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「怠慢」の読み方と意味・使い方と英語訳・怠慢と怠惰の違い

更新日:2020年08月07日

言葉の読み方

聞いたことはあっても、あまり使う機会のない「怠慢」という言葉。実はよく意味を知らないという方もいるのではないでしょうか。この記事では、「怠慢」の意味や使い方、例文などを紹介しています。語彙を増やして日本語力をアップさせたい方、要チェックです。

「怠慢」は何と読む?

「怠慢」という言葉を目にしたことはあっても、自分ではあまり使わないという方もいるのではないでしょうか。 今回は、なんとなく知っているつもりで意外と知らない人も多い「怠慢」という言葉について解説していきます。

「怠慢」は「たいまん」

「怠慢」と書いて、「たいまん」と読みます。 「怠(だる)い」に慢心の「慢」という字面から、ひしひしと無気力な雰囲気が伝わってくるこの言葉ですが、いったいどのような意味なのでしょうか。

「怠慢」の意味とは

ここからは、一見しただけでだるそうな意味合いを想起させる「怠慢」が、具体的にはどのような意味の言葉なのかを紹介します。

当然しなければならないことをしないこと

「怠慢」とは、やらなければならない仕事や務めなどをおこたることを意味します。 平安時代初期に編纂された史書である『続日本紀』にも登場する言葉で、務めをおこたる意味で古くから用いられてきました。 たとえば、家族の中で家事が役割分担されている場合に、自分の担当をわかっていながらなまけてしまうのは怠慢ということができます。仕事などでも、電話応対や来客へのお茶出しなど、誰がやらなければいけないというルールが明確でない仕事を回避するために、自分の抱えている仕事が忙しいふりをして実はだらだらとなまけているという実態は、まさに怠慢の意味するところでしょう。 このように、やるべきことをやらなかったり、おろそかにしたりする状態や気持ちなどの意味で「怠慢」という言葉が使われます。よく耳にする「職務怠慢」という言葉は、まさにこの意味で用いられている表現です。

怠けておろそかにすること

「怠慢」は、物事を怠けておろそかにすることや、なおざりにすることなどの意味も表します。 「怠」の字には、心をたるませることや仕事をやらないなどの意味があり、「慢」には物事をおこたることや、けじめをつけず延引し、いいかげんにしておくさまなどの意味があります。 たとえば、毎日こなしている作業に対して手を抜いたり、今日こそは電話をかけようと決意していたはずなのに面倒なあまりかけずじまいになったりすることなどは、まさしく怠慢です。このように、「怠慢」という語は、実際の行為をおこたる意味で用いられることが多いです。 また、すでに手をつけたことだけでなく、まだ手をつけていないことを億劫がるときにも「怠慢」という言葉は使用されます。やりかけたことを面倒がっておろそかにすること、そして、手をつけるのすら面倒でおろそかにしていること、この両方の状態を意味する言葉として覚えましょう。

「怠慢」の使い方

「怠慢」な状態や気持ちは誰しも経験があるはずですが、「怠慢」という言葉を日常生活の中で使う機会はそれほど多くないのではないでしょうか。 友人同士の会話にはそれほど登場しない「怠慢」ですが、ニュースや新聞などでは使われることが多いです。はたして、どのように使うのが適切な言葉なのでしょう。

怠慢な行政

報道で「怠慢な行政」という表現が用いられることがあります。これは、やるべき施策を脇に置いて重箱の隅をつつくような議論ばかりがされているときや、決断・実行すべきことが引き延ばされたままおろそかになっているように見受けられる場合に用いられる言い回しです。 たとえば、改憲の兆しがあると仮定して、民衆からは反対の声が強く挙がっているにもかかわらず、行政側が一部の権力者たちの圧力に屈して強硬的に改憲の流れを推し進めていこうとするならば、それは「怠慢な行政」といわざるを得ません。 また、高齢者による自動車事故が多発する中で、特に何の対策も練らずに高齢ドライバーへの免許返納を勧めるにとどまっているとするならば、それも「怠慢な行政」と見なされるでしょう。 このように、メディアが発信する「怠慢な行政」とは、行政の在り方について視聴者に問題提起をする場合などに使われることが多い表現です。

職務怠慢

初回公開日:2018年03月14日

記載されている内容は2018年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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