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【季節別】「くれぐれもご自愛ください」の意味と使い方|目上

更新日:2024年09月26日

敬語表現

「くれぐれもご自愛ください」の意味は自分を愛すと字のごとく、自身を大切にしてほしい時やその人の健康を願うという意味をもっています。ビジネスマナーとして、いつもお世話になっている方へ「くれぐれもご自愛ください」を正しく伝えることができるように意味を知りましょう。

年賀状は新年初めの大切な挨拶状です。きちんとした言葉で気持ちを伝えたいものです。「くれぐれもご自愛ください。」と伝えるにふさわしい挨拶状でもあります。いくつか例文を紹介していきます。 ①「明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年も宜しくお願い致します。寒い日が続いてまいりますので、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。」②「謹賀新年。昨年はお世話になりました。今年度も宜しくお願い致します。ご家族の皆様とのご多幸をお祈りいたしております。まだまだ寒さの厳しい季節です。くれぐれもご自愛されてくださいね。」 と、新年の挨拶の後に「くれぐれもご自愛ください」と言葉を添える形で使うといいでしょう。

くれぐれもご自愛ください|先輩への年賀状の使い方

職場の先輩への年賀状での「くれぐれもご自愛ください」の使い方を紹介します。身近な存在にあったとしても、親しき仲でこそきちんと挨拶状などでの言葉を送ることができると、信頼度も増していきます。 「謹んで新年のご挨拶を申し上げます。昨年は格別のご厚情いただき心より感謝しております。本年度もご指導ご助言のほどよろしくお願い申し上げます。寒い日が続きます。くれぐれもご自愛ください。」 「新年。明けましておめでとうございます。昨年はご多忙にも関わらずご厚情いただき感謝しております。本年もご助言いただくことがあると思いますがご指導のほどよろしくお願いいたします。まだまだ寒さが厳しい日が続いております。くれぐれもご自愛ください。」

くれぐれもご自愛ください|ご無沙汰している方

あまり顔を合わせることのできない仕事上での目上の上司や、お客様への「くれぐれもご自愛ください」の年賀状での使い方を紹介します。顔を合わせることが少なくなってしまいながら、お世話になっている目上の方には失礼のないように、年賀状を送れるようしておきましょう。 書き方としては、まずは「ご無沙汰」していることの「挨拶」を忘れないようにすることです。そして「くれぐれもご自愛ください」と健康を気遣っている言葉を伝えるように書いていきましょう。「明けましておめでとうございます。ご無沙汰しておりますがお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。厳寒の折、風邪など召されませんようくれぐれもご自愛ください。」 「謹賀新年。ずいぶんお会いすることができずにおりますが、お元気でいらっしゃいますでしょうか?ご多用と存じますのでくれぐれもご自愛くださいませ。」と労いの言葉を入れてもいいでしょう。

季節別「くれぐれもご自愛ください」の使い方

季節別の「くれぐれもご自愛ください」の使い方ですが、その季節の気候や気温などに合わせ、言葉を変え使う形になります。「くれぐれもご自愛ください」の言葉は基本、心身ともに健康な方へ送る言葉です。それぞれの季節を楽しく健康にすごしてもらいたい気持ちが伝わるよう使い方を把握しておきましょう。

くれぐれもご自愛ください|春の暦編

春の季節の「くれぐれもご自愛ください」の使い方を紹介していきます。まずは二月から紹介していきます。二月は暦の上での最初の春を伝える日「立春」があります。立春を向かえど毎年寒さがまだまだ厳しい時期です。二月の場合、暦上の春ではありますが、寒さが続くということから「くれぐれもご自愛ください」という使い方が伝わりやすいです。 「立春とは名のみの寒さが続いております。くれぐれもご自愛くださいませ。」「暦の上では春と申しますが大寒のような日々が続いておりますのでくれぐれもご自愛くださいね。」「春まだ遠く厳しい寒さが続いております。お風邪など召されぬようくれぐれもご自愛くださいませ。」

くれぐれもご自愛ください|春の暦編2

三月は春一番も吹き始め、暖かい日中かと思うと夜になるにつれ寒さが残る気候の時期です。一日の中で温度差が激しく変わる月でもあり、体調を崩しやすい月でもあります。また、天気予報では花粉情報も毎日のように観測され花粉症を患っている人には辛い季節でもあります。事前にご健康を願う伝え方ができるようにしておきましょう。 「日増しに暖かくなってきましたがいかがおすごしでしょうか?花粉も飛び交う季節が近づいてきました。くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。」「花どきは気候不順と申しますので、くれぐれもご自愛くださいね。」

くれぐれもご自愛ください|春の暦編3

続いて四月と五月です。四月は三月と同じく日中と夜で大きな気温差がまだ残る月です。また新生活の始まりで、入社式やお花見など気候と同時に行事なども春本番を迎える月となります。また五月は連休が明け、疲れがでてしまう季節独特の病「五月病」があります。 心身の疲れを労う言葉を添え「くれぐれもご自愛ください」と伝えましょう。「新生活が始まりご多用とは存じますが、くれぐれもご自愛ください。」「ゴールデンウイークも明けお疲れではないでしょうか?ご多忙とは存じますが、くれぐれもご自愛くださいね。」

くれぐれもご自愛ください|夏の暦編

続いて夏の季節での「くれぐれもご自愛ください」の使い方を紹介していきます。梅雨でじめじめした六月、暑中お見舞いの七月、残暑見舞いを送る八月と、夏の時の挨拶上の季節です。六月の例文をまずは紹介します。 「雨ばかりの毎日。体調はいかがかと案じております。梅雨寒の時節柄、風邪など召されることにないよう、くれぐれもご自愛ください。」「今年も半分を迎えました。炎暑の候を迎える季節となりました。お疲れがでませぬようくれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。」

くれぐれもご自愛ください|夏の暦編2

七月に入ると梅雨明けの報道が各地ではじまり、夏が本格的に始まります。また暑中お見舞いを送りはじめる月となります。忙しいサラリーマンにとって外回りは炎天下の中厳しい時期ともなってきます。 「暑中お見舞い申し上げます。夏空が眩しく感じられるころとなりました。猛暑の折、くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。」「暑さも本格的となりビールが美味しい季節になりました。炎暑しのぎがたい時でもありますので、くれぐれもご自愛くださいませ。」 続いて八月の例文の紹介です。残暑見舞いを送る月です。送る時期としては立秋を過ぎた頃となります。(8月7日頃ですが、毎年日にちが変わるので注意してください。)「残暑お見舞い申し上げます。クーラーが大活躍する今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。夏バテなどなさいませぬようくれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。」

くれぐれもご自愛ください|秋の暦編

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初回公開日:2018年04月12日

記載されている内容は2018年04月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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