたでしょうか。 ・先日に作成させていただきました原稿ですが、ご覧いただけましたでしょうか。 ・報告書の内容をご覧いただけましたでしょうか。 ・最近のわが社の経済的発展につきまして、もうご覧(ご確認)いただけましたでしょうか。 このように「特定の対象を取り上げた上で、それについての相手の評価を期待すること」を前提にしています。また単純に「見ましたか」という「見ること・見たこと」への確認のためだけに使われる場合もあり、その場合は評価などは気にしないことが多いです。

ご覧になれますなど

ご覧になれますなど

「ご覧になれます」という言葉はよくサービス業などで使われる表現でもあり、「見ることができます」や「それまで見られなかったものが見れるようになったこと」を直接宣伝するときの文句に使われます。 ・これまで閲覧できなかった古典資料もご覧になれます。 ・新しいチャンネルがご覧になれます。 ・当社のサービスでは、他の社では見られない資料もご覧になれます。 このように「それまで見れなかった内容が見れること」や「他のサービス会社では閲覧できないものを見れること」などを宣伝する際に「ご覧になれます」という表現が使われ、相手にとっては「お得感」を引き出される表現にもなります。

メールでの「ご覧」の使い方

メールでの「ご覧」の使い方

基本的に日本語の敬語表現は、対話でも文語表記でも同じ表現が取られます。この「ご覧」という言葉も「見ること」の敬語表現であるため、メールにおいて伝える際でも、先述しました「ご覧」の用法をそのまま使うことができます。 ・先日にお渡ししました書類を、もうご覧になられたでしょうか。 ・ご企画に際しまして、それに関する起案書をご覧になりましたか。 ・今後のプロジェクトの案件書をどうぞご覧ください。 ・添付ファイルを作成しておきましたので、ぜひご覧ください。 ・先日に資料をお送りさせていただきましたので、どうぞご覧ください。 このように「ご覧ください」という用法・用例をそのままメールでも使うことができ、このように表現することで相手への非礼も回避することができます。

添付ファイルをご覧くださいなど

添付ファイルをご覧くださいなど

添付ファイルというのは主に「電子メールをはじめ、ワード・エクセルなどでも別紙として送ることができるオプション的なファイル」を意味し、メールやワードに書かれた本文とは別に送る添付資料のことを言います。 特にワードやメールの文面に書くと長すぎる内容になる場合や、別紙にして提出した方が相手にとってわかりやすくなる場合にこの添付資料が使われ、その内容を見てほしい際に「添付ファイルをご覧ください」などと改めて言われる場合が多いです。 メールを送る際には、そのメールの本文と添付ファイルとが個別になる印象があるため(主にメール本文では添付ファイルの内容が展開されないため)、「添付ファイルの方をご確認ください・ご覧ください」などと、改めて添付ファイルの存在をアピールする表現が取られます。

「ご覧」の類義語と意味

日本語をはじめ諸外国の言葉を覚える際には、その関連語も一緒に覚えることが効果的です。そうすることによって1つの言葉やその活用法への理解がさらに深まり、自分の言葉として使う際にも実力を発揮させてくれることにつながります。 ・閲覧(えつらん:図書館などで調べるために見る・読むこと) ・視察(しさつ:現場検証をし、その状況を実際に見定めること) ・見る ・参観する ・調査 ・考査(こうさ:実際に見て読んだことを考察する) ・精査(せいさ:特定の対象を詳しく調べる) ・査察(ささつ:現場状況の確認する) ・検閲(けんえつ:強制的に調べること) ・検問(けんもん:違反や虚偽を調べる) ・審査 ・巡査(じゅんさ:定期的に調べて見定めること) ・確認 ・検証(けんしょう:詳しく調べ、論拠を正すこと) ・校閲(こうえつ:文書に不備がないか調べること) ・見分(けんぶん):立ち会って調査すること

「ご覧」の敬語表現

「ご覧」の敬語表現

「ご覧」という言い方がすでに敬語表現として一般的に認められているため、「ご覧」をさらに敬語表現として改める場合には、「ご覧」に付く言葉をいろいろと形容して表現されることが必要になります。 ・ご覧いただきましてありがとうございました。 ・ぜひご覧いただき、評価をいただけると幸いです。 ・企画書についてご覧いただけますでしょうか。 ・起案書のご確認をいただきたく、ぜひその内容をご覧ください。 ・ご覧いただきました内容は、どうぞ口外しないでください。 ・○チャンネルをあたらしくご用意いたしましたので、ぜひご覧ください。 ・当店の特別メニューです、どうぞご覧ください。 この場合でも「ご覧ください」の意味合いには、それを見た相手から話者への何らかの評価を期待される姿勢がうかがえます。

「ご覧」の英語表記と意味

「ご覧」の英語表記と意味

「ご覧」という言葉を英語に直すと、「look(見る)」、「see(見る、会う)」、「recognize(確認する)」、「check(確認する)」、「distinguish(見極める)」、「identify(識別する、見る)」、「remember(覚える、確認する)」、「recollect(見分ける、覚える)」、「acknowledge(知る、認める)」、「admit(認める、許容する)」、「appreciate(認める)」などの言葉に置き換えられます。 「ご覧」という言葉を英語に直す場合ですが、英語には日本語のように「はっきりとした敬語表現」がないため、「見る」や「確認する」、また「見極める」、「見定める」などと言葉そのものの活用によって敬語が使われます。そのため文脈や内容の背景などを把握しておき、その言葉が敬語として活用されているかを確認する必要があります。

「ご覧」の英語表現と意味

「ご覧」の英語表現と意味

先でご紹介しました「ご覧」の英語表記を参考にして、「ご覧」の意味合いを含めた英語の例文をご紹介します。 ・Please have a look at the draft created the other day. 「先日作成しました起案書を、どうぞご覧ください。」 ・Please see the material at hand. 「お手元の資料をご覧ください。」 ・Please see the results of the new project. 「新しい企画の成果をどうぞご覧ください。」 ・Have you already seen the materials you handed over the other day? 「先日にお渡ししました資料を、もうご覧になりましたか。」

「ご覧」の正確な意味と用例とを完璧にマスターしましょう

いかがでしたか。今回は「ご覧」の意味と使い方・類語・敬語・メールでの使い方と題して、「ご覧」という言葉の正しい意味合いや使い方、またさまざまな分野で扱われる「ご覧」の用例についてご紹介しました。 「ご覧ください」や「ご覧になりましたか」などの表現は日常でも多くの場面で使われていますが、その「ご覧」という言葉の正確な意味合いや用法については、具体的に知らない人も多いでしょう。 あまり知られていない正確な意味や用法・用例などを持つ言葉だからこそ、しっかりとそれらをマスターする必要があり、いつ・どんな場面でも使いこなせるようにあらかじめ準備することが大切です。

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