IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

フレンチのテーブルマナー・服装|ナプキン/食べ終わり/料理

ビジネスマナー

あなたはフレンチのテーブルマナーの基本をおさえていますか。今回は、ナイフとフォークの正しい使い方や服装のマナー、そしてフレンチ料理の内容別のマナーをご紹介します。ぜひ、フレンチ料理を味わう上で欠かせない洗練された大人のマナーを身につけましょう。

更新日時:

もっと楽しくフレンチ料理が食べたい!

もっと楽しくフレンチ料理が食べたい!

外食でフレンチ料理を食べる時、食事のマナーで困ったことはありませんか。特に高級感のあるフレンチ料理のレストランでは「すごく緊張してしまって、食べた心地がしなかった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、そんな方のために『知って置いて損はない』、どこでも使えるフレンチのテーブルマナーをご紹介します。また、フレンチレストランに行く時の服装のマナーや、食事中のマナーなどの細かいところにも注目してご紹介します。

フレンチでのテーブルマナーの基本について

フレンチでのテーブルマナーの基本について

早速、フレンチ料理を食べる時に使うナプキンとナイフ・フォークの正しい使い方を見ていきましょう。フレンチでのテーブルマナーは見た目も美しく機能的です。また、椅子に腰掛ける時は、背筋を伸ばすとより美しいでしょう。

ナプキンを使うタイミングは?

ナプキンはフレンチ料理に限らず、食事中の口元や手を拭くときに使います。また、衣服にソースが飛んだり、食事や飲み物をこぼしてしまった時に汚れないよう、あらかじめ用意されています。通常、ナプキンはメイン料理で使う大皿の上などに置かれています。 テーブルに全員が着席して料理の注文をしたら、給仕係(料理を運んできたり、食事している人々の世話をする人のこと)が料理を運んでくる前にナプキンを使いましょう。逆にテーブルに人が揃っていない場合は、ナプキンは取らないのがマナーです。

正しいナプキンの使い方

ナプキンを手に取ったら、二つに折ってあなたのひざの上(太もも)に置きます。折ったナプキンの輪っかになっている方をあなたのおなか側に、ナプキンの布の端がひざ側にくるように置きましょう。また、ナプキンは料理や飲み物が運ばれてくる前にひざに置けばいいので、慌てる必要はありません。 そして、食事の途中で席を立つ場合はナプキンをあなたの椅子の上に置き、戻ってきたら同じようにひざの上に置きます。

カトラリーについて

カトラリーについて

「カトラリー」という言葉を耳にしたことはありませんか。カトラリーとは、食器や調理器具を除いた食事のテーブルで使うナイフ、フォーク、スプーンなどをまとめて言います。 例えば、フルコースの料理を食べる時には、前菜用・魚用・肉用など何本ものカトラリーがテーブルに用意してあります。使う順番としては、一番外側に置かれているフォークとナイフから使います。 また、ナイフを右手に、フォークは左手に持ち、腕はハの字になるようにします。ナイフの刃は決して相手に向けることなく使いましょう。

「人差し指がコツ」ナイフの持ち方

ナイフの刃先をやや下に向け、柄に右手の人差し指を添えるようにして持ちます。食材を切る時はナイフと皿が擦れて不快な音を立てないよう、気をつけましょう。 また、ワインやパンを取るときに一旦ナイフとフォークを置く時は、食べている料理皿の手前側に、そのまま(左にフォーク・右にナイフ)ハの字になるようにします。

「フォークは持ち替えない」が正式なマナー

フォークもナイフと同様に先端を下に向けて持ち、テーブルにひじをつかないようにすると美しく見えます。なお、正式なマナーにおいてはフォークは右手に持ち替えません。ただし、知人・友人とのカジュアルな食事をする場合は、ナイフの刃を相手に向けずに皿の奥に横向きにして置き、フォークを右手に持ち替えます。

料理で使い分けよう!フレンチのテーブルマナー

料理で使い分けよう!フレンチのテーブルマナー

フレンチと和食でのテーブルマナーの違いは、手に食器を持つか持たないかです。フレンチでは食器を持つことはありません。また、フレンチのテーブルマナーには「スープはすすって飲まない」など、あなたも知っているマナーがあるのではないでしょうか。 ここからは、フレンチの食事内容におけるマナーについてご紹介します。

スープは音に注意する

スープを口に入れる時は、お皿は置いたままスプーンですくいましょう。また、スープをスプーンでたくさんすくうことはしないでください。なぜなら、テーブルや衣服にスープをこぼすことになるからです。 そして、フレンチのマナーでは食事中に出る音が非常に重要です。スープを口に入れる時は、麺類をすする時のように音をたててはいけません。また、食器とスプーンがカチャカチャと音を立てないように気を配る必要があります。緊張していると音が出る可能性があるので、体がこわばらないようにリラックスを心がけましょう。 もし、スープが少なくなってきたら皿や器の手前を持ち、少し傾けてすくいましょう。スプーンを持つのが右手ならば左手は皿に添えます。ちなみに、スープのすくい方にも違いがあり、イギリス式では皿の手前から奥へ、フランス式では奥から手前にすくいます。

パンは一口サイズにちぎる

フレンチ料理ではバゲットに代表されるシンプルな味の固いパンが多く、バターと一緒に提供されることもあります。パンは一口サイズに手でちぎり、食べるたびにバターナイフでバターを塗ります。また、料理のソースにパンをつけて食べても構いませんが、正式なマナーではありません。 なお、パンを乗せる皿がない時フレンチのテーブルマナーでは、テーブルクロスの上に置いても良いとされています。知らなかった方にとっては驚いてしまうマナーですが、メイン料理の左側のテーブルクロスに直接置きましょう。

