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更新日:2024年07月04日
職場の電話などでは、よく「いらっしゃいますでしょうか」という言葉を耳にします。しかしこの言葉に、なんとなく違和感を持たれる方も少なくありません。その違和感はどこから来ているのでしょうか?この記事ではそんな、「いらっしゃいますでしょうか」についてご説明します。
目次
では、メールでは「いらっしゃいますでしょうか」というフレーズはどのように使うのでしょうか。メールでの使い方も押さえておきましょう。
メールで使うときは、電話や直接会う時と違い宛先の相手は明確なので、当然「その人本人かどうか」は尋ねません。では、どのようなことを尋ねるのに使うかというと、相手の予定や相手は知っていて、自分は知らない他者のことについて尋ねるのに使います。 例えば、取引先の方が自分の会社に来てくれるとき、いつ頃着きそうか聞いておきたいと考えることもあるでしょう。そんな時は、「いつ頃いらっしゃいますでしょうか」という風に尋ねることができます。 また、先ほどと同じ例で、何を使って来てくれるのかを把握しておきたい時には、「何でいらっしゃいますでしょうか」と尋ねられますし、どんな方が来てくれるのか知りたい時には、「どのような方がいらっしゃいますでしょうか」といったように、尋ねることができます。
メールで「いらっしゃいますでしょうか」を使う時には、多用に注意が必要です。どんな言葉にも言えることですが、同じ言葉を使いすぎると読み手にとって、くどく読みづらい文章になってしまいます。 ですので、先ほどの例で例えば、一つのメールの中で、「いつ頃着きそうか」、「どんな交通手段を使ってくるのか」、「どんな人が来てくれるのか」を聞きたい時には、そのどれか一つにだけ、「いらっしゃいますでしょうか」を使いましょう。 具体的に言えば、「いつ頃お越しになるでしょうか」、「何を使っておいでになりますか」など、他二つに関しては別の言い回しをした上で、「どのような方がいらしゃいますでしょうか」と、尋ねるという風に工夫することが必要と言えます。
いかがでしたでしょうか。「いらっしゃいますでしょうか」について、その言葉が正しいものなのかどうかから、詳しい使い方についてまで、ご紹介してきました。 「いらっしゃいますでしょうか」が間違いかどうかのところでお話ししたように、「いらっしゃいますでしょうか」という言葉は、敬語としては正しい言葉ではありません。しかし、同じ項でご紹介したように、大変失礼にあたる言葉というわけでもありません。 言葉を扱う時に特に大切なことの一つは、その言葉を受けとる相手やその場面にとって、言葉が相応しいものであるかです。正しい言葉の意味を理解するとともに、臨機応変にその時々によって、相応しい言葉が選べるようになれると良いと言えるでしょう。
記載されている内容は2018年03月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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