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部長と課長の役割の違い・階級の意味|係長/次長/主任

初回公開日:2018年02月23日

更新日:2018年02月23日

記載されている内容は2018年02月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

経営

あなたは部長と課長の役職の違いについて知っていますか。またその階級の違いを知っていても、結婚の報告のような大切な報告をどちらからするべきかをご存知でしょうか。そのような時に迷わないためにも、部長、課長以外の役職にも触れつつ、その違いについてご紹介していきます。

部長と課長はどう違うの?

部長と課長はどう違うの?

会社には役職というものがあります。役職には階級があり、正式な役職名ではないものも含めると、上は会長から始まり下は平社員まで、いくつもの階級が存在します。ここではその中の「部長」と「課長」の違いについて、そのほかの階級についても触れながらご紹介しましょう。

役職とは何か

役職とはそれぞれの役目や職務を表すものですが、会社組織を動かしていくための組織の構図であり、上にいくほど人数が少なくなることからこのような組織は、ピラミッド型組織と言います。 上の役職から順番に、ひとつひとつ見ていきましょう。

会長

会社にて、代表取締役、つまり社長と呼ばれる立場の人よりも上の栄誉を有する人のことです。株式会社の場合は、会社の業務執行の決定機関として存在する取締役会の議長のことを言います。 会社について物を申すことが可能な役職ではありますが、会社によっては特に経営などに口を挟まず、実質的には決定権などを持たない名誉職として、この役職を存在させているところもあります。

代表取締役

社長と呼ばれる人のことで、会社の最高権力者に位置します。会社によっては複数いるところもあり、そのような場合の役職名は「代表取締役会長」「代表取締役社長」というように、肩書を分けます。

取締役

代表権をもたない取締役のことです。この役職に就く人は副社長、専務、常務、平取、執行役員と呼ばれる人たちがいます。株式会社の場合は、取締役会の構成員であるため会社の業務執行において、意見を言うことができる立場になります。職業欄に記す時には「会社役員」と記入しましょう。 副社長、専務、常務、平取、執行役員の5つの役についても、上から順番に見てみましょう。

副社長

社長の次に位置する人です。社長の補佐をします。

専務

会社の業務全般を管理する役職です。社長の補佐をします。

常務

主に会社の日常的な業務の管理を任される役職です。社長の補佐をします。

平取

副社長、専務、常務の立場にはない取締役を、ただの取締役であるということから平取と呼ぶことがあります。

執行役員

取締役会において決定した業務などを執行する者として選ばれた人をこのように呼びます。正式には「業務執行取締役」と言います。

部長

GM(ゼネラルマネージャー)やフェローとも呼ばれることがあります。部長が複数存在する場合はその中の代表の者を、本部長という役職名で呼びます。管理職と言われる役職のひとつです。「取締役本部長」というように、取締役と兼任する人もいます。

次長

チーフマネージャーとも呼ばれます。会社によってはこの役職はなく、部長のすぐ下が課長となるところもあります。管理職と言われる役職のひとつで、部長の補佐をする役です。副部長が存在する会社ではそれと混同しやすいと感じる人が多い役職ですが、肩書は違うので注意しなければいけません。

課長

マネージャーとも呼ばれます。管理職と呼ばれる役職のひとつです。課長以下で構成されるひとつの部署が存在する場合は、その部署の責任者になります。課長を補佐する役職として、課長補佐や課長代理を設けるところもあります。

係長

管理職と呼ばれる役職のひとつです。業務を行うにあたり結成される、最も小さいチームの管理的立場を任される役職です。

主任

主任という正式な役職名は存在しないですが、係長の下でさらに細かく分かれたチームのリーダーを任される人がそのように呼ばれます。チームの構成人数が多い場合は、主任の下にリーダーと呼ばれる人を置く場合もありますが、基本的に役職としては一番下である平社員の上が主任となります。

部長と課長の役割の違い

同じ管理職と呼ばれる役職である「部長」と「課長」ですが、どのような役割を果たす役職なのでしょうか。それぞれ見てみましょう。

部長の役割とは

大人数の会社である場合として説明すると、複数の部署をまとめた一部門の上に立ち、それぞれの部署すべての管理を任され、その部門の経営方針や重要事項の最終決定をしたりと方向性を指し示す大切な役割です。 大きなミスがあった場合は責任を取るなど、責任の大きな役職であると言えます。管理職の有数として取締役と部署を繋ぐパイプとなり、その管理、把握を任されます。 部下の管理、把握については結婚などの大きな変化については報告を受けますが、遅刻や欠勤などの日常的な業務に関わる連絡事項は受けないことが多いです。

