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【月別】ビジネス文書での書き出しの例文|手紙/平素/拝啓

更新日:2018年04月17日

書き方・例文

仕事の中で日々目にしたり、自ら作成しているビジネス文書ですが、その中でも書き出しの挨拶文には多くの種類があります。中には月や季節ごとに使われる書き出しもあるため、どう書けばよいかわからないという方も多いでしょう。今回はビジネス文書での挨拶文をとりあげます。

旧暦で2月は春を迎える季節とされています。言い換えれば寒さの厳しい時期から徐々に気温が上がり、日も伸びてくるため、それにふさわしい時候の挨拶を書き出しに用います。 2月も上旬は4日ごろに立春を迎えて暦の上では春となるため、「立春の候」や「早春の候」といった書き出しの表現が使われます。一方で、寒さもまだまだ残る季節であるため、「厳冬の候」や「残寒の候」といった冬の寒さを表すものもよく使われます。 中旬や下旬ともなると少しずつ温かくなり、梅の花も咲くような時期となってくるため、「梅花の候」や「解氷の候」、「早春の候」といった春の訪れがそこまで来ていることをうかがわせるような表現が多く使われます。

3月の場合

厳しい寒さの季節が終わり、草花が咲き始める春がやってくる季節ですので、本格的に暖かくなるような時期らしい書き出しの仕方をします。 とはいえ、上旬では春に向かっているとはいえまだ若干の寒さが残るため、引き続き「解氷の候」や「啓蟄(冬眠していた虫が出てくること)の候」、「浅春の候」といった春を感じつつも寒さの要素も入った表現が使われます。 中旬になると本格的に暖かくなり始めるため、「早春の候」や「軽暖の候」、「初春の候」といった春らしさが目立つような表現を使うとよいでしょう。 下旬になれば春分の日を過ぎて桜が咲くほど季節が進むため、「春分の候」や「春暖の候」、「薫風の候」といった表現が一般的です。

4月の場合

4月は年度が切り替わり、ビジネスであれば新入社員が入社したり、新しい事業がスタートを切るなど節目の時期となります。 上旬であれば桜が本格的に咲き誇るように春そのものを体現する時期であるため、「春暖の候」や「陽春の候」、「桜花の候」といった表現がよく使われます。 また、4月5日ごろは清明と呼ばれる二十四節気の1つの節目ともなり、沖縄では清明(シーミー)を祝う時期にあたるため、沖縄の企業の方へのビジネス文書に「清明の候」と書き出すと非常に喜ばれるでしょう。 中旬ごろになると桜も散り新生活を始めた人々も幾分か落ち着くため、全体的に安定した春を感じさせる書き出しがよく用いられます。「温暖の候」や「春日の候」、「麗春の候」が多いです。 下旬になると春が終わり夏が迫る時期となりますので、「晩春の候」や「新緑の候」などがよく使われます。

5月の場合

ゴールデンウィークで始まる5月は気温が上昇し、新緑の映える季節となってきます。月全体を通じ少しずつですが暑さを実感する時期ともなるため、それを表現した挨拶を書き出しの中に入れます。 ただ、上旬のうちはまだそれほど暑さを感じるということもなく、地域によってはようやく春を迎えるところもあるため、4月の時候の挨拶も合わせて用いる場合も少なくありません。例を挙げますと、「残春の候」や「新緑の候」、「葉桜の候」といったものが使われます。 中旬になると一層青々としたさまが目立ち、カラッとした時期であるため、「新緑の候」や「薫風の候」、「青葉の候」といったその時期の時候の挨拶があります。 下旬になると気温が上昇する一方で梅雨も近づいてくるため、「初夏の候」や「立夏の候」、「梅雨の候」といった夏や梅雨の近づきを表現した書き出しを用います。

6月の場合

夏を前に梅雨の時期を迎える頃となるため、ビジネス文書でもそれにあわせた時候の挨拶を書き出しに入れるようにします。 上旬であれば梅雨を迎える時期となるため、「初夏の候」のほかに「入梅の候」や「梅雨の候」といった雨の降る時期にふさわしい表現を用います。 中旬の場合は本格的な長雨の時期で雨の降る日も多くなりがちのため、ビジネス文書にも「梅雨の候」や「長雨の候」といった梅雨を感じさせる書き出し文が目立つようになります。 下旬は引き続き梅雨の時期の真っただ中にあるものの、夏至を迎えるなど徐々に本格的な夏に向けて季節が進んでいきます。このため「梅雨の候」といった梅雨関係の表現は使いつつも、「向夏(こうか)の候」や「夏至の候」など本格的に暑くなる時期に向かっている感を醸し出す表現をビジネス文書に盛り込むとよいでしょう。

7月の場合

梅雨明けで長雨の時期も終わり、本格的に暑い時期がやってくる時期であるため、ビジネス文書の書き出しでも下旬に近づくほど暑さを前面に出した時候の挨拶がよく用いられます。 とはいえ上旬の場合、梅雨がまだまだ続いているという状況であれば「梅雨の候」を用いる場合もあります。ただ、暑さが増してくるうえ、7日には七夕も迎えるため「向暑の候」や「七夕の候」といったこの時期らしい表現も書き出しに使ってみましょう。 中旬や下旬になれば梅雨も明けいよいよ暑さが本格的となってきます。このため、ビジネス文書には夏らしさを前面に押し出して書く例が増えてきます。このため「盛夏の候」や「大暑の候」、「酷暑の候」といった表現が一般的です。

8月の場合

本格的に暑くなる時期から徐々に暑さが落ち着いて秋へと向かい始める時期にあたる8月は上旬ではまだ夏らしさのある表現が使われるものの、お盆を過ぎる中旬や下旬ともなると暑さが和らぎ秋の気配を感じさせる表現が増えてきます。 上旬は7月の下旬と同じくらいに猛暑の日々が続くため、ビジネス文書での書き出しでも7月下旬と同じような表現(「盛夏の候」や「猛暑の候」など)を用いつつ、健康面も気遣って「納涼の候」といった涼しさを感じさせる表現も使うとよいでしょう。 中旬はお盆の時期に差し掛かり企業でもお盆休みのところが多くなるため、ビジネス文書を出す機会も少なくなりますが、表現は覚えておくとよいでしょう。この時期を境目に暑さが落ち着き始めるため、「納涼の候」や「避暑の候」などが一般的に使われます。 下旬となると残暑の中にも秋を感じ始める時期となるため、「残暑の候」や「初秋の候」が用いられます。

9月の場合

初回公開日:2018年04月17日

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