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正しいお茶の出し方作法|家庭訪問/来客/法事/会社/おかわり

初回公開日:2018年03月06日

更新日:2018年03月06日

記載されている内容は2018年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ビジネスマナー

来客があったり、会社の会議であったりすると、よく出くわすお茶を出す場面。でも正しいお茶の出し方って意外に知らないという方は多いでしょう。そんなあなたに、シーンに応じて、詳しくご紹介していきます。お茶の出し方を理解して、素敵なお時間を演出しましょう。

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正しいお茶の出し方の作法

家にお客さまがやってきたり、会社の会議でお茶を出す必要があるなど、意外によくあるのがお茶を出す場面です。でも、正しいお茶の出し方って案外知らない、という方は多いのではないでしょうか。 今日は簡単そうで意外に知られていないお茶の出し方について、場面に応じてご紹介します。お茶の出し方を理解して、あなたも自信をもってお客さまをお迎えできるようにしましょう。 まず、カップや茶碗を手で直接持ってお客さまに出すことはもってのほかです。必ずお盆がトレイに載せ、下座のテーブルの端で一度お盆を置きます。そして、お客さまの正面よりやや右にお茶を置きましょう。 なお、湯呑みに入れるお茶の量は、なみなみと入れるのはNGです。7分目ぐらいにするのが上品です。

茶托はどう扱う?

次に、お客さまにお茶を出す時によく使うのが茶托です。湯呑みにお茶を注いだ後、糸底を清潔な布巾で拭きながら茶托に載せるのが正しいお茶の出し方における乗せ方です。お湯呑みが濡れていると、茶托にくっついてしまうことがあります。こぼして濡らさないためにも、湯呑みを茶托に載せた状態で急須から茶を注いではいけません。 なお、茶托に木目模様がある場合には、木目がお客さまから見て横向きになっているのが正しい置き方です。

お菓子

お茶を出す際、お菓子を一緒に出すこともよくあります。この場合は、お菓子はお茶より先に出しましょう。 お菓子が和菓子の場合は、事前に個別包装の袋から出し、菓子皿に乗せます。また、菓子皿に紙を敷く時は、紙の角が左上に来るように折ります。ようじも忘れず添えましょう。 お菓子が洋菓子の場合、底のアルミホイルは、食べた後にフォークを包めるようにそのまま残しておきましょう。また、ケーキのフィルムははがしておく方がよいです。 なお、お客さまがお土産でお菓子を持ってきてくれることがありますが、そのお土産をお茶うけとして出すことは基本的にマナー違反です。ただ、アイスクリームなどの冷たいものや、生菓子のように長く放置してしまうと鮮度が落ちたり美味しさを失ってしまうものについては「お持たせですが、早速いただいてもよろしいですか?」と相手に確認した上で、出すことができます。

右側?左側?

順序は分かったけれど、では置く場所はどこか気になる方もいらっしゃるでしょう。お客様から見て、左側にお菓子、右にお茶が来るよう置くのが、正しいお茶の出し方になります。 なお、茶碗に絵柄がある場合には、お客さまに絵柄が見える方向で出します。お客さまの立場を考えて出すという事が大切です。

おしぼりなどはどこに置く?

おしぼりは出す場合と出さない場合がありますが、特に暑い季節などはお客さまが汗をかいていることも多くあるので、出すと親切です。では、出す場合にはどこに置くと良いでしょうか。 おしぼりがある場合は右側におしぼりを置きます。お客さまから見て、右におしぼり、左にお菓子、そして真ん中にお茶が来ます。順番はお菓子、お茶、おしぼりの順になります。これが正しいお茶の出し方での基本の置き方です。 ただし、テーブルに書類などを出している時などは、全て右側にまとめた方が良いです。お客さまの状況に応じて、適宜置く場所を変えましょう。

家庭訪問など自宅への来客でお茶の出し方で気をつけたいマナー

春になると新学期がやってきます。入学、進級して担任の先生がわかると、次は家庭訪問、というご家庭も多くあるでしょう。そんな時に備えて、お茶の出し方の順序を確認していきましょう。 一般的なお茶の出し方と同じく、まずお盆の上に、お湯呑みと茶托、布巾をセットします。次にお茶を入れたら、お盆の上に湯呑みを並べ、空きスペースに茶托だけをかさねて置きます。清潔なふきんも忘れずに載せましょう。 気をつけるポイントとしては、家庭訪問の時間がスケジュールどおりになる事がほとんどないということ。予定より早く先生がいらっしゃったり、反対に遅く来ることもあります。先生が来てからゆっくり丁寧にお茶を出ていると貴重な時間が無くなってしまいますので、待たせる事がないように事前に準備しておきましょう。 なお、他のお家でも先生方はお茶を出されているので、飲まない事がほとんどです。たくさん用意する必要はありません。

法事での僧侶へのお茶の出し方

法事などでお坊さんにお茶を出す機会、なさそうで結構あるという方も多いでしょう。どのようにするのが正しいお茶の出し方でしょうか。

和室の場合

和室の場合は畳が敷かれています。この時は直接、畳の上に出して問題ありません。ただし、その際には必ず茶托に乗せて出しましょう。お盆に乗せたまま出す場合も同じで、お盆の上に茶托を置いて、その上に湯呑に入れたお茶を出すのが正しいお茶の出し方になります。

