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「ご明察」の意味と使い方・類語・敬語・「ご名答」との違い

更新日:2022年06月13日

敬語

目上の相手の発言に対する受け答えの言葉である「ご明察」という言葉の意味や用法を説明します。「ご明察」が、どのような言い換えが可能か、「ご名答」との違いは何か、メールで使用する際の注意点など、「ご明察」の理解を深めるトピックを紹介します。

「ご明察」正しく使えますか?

「ご明察の通りです」など、テレビドラマの中の会話などで耳にしたことはあっても、実際日常会話で使う機会はあまりないのではないでしょうか。しかし、「ご明察」は日常に家族や友人との会話ではあまり使うことがなくても、ビジネス上のやりとりでは頻繁に使われる言葉です。 「ご明察」という言葉、何となく意味は知っていても、会話やメールで使うとなると躊躇ってしまう人も多いのではないでしょうか。今回は「ご明察」の正確な意味と使いかたを覚えて、より丁寧で印象の良い受け答えを目指しましょう。

「ご明察」の意味と使い方

まずは、「ご明察」という言葉の基本的な意味を確認してみましょう。

尊敬の「ご」

「ご明察」は「明察」に尊敬を表す「お・ご」の接頭辞をつけた言葉です。明察が音読みのため、「お」ではなく「ご」がついています。尊敬語は「先生のお鞄」「ご心配おかけしました」など、目上の相手やその持ち物、相手がしてくれた行動に対して使います。なので、「ご明察」も、目上の相手が行った「明察」を表す時に使う表現であるといえます。

「明察」そのものの意味

それでは、「ご明察」の核となる言葉である「明察」は一体どういう意味なのでしょうか。「明察」の意味を調べるために国語辞書で「明察」を引いてみると、以下のような意味がのっていました。

1 はっきりと真相や事態を見抜くこと。「実情を明察する」 2 相手を敬って、その推察をいう語。「御明察のとおりです」

「ご明察」の用例について

辞書の二つ目の意味として、相手を敬って使う「御(ご)明察」の用例が出ています。上記の説明の中では「推察」という言葉が使われています。推察の意味は漢字から推測する、察するなどといったことを意味するだろうことは何となくわかります。推察も明察の類語ですが、どういった意味があるか正確に知るために、再度国語辞典を見てみましょう。

「推察」の意味

この国語辞典に書かれた説明から、「推察」には「相手の事情や心中を思いやる」という良い意味が含まれていることがわかります。そのため、「ご明察」という言葉の意味には、相手が自分の考えや状況、心情を思いやってくれたということに対する「感謝」や「敬意」が含まれていると言えるでしょう。 自分より目上の相手が自分の事情や心中を思いやってくれたことを、尊敬の意思を持って表現する言葉が「ご明察」であると言えます。

他人の事情や心中を思いやること。おしはかること。推量。「おおよその推察がつく」「複雑な事情と推察する」

ちなみに『天地明察』の意味は……

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初回公開日:2018年04月08日

記載されている内容は2018年04月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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