課長の役割とは

大人数の会社である場合として説明すると、一部門の中にある複数の部署のうちの、一部署の上に立ち、その部署に所属する部下たち一人ひとりの管理、把握に関する責任者となります。一般的に大きなミスがあった場合に責任を取ることはあまりなく、重要事項の最終決定などもしないため問われる責任は部長よりは重くはありません。 部下の遅刻や欠勤などの日常的な業務に関わる連絡事項を受け、管理、把握し、円滑にその日の業務が行われるように部署を動かす役割を必要とされます。 部長が会社そのものと部署を繋ぐパイプの役割なら、課長は部下たちを部署というかたちでまとめ、繋ぐパイプの役割と言えます。

部長と課長の階級には意味があるのか

もとはと言えば役職は、仕事や責任を分配して組織が機能しやすくするために作られました。それだけでなく、役職が階級制になっていることで働く者が昇進意欲を抱くことができ、それが労働意欲に繋がるなど役職が階級によって違いがあることは会社にとって、良い影響があると言えます。 部長と課長のそれぞれの役割についての説明に述べられていたように、それぞれの役割は大きく違います。 下につく部下の人数も、それに比例して大きくなる責任も、この2つの役職では違ってきます。ゆえに、階級を違えて存在することに意味があります。

どちらが上だといえるのか

ここまでの役職の違いについて説明から、上下関係に関してはすぐに部長が上で、課長が下であるということは理解できることです。しかし、以下引用のような意見があることも事実です。

肩書だけは「部長」に変わったものの、実際には「大課長」の役割しか果たしていないということです。部長が「大課長」になってしまっているケースで大きな問題となるのが、部門のかじ取りをする人、つまり部門のビジョンや戦略を考える人がいなくなるということです。

なぜ部長と課長の違いを知りたくなるのか

以下の引用文から考えられることは、役職の階級の違いについてなどではなく、実際に働いている部長を見ていて部下がこのように感じることで、部長と課長はどちらが上で、どんな違いがあるのだろうと疑問を持つ人が出てくる可能性があるということです。 人数の少ない会社であるほど部長と課長という役職は、その違いや階級の差を感じにくい傾向にあります。現実にその人が行っている業務内容やそのレベルがどのようであっても、役職、肩書を正しく理解しておかないといざという時に、失礼にあたることを言ってしまう可能性があります。

課長研修、係長研修で部長に対しての不満が出ることがあります。一番は「部長は自分たちや現場を理解してくれていない」「経営者や役員の顔色ばかりうかがっている」「自分の仕事に追われている」「経営者の指示命令を伝えるだけで、何も考えていない」など。 つまり、「課長レベルの仕事で満足している」「部長の役割を理解していない」ということです。

結婚報告は部長と課長のどちらから先にするべきか

役職の上下関係や、その役割を正しく理解していないと失礼にあたることを言ってしまう可能性がある事柄でよく挙げられることのひとつは「結婚の報告」です。単純に、立場が上の者から順番に報告しなければならない、と考えてはいけません。

まずは課長から報告を!

基本的に結婚などの報告は、直属の上司に報告します。部長と課長で比べるならば、所属する部署の有数である課長が先になります。もし自身が平社員で、係長や主任のような課長以下の立場の上司の方がいる場合は、そちらから先に報告しましょう。「自分に近い立場の役職の方から」が、正しい順番です。 課長に報告後、課長から部長に伝えてもらうこともありますし、自分で報告をするように言われることもあります。

なぜ部長から報告してはいけないのか

課長に報告する前に部長に報告してしまった場合、もしも部長の口からその報告を課長が聞き、知らないとなると「課長のくせに、部下のことをちゃんと把握できていないのか」と思われてしまい、課長の顔に泥を塗ることになってしまいます。

部長と課長に結婚式に列席していただく場合

例えば、結婚の報告だけでなく結婚式に列席していただきたいと伝える場合、またその時に主賓や乾杯の挨拶をお願いする場合もやはり課長からお伺いします。 主賓を部長に、課長に乾杯の挨拶をお願いする場合は課長に、メールや電話ではなく直接「○○部長には主賓としてご列席いただき、○○課長には乾杯の挨拶をお願いしたいと思っているのですが、よろしいでしょうか」というように、お伺いを立てましょう。 細かいことですが、誰にどのようなことを報告し、お願いするのかということも含めて、全てを把握しておくことが部下を管理するという業務のひとつになります。課長の意見を聞いたり、了承を得た後に部長にも直接お願いに行くのが最も良い報告、相談の順番です。

階級の意味を知っておくことは大切なこと!

階級の意味を知っておくことは大切なこと!

役職について知ることで、大切な報告をする時に上司に恥をかかせる心配がなくなるだけでなく、名刺をいただいた時や紹介を受けた時に、どちらの立場が上だろうと混乱することなく対応できます。しっかり理解して、スマートに立ち振る舞えるようになりましょう。

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