洋室などの場合

法事の場合、和室で行うことが多いですが、近年、和室のない家庭も増え、洋室に仏壇を置くところも増えてきました。では、洋室で法事を行う場合、どのようにお茶を出せばよいでしょうか。洋室でのお茶の出し方を確認します。 和室の場合は畳の上にお盆を置きますが、洋室でのお茶の出し方では、まずサイドテーブルまたはテーブルのはしにお盆を置いてから、お茶を出します。

会社でのお茶の出し方

女性の社会進出で、昔のように「お茶出しは事務職の女性の仕事」という会社はずいぶん少なくなりました。それでも、時には会議などでお茶を出す機会もあるでしょう。いざという時に、ビジネスシーンでのお茶の出し方を知っておくと便利です。 また、男性も美味しいお茶を入れて出せると、コミュニケーションスキルが上達します。ビジネスには欠かせないスキルの1つですので、ここでぜひ、お茶の出し方を理解しておくと良いでしょう。 会社でのお茶の出し方で気をつけることは、パソコンや書類の近くに置かないということ。また、お茶をこぼすトラブルを起こさないためにも「後ろから失礼します」とお茶を持っている自分の存在を知らせると良いです。 なお、会議や打ち合わせの時に出すお茶には、議論によって乾いたのどを潤すという水分補給の意味があります。また、気分転換であったり、カフェインによって脳を活性化する効果もあります。

会社の応接室でお茶を出す順番

会社の応接室に来客がある場合、誰から順番にお茶を出すと良いでしょうか。ここでは会社での来客時のお茶の出し方をご紹介します。 まず、お盆は胸より少し低い位置で持ち、こぼさないように気をつけながら、ゆっくりと歩きます。そして、ノックを3回してから、「失礼いたします」と会釈して入室します。入室のタイミングは、お客さまと自社の社員の挨拶が終わり、着席して少し落ち着いた頃が良いです。 自宅への来客時などと同様ですが、お盆をサイドテーブルに置きます。サイドテーブルがなければ、応接テーブルの下手側に置きます。

役職が上の人から

お茶を出す順番は、まず、お客さまが先で、自社の社員は後です。自分の会社の社員についても相手の会社の社員についても、役職が上の人から順番に出しましょう。 ただ、相手の会社の社員については、前もって知っている場合を除いて、誰が役職が上かは分からないことが多いです。したがい、上座に座っている方から順番に出していくとお茶の出し方として間違いありません。

上座はどこ?

では、その上座はどこにあるのでしょうか。上座は、入り口から一番遠い席を座します。ただ、6人掛けなどの場合は、部屋の奥側の真ん中の席が上座となりますので、注意しましょう。 下座にお盆を置いて、上座のお客様から順番にお茶を出していきますが、決してお客さまの邪魔にならないように配慮する事が、お茶の出し方において最も大切な事です。お客さまの居心地の良いお茶の出し方を考えて対応すると良いでしょう。

おかわりの際のお茶の出し方

大切なお客さまが来ている場合には、来てから一定の時間が経過した時に、おかわりを出すことがあります。おかわりの場合のお茶の出し方はどうすると良いでしょうか。 たいていの場合は、コーヒーや紅茶など、1杯目とは別の飲み物を出します。出すタイミングは、最初の飲み物を出ししてから1~2時間経過してからです。 お茶の出し方の基本として、打ち合わせを邪魔しないことが大切です。2品目を出す時に入室し、1品目の湯呑みを下げながら、2品目をお出しするととてもスムーズです。

コーヒーの場合の出し方は?

最初にお茶を出した場合、おかわりでコーヒーなどを出すことが多いですが、コーヒーはお茶と違い、最初からソーサーに乗せて運びます。ただし、人数が多い時にはお茶の時と同じようにカップをお盆に並べ、ソーサーだけを重ねてお盆に載せて持って行きます。 そして、応接室や会議室に入ってから、サイドテーブルの上で一客ずつカップをソーサーにセットして、お客さまに出します。 スプーンはカップの手前に置くのが基本です。スプーンは柄の部分が右に来るようにします。また、カップの持ち手の位置については、コーヒーをブラックで飲む人がカップを持ってすぐ飲めるよう、右側に来るようにするという考え方がお茶の出し方での主流です。 なお、カップの内側にワンポイントや絵が描かれている場合には、絵柄を優先して、その絵が飲む人の正面に来るようにします。たいていの場合は絵柄が正面に来るようにすると、持ち手が右手に来ます。

お茶にこめられたおもてなしの意味を知る

お客さまが来た際に、出すお茶。お茶の出し方には、わざわざ足を運んで来てくださったお客さまに、のどの渇きを癒してもらって寛いでいただくという、おもてなしの心がこめられています。 この「おもてなし」は、お客様への応対を表す言葉「もてなす」に「お」を付けた丁寧語です。「もてなす」は、「表裏なし」が変化してできた言葉で、お客さまに表裏のない心で接するということを意味しています。 正しいお茶の出し方でお茶を出すことももちろんですが、おもてなしの心をもって、美味しいお茶を淹れて飲んでもらえると、より良いでしょう。

お茶の出し方を知って楽しいお茶タイムを

お茶の出し方は理解できましたでしょうか。さまざまなシーンでのお茶の出し方を知っておくと、お客さまにスムーズにお茶が出せますし、その後の会話も弾みます。あなた自身もお茶を楽しく飲めるでしょう。 正しいお茶の出し方と同時に、美味しいお茶の淹れ方も知って、ぜひお茶の時間を楽しんでください。

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