ワインに迷ったらオススメを頼む

フランス料理の醍醐味でもあるワインは食前酒・食中酒・食後酒が用意され、前菜・肉・魚・チーズ・デザートなど、それぞれに合ったワインが提供されます。 オーダーする時は、ソムリエや店員がすすめるワインや自分の好みと価格の希望を伝えると良いでしょう。テイスティングが促されることもありますが、これはワインにコルクやカビの臭いが混じってないか、確かめるために行います。ソムリエが厳選して管理しているワインでは省くこともできます。 また、フレンチのテーブルマナーでは自らワインなどをグラスに注ぐことはせず、給仕係に全て任せます。もう飲みたくない場合も給仕係に伝えましょう。そして、グラスは脚を持つのが前提です。冷たい飲み物が体温に影響されることを防いでいます。

デザートやコーヒー(紅茶)の味わい方

デザートが何種類か盛られている場合は冷たいものから食べましょう。基本的にはフォークを使いますが、一度に口にできない大きさの果物やデザートではナイフとフォークで食べることもあります。 また、コーヒーに砂糖を入れる時はトングで直接カップに落とすのではなく、一度スプーンに置いて、スプーンからカップへ入れます。そして、砂糖とコーヒーを混ぜる時も、コーヒーの温度を冷ます時もスプーンでカップの中を静かに回します。 フレンチのデザートはコーヒーや紅茶と相性が良いように作られており、コーヒーは温かいものが基本です。コース料理を締めくくるので、ゆっくりと味わいましょう。

もう恥ずかしくない!フレンチでの服装のマナー

もう恥ずかしくない!フレンチでの服装のマナー

フレンチのレストランではテーブルマナーだけではなく、レストランを訪れる客の佇まいや服装にも気を使う必要があります。男性はスーツ、女性はワンピースなど、訪れる店の雰囲気や食事会の目的に合わせましょう。今からその一例を挙げますので、参考にしてください。

男性はジャケット着用が基本

男性がフレンチレストランへ行く時はジャケットの着用が基本です。ネクタイはしなくても大丈夫です。フォーマルでもカジュアルでも、汚れがなくて襟元がくたびれていないシャツを選びましょう。また、季節柄、コートを着用した場合は入店前にクロークに預けましょう。

女性は肌を露出しすぎない

フレンチレストランの雰囲気は各店舗で異なりますが、いずれにせよ、ラフな格好で行くのは避けましょう。夏の暑い時期でも、できるだけ肌の露出は控えるのがマナーです。また、胸元が大きくあいているデザインは避け、ストッキングは着用します。

足元がサンダルはNG

男女ともに気をつけたいのが靴です。ランニングシューズやレジャーに使うサンダルはやめましょう。女性はヒールのある靴だと姿勢がよく見えます。

こんな時はどうする?状況別フレンチのテーブルマナー

こんな時はどうする?状況別フレンチのテーブルマナー

最後に、フレンチ料理を食べていて困ることがないように、状況に合わせたマナーをご紹介します。厳密にマナーを守るというよりは、こだわり過ぎず、品良くフレンチを味わうことを優先しましょう。 また、フレンチのテーブルマナーを大切にする時に欠かせないのが、給仕係の呼び出し方です。例えば、新しいナプキンを持ってきてもらう時は大きな声を出さず、目配せして伝えましょう。他にも、出された料理が食べきれない時や飲み物が飲みきれない時も、遠慮せずに給仕係に下げてもらいましょう。

食べ終わった時

ナイフとフォークは皿の右端に揃えて置きましょう。ナイフの刃は内側に、フォークの先は上に向けます。また、全ての料理を食べ終えてレストランを出る時は、ナプキンは簡単にたたんで(四つ折りなど)テーブルに置きます。きちんとたたむことも、くしゃくしゃにしておくこともマナー違反です。

パンくずで散らかしてしまった・食事を床に落としてしまった時

フレンチ料理で提供されるバゲットなどのパンは固いため、一口ずつちぎったときにくずがテーブルに散ってしまうことがあります。できるだけ皿の上で食べるのが好ましいですが、仕方のないことでもあります。給仕係がくずを整えるので、自分できれいにしなくても大丈夫です。 また、床に食事やナプキンを落とした時も給仕係にお願いしましょう。自分で落としたからといって、フレンチのテーブルマナーでは拾わなくて良いです。

食べにくい料理が出た時

フレンチ料理のテーブルマナーとして時々悩むのが、食べにくい料理が出た時です。例えば骨付き肉やスペアリブは、初めからかぶりつくのではなく、できる限りナイフとフォークを使って切り分けます。 フォークで肉を押さえたら、骨と肉の境目にナイフを入れて骨から肉を切り離します。その後は一口大に切って食べ、食べ終えたあとの骨はまとめます。ちなみに、小さな骨付き肉ならば手で持って食べて良いとされており、手で持つための紙ナプキン、指を洗うためのフィンガーボールやおしぼりを添えてくれる店もあります。 魚料理ではフィッシュナイフを使って、中骨や皮(食べたくない人は外す)、ヒレにある小骨などを、フォークで身を押さえながら外して食べます。肉に比べて魚は身が崩れやすいので、ソースと身を一緒に食べるためのフィッシュスプーンもあります。

フレンチのテーブルマナーの達人になろう!

フレンチのテーブルマナーの達人になろう!

いかがでしたでしょうか。今回は、フレンチのテーブルマナーと服装についてご紹介しました。フレンチ料理を食べる時のナプキンのマナーや食べ終わった時にどうすれば良いのか、分かっていただけましたか。 慣れないうちは緊張してしまいますが、今回ご紹介したマナーを少しずつ身につけておくと、もっと美味しくフレンチ料理を楽しめるでしょう。ぜひ、あなたの生活で役立ててください。

関連タグ

アクセスランキング