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香典の連名での書き方と金額の目安|有志/別紙/夫婦/会社

初回公開日:2018年03月06日

更新日:2020年02月28日

記載されている内容は2018年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

社会人常識

葬儀や通夜に参列する際には、香典を持参することがマナーとなっています。この香典を何名かで贈る際には、どのように書けばよいのでしょうか。また、金額の目安はどのくらいなのでしょうか。ここでは、香典のさまざまなことについて紹介いたします。

香典とは

葬儀やお通夜というものは、お祝いごとのように前もって準備をしているものではありません。突然の訃報に、葬儀やお通夜、またその後にある法要に参列することになります。そのようなときに持参するものが、香典です。香典を連名で書く書き方を紹介する前に、まずは香典そのものについて説明します。

意味

香典とは、線香や抹香、または花の代わりに、供えるもののことを指します。現代では、現金を不祝儀袋の水引を結んだ袋に包んだものを意味しています。また、香典には葬儀という突然の出費に対して、お互いに助け合うという意味合いも含んでいます。訃報の知らせを受けた場合には、お通夜か葬儀のどちらかで香典を持参することが、マナーとされています。

香典の準備

香典は、地方や宗教上のしきたりなどによって違いがあります。ですので、訃報の知らせを受け、香典を準備する際には、まずは相手の宗教や宗派を確認することから始めましょう。訃報直後の弔問には、喪家も多忙な場合が多いため、その際には香典は持参しないほうが良いとされています。 遠い場所にいるため、お通夜や葬儀に参列することができない場合には、香典を不祝儀袋に入れ、メッセージを添えて現金書留で郵送するようにしましょう。香典の金額に対しては、特に決まった決まりがあるわけではありません。また、地方や宗教によって香典の金額の相場も異なります。 香典の金額が多ければ多いほど良いというわけではなく、故人や遺族との付き合いの程度や、持参する方の年齢、立場などを考えて香典の金額を決めるようにしましょう。香典の一般的な相場は、5千円から1万円ほどでしょう。

不祝儀袋

香典を持参する際には、お金を直接渡すわけにはいきません。弔辞の際に使用される不祝儀袋、または香典袋を使用しましょう。不祝儀袋には、水引が印刷されたものや、豪華な水引があるものなど、さまざまな種類の不祝儀袋が売られています。 不祝儀袋は、中に包む金額に見合ったものを使用する必要があります。目安としては、香典の金額が5千円くらいまでの場合には、水引が印刷されているようなシンプルな不祝儀袋を使用し、香典の金額が1万円以上の場合には、実物の水引がかかっている不祝儀袋を選ぶようにすると良いでしょう。 蓮の花が印刷されている不祝儀袋を見かけることもありますが、このタイプのものは神式やキリスト式の葬儀では使用することができませんので、注意するようにしましょう。仏式の葬儀の際には使用することができます。

香典の連名での書き方

お通夜や葬儀などに参列する際には、香典を持参するのがマナーとなっています。1人でお通夜や葬儀に参列する場合もあれば、会社の同僚や夫婦など、団体で参列する場合も多くあります。1人だけでなく、会社の同僚や夫婦などの団体で香典を用意する場合も一般的です。その際には、香典の表書きは連名での書き方となりますが、どのように書けばよいのでしょうか。 香典を連名で渡す際の、香典の表書きの書き方について、紹介いたします。

有志

香典を複数で一緒に渡す際には、香典の表書きは連名で書くのが一般的です。しかし、会社の同僚の複数人で一緒に香典を包む場合などには、香典の表書きには「○○有志」や「○○一同」という書き方をします。何かの組織に属している場合で、複数人で香典を包む場合などには、この書き方をします。 「○○有志」という書き方をする場合には、団体の中で香典を募って、代表者が香典を届けるという形式が多いでしょう。香典の中包みには、代表者や会社名の住所を記入します。そして、別紙にて有志で香典を包んだ方々の名前を記入するようにしましょう。名簿を同封するのも良い方法です。これらは、香典返しの際に必要となりますので、忘れないようにしましょう。 集まった香典が少額の場合は、香典返しを辞退する場合があります。その場合には、「お返し無用」「香典返し無用」などを添えて、香典返しを辞退する旨を伝えるようにしましょう。

書き方

有志で一緒に香典を包む場合の表書きの書き方は、会社であれば「会社名・○○課一同」や「○○会社○○部一同」「○○会社友人一同」「会社名・○○課有志」などの書き方をします。有志で香典を渡す場合に、「有志一同」という書き方をする方がいらっしゃいますが、この書き方は間違いとなりますので注意しましょう。 また、有志で香典を包んだ場合には、別紙を添えて、名前を列記したり、名簿を作成するのですが、内訳が役職などにより、金額が異なっている場合には、一人ひとりの名前の横に金額を記入します。渡した相手に、どの方がどれくらいの香典を渡したのかがわかるようにしましょう。香典返しをする際には、香典の金額が必要です。

