重曹の洗濯での使い方・使う量と効果｜洗濯槽/洗濯機/臭い

白いワイシャツの襟やそで口は黄ばみやすく、一度汚れが付いてしまうと漂白剤を用いてもなかなか落としきれません。そういった場合にも重曹が便利です。 重曹を用いると気になる衣類の極みを真っ白に洗いあげることが可能になります。ワイシャツについてしまう黄ばみのもととなるものは、汗の成分である水と塩分、普段皮膚の表面を守っている皮脂になります。 この汚れの中には脂肪やたんぱく質、鉄が含まれており、これが衣類に付着して乾燥することにより黄ばみや黒ずみとなってしまいます。重曹はたんぱく質や脂肪を分解する働きがあるため、この黄ばんでいる部分に塗布してつけおきにすることで、衣類を白く洗いあげます。

なかなか落としにくい汚れの一つに、枕に染み付いた汗やだ液の跡があります。これを重曹を使って落とす方法があります。重曹の割合は水1に対して重曹を2の割合で混ぜ合せます。それを使わなくなった歯ブラシなどで汚れが気になる部分をこすり、布やタオルでか拭きをし乾かすと、汚れをきれいにすることができます。汚れが落ちないからと言ってあきらめて処分したい買い替えをせず、この重曹を使ってお洗濯をしてみると良いでしょう。

重曹にはいろいろな使い方があります。お掃除用の洗剤として使う方法をもその一つです。重曹を効果的に使える場所は、キッチンのガス台や換気扇にこびりついた油汚れのほか、お風呂場のカビの除去、おトイレのお掃除にも幅広く使うことができます。お掃除用に重曹を使うには、重曹をそのまま使う使用法のほか、他の洗剤と混ぜ合わせ使ったり、スプレーやペースト状にして使う方法があります。それでは次に重曹の使い方についてお話ししましょう。

重曹を粉末のまま使うのではあれば、研磨剤として用いると良いでしょう。重曹は休止が細かいため、シンクの水あかやカビ汚れを洗い落としたり、食器の茶渋にも高い効果を発揮します。例えば水あかの気になる排水溝にふりかけると、水あか特有のぬめりとにおいを分解しきれいにすることができます。 排水口にふりかけるのであれば、その量はおよそ大さじ 2杯から3杯が適量です。研磨剤として用いる場合には、手荒れを防ぐためゴム手袋をして使用するか、薬用の重曹を使いましょう。敏感肌の方やアレルギーをお持ちの方など肌が弱い方は注意が必要です。

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安い価格でどこででも手に入る重曹ですが、重曹水でスプレーを使っておくと、いろいろな場所をお掃除する際に便利です。作り方は簡単で、スプレーボトルを用意したら、30度から40度程度のぬるま湯に重曹を小さじ2杯を入れ、良く振ってしっかりとどけきるまで混ぜ合わせれば完成です。 重曹スプレーは、普段使いの掃除用としても用いることもできますし、油汚れに強いため、シンクのお掃除のほか、床掃除にも用いることができます。また重曹をスプレーは、においのもととなるものを分解する作用もあるため、においがしみついたカーテンや生ごみ、衣類、おトイレにもふりかけておくと手軽に消臭することが可能です。

重曹を使ったスプレーはお掃除や消臭スプレーとしても便利に使うことができますが、溶かす割合が多すぎると、吹きかけた後に白い粉が残ってしまうことがあります。特に衣類やカーペットにのこってしまうと、掃除機で吸い取ったりと後片付けが面倒になりますので、重曹を溶かす割合は必ず守って下さい。そのほか、重曹スプレーを作る際には、重曹がしっかり溶け切ったかどうかを確認してご使用になってください

重曹はお料理や掃除のほかにも、入浴剤として用いられ、美容にも用いることができます。油汚れに強く、キッチンや換気扇の汚れを落とす際に用いるということはすでにお話ししましたが、そのほかにはどういったことに利用できるのでしょうか。それでは次に重曹を使える場所や用途についてお話ししましょう。

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コップについた茶渋やコーヒーの汚れは、食器用洗剤だけでは落としきることはできません。ですが、ドラッグストアやホームセンター、スーパーでも購入できる重曹を使えばだれにでも簡単に落としきることができます。この場合は粉末状の重曹ではなく、液体状の重曹を使いましょう。 汚れが気になる部分に重曹をふりかけておき、10分程度置いておくと汚れがとれてしまいます。それだけで汚れが落ちない場合には、スポンジやブラシを使い軽くこすれば汚れを落とすことができます。 塩素系の洗剤を用いれば簡単に汚れを落とすことはできますが、特にコップは直接口をつけるものですので、洗い残しが気になったり洗っても不安が残るという方は、重曹を使って汚れを落としましょう。

電子レンジやオーブンレンジは焦げ付きや飛び散った油汚れが乾いてしまうと、なかなか落としきるのが難しいものです。こまめに掃除すれば問題はありませんが、なかなかお料理のたびに洗うということは難しくもあります。 この場合は水と重曹を混ぜ合わせ、スポンジを使って汚れになじませ、そのまま電子レンジを1分程度加熱しましょう。そのあとすぐに扉をあけず、2分から3分程度時間をおきます。そのあとでスポンジを使って軽くこすると油汚れが簡単に落とせます。 それほど時間の経過していないものは、これだけで簡単に落とすことができますが、時間が経過しこびりついてしまったものについては、これを数回繰り返す必要があります。