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【月別】ビジネス文書での書き出しの例文|手紙/平素/拝啓

更新日:2018年04月17日

書き方・例文

仕事の中で日々目にしたり、自ら作成しているビジネス文書ですが、その中でも書き出しの挨拶文には多くの種類があります。中には月や季節ごとに使われる書き出しもあるため、どう書けばよいかわからないという方も多いでしょう。今回はビジネス文書での挨拶文をとりあげます。

暑さは残るものの、朝や夜間を中心に涼しさが感じられるようになる9月は、ビジネス文書の書き出しでも秋の訪れを感じられる表現が使われるようになってきます。 上旬はまだ残暑に見舞われることも多いため「残暑の候」が用いられることもありますが、一方で「初秋の候」や「涼風の候」、「清涼の候」も多く使われます。 中旬になるとより暑さが和らいで爽やかさも増してくるため、「涼風の候」や「清涼の候」に加え、「爽秋の候」や「秋涼の候」もよく見られます。 下旬ともなれば秋分を迎えて、いよいよ本格的な秋の到来となるため、ビジネス文書にも「秋分の候」や「白露の候」といった、前面に秋らしさが感じられる表現が目立つようになってきます。

10月の場合

秋が本格的になってきて、紅葉も色づき始める時期であるため、ビジネス文書でもより本格的な秋らしさを感じられる書き出しをすると受け手にも喜ばれるでしょう。 上旬の間は最も秋らしさを感じられる時期であるため、「清秋の候」や「仲秋の候」といった秋真っ盛りの表現が用いられます。 中旬となるとより秋が深まるため「紅葉の候」が用いられるとともに、少しずつですが朝晩を中心に寒さを感じられるようになってくるため「秋冷の候」も用いられます。 下旬となるとより寒さを感じるようになってくるため、「涼寒の候」や「寒露の候」といった冬の近づきを感じさせる表現も見られるようになります。

11月の場合

秋が終わり冬が近づいてくる一方で、紅葉がより深まりを見せる季節となるため、ビジネス文書でもそれにふさわしい時候の挨拶が書き出しに使われます。 上旬であれば本格的な紅葉の季節でもあるため「紅葉の候」が使われますが、7日ごろに立秋を迎えるため「立秋の候」も用いられます。同時に秋も少しずつ終わりに近づくため「晩秋の候」も多く使われます。 中旬から下旬にかけては冬が近づくため、寒さが一層感じられるようになります。このため、「深冷の候」や「向寒の候」といった涼しさや寒さが前面に出てくるような表現を盛り込むといいでしょう。

12月の場合

秋が終わり冬がやってくる一方、1年の終わりが近づいてくるのがこの時期です。 上旬であれば秋が終わったばかりであるため「初冬の候」や、日がだいぶ短くなってきたことから「短日の候」を用いることが多いです。 中旬ともなると、年末に向けて忙しさが加速するため、上記の挨拶のほか「師走の候」や「歳末の候」といった年末を表す表現もビジネス文書では見られるようになってきます。また、雪が降り始める地域であれば「新雪の候」も使われます。 下旬ともなるといよいよ1年の締めくくりということで、1年間のことを感謝する文面のビジネス文書が多く見られるようになります。この時期であればいよいよ年末を表す表現を書き出しに用いていくようにします。

手紙でのビジネス文書での書き出しの例文とは?

最後に、ビジネス文書の書き出しの例を簡潔に見ていきましょう。 ・「初春の候、貴下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます」 ・「歳末のみぎり、ますますご多忙のこととお見舞い申し上げます」 ・「平素は、弊社を格別のお引き立てのほど、心より厚く御礼申し上げます」 ・「猛暑の続く日々ですが、いかがお過ごしでしょうか」

ビジネス文書の書き出しでデキる人に

ビジネス文書によく見られる書き出しについて見てきましたが、いかがでしたか。 特に取引先などに対して正式なビジネス文書を送る際には、このような書き出しの挨拶は不可欠ですが、とりあえずは「平素」や「拝啓」など一般的によく使われる表現から用いてみるとよいでしょう。それだけでも、デキるビジネスマンであることを示すことができるでしょう。 そして、ビジネス文書の書き出し表現にある程度慣れてきたら、今回ご紹介した時候の挨拶も積極的に活用してみると、よりデキるビジネスマンらしくなります。 もちろん、時候の挨拶の表現以外にももう少しやわらかい表現もありますので、それも使えるようになると便利です。

初回公開日:2018年04月17日

記載されている内容は2018年04月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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