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「下さいませ」の使い方・正しい敬語なのか|目上の人/男性

更新日:2024年01月13日

敬語表現

上品な印象を与える「くださいませ」は、女性的で細やかな心配りを感じる言葉です。ビジネスでは主に接客業やコールセンターな度で口語で使われることが多いでしょう。しかし「くださいませ」は敬語としてはふさわしくないという考え方もあります。正しい使い方をご紹介します。

「下さいませ」は相手に柔らかな印象を与えます

柔らかな印象を与える「下さいませ」は、「やり過ぎ」と感じる人もいますが、細やかさなどを印象付けるのに有効な言葉です。 「下さいませ」は命令を表す言葉なので、目上の人には使うべきではないと感じる人もいます。とは言え、「ご自愛ください」「つつがなくお過ごしください」だと、素っ気なく感じる場面も往々にしてあります。そんな時、「ご自愛くださいませ」「つつがなくお過ごしくださいませ」のように「くださいませ」をつけることで、より柔らかなで繊細な印象を与えられるでしょう。 どんな言葉でもそうですが、大切なのは「適切に」「適当な」場面で使うことではないでしょうか。確かに「下さいませ」は、表面上は命令の形です。しかし「下さいませ」の「ませ」は、「より丁寧にしたい」という気持ちから生まれています。相手への接し方に配慮を考える目的で生まれた言葉です。 適時適切に使うことで言葉は活きます。状況に鑑みて、「下さいませ」をスマートに使いましょう。

初回公開日:2018年03月18日

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