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【月別】ビジネス文書での書き出しの例文|手紙/平素/拝啓

更新日:2018年04月17日

書き方・例文

仕事の中で日々目にしたり、自ら作成しているビジネス文書ですが、その中でも書き出しの挨拶文には多くの種類があります。中には月や季節ごとに使われる書き出しもあるため、どう書けばよいかわからないという方も多いでしょう。今回はビジネス文書での挨拶文をとりあげます。

一般的なビジネス文書での書き出しの例文

お仕事をしている場合、ビジネス文書を目にする機会は非常に多いはず。中には、ビジネス文書のやり取りをよくするという方も多いでしょう。 そのビジネス文書を書くときに、最初の書き出しについて頭を悩ます方も多いでしょう。「平素」や「拝啓」、さらに時候の挨拶などいろいろとあるためです。 そこで今回は、ビジネスでよく使われる書き出しの挨拶文を一般に使われるものや月別の時候の挨拶を中心にご紹介いたします。

「平素」:感謝を伴うビジネス文書の書き出し

ビジネス文書の中でもよく見られる書き出しの表現が「平素」です。ほとんどすべての場合で「平素は」というように用いられることが多いこの表現ですが、その意味は皆さんもイメージしているであろう「いつも」や「普段から」となります。 そして使われるシチュエーションも、「平素は格別のご高配を賜り」や「平素は弊社のことをお引き立ていただき」というように、いつもお世話になっていることへの感謝の気持ちを伝える意味合いで使われることが多いです。 「平素」を使うにせよ使わないにせよ、ビジネス文書の書き出しとして感謝の気持ちを伝える文から始められれば、受け取った側もまた気持ちよくビジネス文書を読むことができるでしょう。ただ、「平素」という表現は「いつも」などの正式な表現ですので、ビジネス文書を作成するときにぜひとも活用してみてください。

「拝啓」:距離のある相手向けのビジネス文書に

アンジェラ・アキさんの楽曲「手紙―拝啓十五の君へ―」の歌い出しでもよく聞かれる「拝啓」も、正式なビジネス文書での書き出しでよく使われる表現の1つです。 この「拝啓」は、「おじぎして申し上げる」が転じて「へりくだって申し上げる」という意味です。そのため、書き出しの表現としては随分と謙遜したような性格を帯びています。 そして、「拝啓」で書き出した場合は、必ず最後を「敬具」と締めくくります。こちらも、「つつしんで申し上げました」という意味を持っているため、まさに謙譲に始まり謙譲に終わるという体裁を貫いた表現といえます。 ちなみに「拝啓」と「敬具」はビジネス文書を送る相手の中でも、特に距離があり、なおかつ尊敬の念を表したいという場合に使われます。そして、そのタイミングも季節柄の挨拶(年末年始や年度替わりなど)に用いる表現です。ただ、逆に親しい間柄で使うのは避けられます。

「前略」:火急の場合によく使われる書き出し

「前略」もビジネス文書の書き出しでよく使われる表現の1つに数えられます。とはいえ、多くの方には「前略」の意味についてなかなか考える機会はないのではないでしょうか。 これは字のごとく「前を略す」、つまり「前口上(時候の書き出しや挨拶文)は省略して、単刀直入に本文から書き出します」ということを意味しています。特に用件を早急に伝えたいという場合に使われることが多く、実際にこのようなビジネス上のシーンも少なくありません。 そのため、遠回しな挨拶は抜きにして、火急で用件を伝えて対応や回答を求めるという内容のビジネス文書でよく使われます。 なお、「前略」を用いた場合は締めくくりに「草々」を用いるのがマナーです。この「草々」は「あわただしい状態」を指し、転じて「あわただしくて申し訳ありません」ということを意味します。ちなみに「早々」を使う方もいますが、これは正しくありません。

英語でのビジネス文書の書き出しとは?

仕事をしている中で、海外の企業の方にビジネス文書を送るという方も多いのではないでしょうか。そのような場合は英語でのビジネス文書の書き出しも覚えておくと非常に便利です。 最もよく使われる書き出しの表現が「Dear, Sir」です。「Dear」は中学校の英語の授業でも習った方が多いと思われますが、「親愛なる」という意味で、そこに相手への敬称である「Sir」をつけることで、受け取り手に対する尊敬の意味を込めることができます。例えば、海外企業の社長宛のビジネス文書の場合であれば「Dear, Sir President~」となります。 なお、英語圏へのビジネス文書はとかく簡潔かつ率直に書くのがマナーとされています。このため、日本のビジネス文書のように書き出しの際の挨拶文を用いることはかえって相手の心象を悪くしかねませんので、気を付けましょう。

月別のビジネス文書での書き出しの例文とは?

日本のビジネス文書の場合、よほど急ぎでない限りは書き出しに時候の挨拶と呼ばれるその季節や月にあわせた挨拶文を入れるのが一般的なマナーとされています。ただ、その時候の挨拶の種類も非常に多く、どれを使えばよいのかについてわからないという方も多いのではないでしょうか。 そこでここでは、ビジネス文書の書き出しに使える各月の時候の挨拶についてご紹介していきます。取引先とのコミュニケーションなどにぜひとも活用してみてください。

1月の場合

1月は新しい年を迎え、心を新たにビジネスに打ち込んでいくような時期です。そのような時期ですが、1月の時候の挨拶は基本的に年始前後のものと、その後のものとに分けられます。 年始前後のものの場合は「新春の候」や「迎春の候」といった、まさしく新年独特の表現が書き出しに用いられます。このため、年末年始明けに取引先などにご挨拶するビジネス文書に用いてみるとよいでしょう。 年始前後よりも後の時期(1月の中旬や下旬)の場合は、本格的に寒さが厳しくなっていく時期であるため、中旬であれば「小寒の候」や「冷雨の候」、下旬であれば「大寒の候」や「厳冬の候」というような言い回しが一般的です。

2月の場合

初回公開日:2018年04月17日

記載されている内容は2018年04月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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