香典の連名のときの金額の目安

香典を連名で渡す際には、複数人となりますので、香典にいくら包めばよいのかと悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。前提として、香典の金額というのは定められた金額があるわけではありません。これは、個人で香典を包む場合でも、連名で香典を包む場合でも同じです。また、香典の金額の相場は、地域や風習、宗派などによっても異なってきます。また、故人との関係の深さによっても異なります。 これらのことを踏まえた上で、香典を連名で包む場合の金額の相場をご紹介いたします。ひとつの目安として考えてみてください。

夫婦

家族や親戚、また家族ぐるみで関係のあった方が亡くなった場合には、夫婦でお通夜や葬儀に参列する場合が多くあります。香典は世帯単位で考えられ、1家族につき1つとするのが一般的です。明確な決まりがあるわけではありませんが、結婚している夫婦の場合は、夫の氏名のみで香典を包む場合や夫婦連名で香典を包む場合が一般的とされています。 夫婦連名で香典を包むのではなく、夫の名前のみで香典を包む場合には、受付の芳名帳に妻の名前を一緒に書けば、夫婦で参列したということがわかります。夫婦別で香典を包むというのは、不自然なことと考えられますので、注意しましょう。 夫婦連名で香典を包む場合の金額は、基本的には1人のときと同額で大丈夫でしょう。香典返しも1世帯につき1つとなります。故人と縁が深かった場合や、葬儀の後の食事に出席する場合には相応の金額を包みましょう。食事代の目安は1万円×人数です。

会社

会社関係で連名にして香典を包む場合には、香典の合計で1人分というわけではありません。連名で香典を渡す場合には、香典の金額は1人ずつ、故人との付き合いなどにより各自で用意するのが一般的となっています。本来であれば連名で包むのではなく、一人ずつ香典を用意する方が丁寧です。しかし、会社関係などでは連名で香典を包む場合も多くあります。 香典を連名で出す場合、香典の表書きに書く人数は、多くても3名までとなります。3名以上となる場合には、代表者名を記入し、続いて「他一同」と記しましょう。その場合には、別紙に全員分の名前を記入したものを中袋に入れるようにしましょう。 会社関係で連名で香典を渡す場合には、負担にならない金額として千円や2千円ずつ包むことが多いでしょう。連名で一緒に包む場合には、合計額が4や9などの縁起の悪い数字にならないように気を付けなければなりません。

親子

まれに親子で連名にする場合もあるでしょう。この場合の香典も包み方も夫婦のときと同じです。1世帯に1つの香典というのが一般的ですので、親子で連名とする場合にも、基本的には1人分と同額の香典で大丈夫でしょう。 故人との関係性などにより、包む金額も異なりますので、故人との関係性を考えて包むようにしましょう。

香典の連名のときは別紙にかくのか

連名で香典を包む場合には、注意しなければならない点があります。まず、できる限り個別で香典を用意することです。連名で包む場合より丁寧な印象を受けます。 また、連名で香典を包む際には、表書きの書き方にも注意しなければなりません。表書きに書く人数は多くても3人まで、3人以上の場合には代表者名を表書きに書き、詳細は別紙に記入するようにします。

別紙の書き方

別紙には、連名で一緒に渡した方の名前や住所、金額を一覧にして記載します。香典袋の様式と同じように、縦書きで書くのが一般的とされています。別紙については、渡した相手がわかりやすいように、パソコンで作成しても良いでしょう。 名前を記入する際には、まず代表者名を記入し、目上の方から先に書いていきます。続いて、その他の方々を順に書くようにしましょう。会社で連名にしている場合には、わかりやすいように五十音順でも良いですし、地域によっては居住地ごとに記載しても良いでしょう。

香典の連名のときの中袋の書き方

香典袋に香典を包む際には、直接お金を入れるのではなく、中袋に入れる必要があります。香典を連枚で書くときの、中袋の書き方はどのようにすればよいのでしょうか。

3名以上は別紙に

香典の中袋の表側には、包んでいるお金の金額を記入します。お金の書き方は、漢数字の旧字体で書くことがマナーとなっています。中袋の裏面には、自分の住所・氏名を記入します。連名で香典を出す場合、2名で香典を出す場合には、中袋の裏面にも2名分の住所や氏名を書くことができます。 しかし3名以上の連名の場合は、全員分の住所や氏名を中袋に記入することができません。その場合には、住所と氏名、個人がそれぞれ出した香典の金額を記入した紙を、別に用意し、中袋の中に入れるようにしましょう。別紙に名前を書く場合の順番は、表書きの場合と同じで、右側に目上の方を書くようにします。そこから順に左に向かって順に書きましょう。

香典の連名でのマナーを学ぼう!

香典の連名でのマナーを学ぼう!
※画像はイメージです
出典: https://pixabay.com

いかがでしたでしょうか。葬儀やお通夜では、香典を持参することがマナーとなっています。できれば個人で香典を渡すのが良いのですが、ビジネスシーンなどでは連名で香典を出す場合があります。そのような場合には、誰がどのくらいの香典を出しているのか、を相手に分かりやすく伝える必要があります。 2名で香典を出す場合には、表書きや中袋の中には、2名分の住所や名前を書くことができますが、3名以上の連名で香典を出す場合には、全員分の住所と氏名、金額を記入した別紙を準備し、中袋に入れるようにしましょう。香典返しの際に、相手が困ることのないように、マナーをきちんと守りましょう。

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