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御礼状はどう書けばいい?マナー・構成・例文などについて紹介

更新日:2024年08月07日

書類の書き方

御礼状は、様々なシーンで書く機会があるのではないでしょうか。本記事では御礼状とは何かから御礼状をどうしても送れない際の対処方法などをくわしく解説しています。御礼状の書き方を知りたい方やどうやって書けばいいか悩んでいる方は参考にしてみてください。

メールで御礼を送る際は出来るだけ早いタイミングで送るようにしましょう。午前中の出来事に関する場合、その日の夕方までに、午後以降の出来事でしたら、翌日午前中までに送るのがよいでしょう。 特にビジネスシーンでの御礼となると、相手側は貴方のほかにも御礼メールを受け取っている可能性があります。相手の記憶が早いうちにメールを送ると、受け取る側からの印象がよくなるでしょう。 件名はわかりやすく、誰からの何に関するメールなのか明確に書くよう心がけます。 「昨日の○○の御礼 株式会社○○名前」と、会社名、自分の氏名も件名に載せて一目でわかるようにしましょう。 テンプレートは、形式マナーを確認するのに必要ですが、そのまま定型文を送るのは出来るだけ避けましょう。その日に関する貴方の感想や、わかりやすいエピソードを盛り込み、相手の記憶に残る文章を書くことで、相手との関係性も御礼以上の効果が生まれるかもしれません。

御礼状をどうしても送れない際の対処方法

御礼状はすぐに出すのがマナーですが、どうしてもすぐに御礼状が書けないという場合はどうすればよいのでしょうか。 そのような場合、パートナーが代筆したり、ビジネス上だと部下に代筆をお願いする場合もあるでしょう。相手に失礼にならないよう、どのように代筆すればよいか、また、宛名書きや署名はどうすればよいのか、ルールと対処法をご紹介します。

代理を立てて御礼状を出す

早めに出した方がよい御礼状ですが、どうしても期間内に御礼状を書くことができないときに代理を立てて御礼状を出す場合があります。代表的な例としては、夫名義で届いたお中元やお歳暮の御礼状を、妻が代筆するケースです。 また、会社では多忙な上司に代わって部下が御礼状を代筆する場合もあります。基本的に代筆でも問題がない送り先としては、親族や友人、同僚や親しい取引先、パートナーと面識のある上司などになります。 代筆をする場合、いくつかポイントや気を付ける点がありますので見ていきましょう。

代筆する際のポイント

お中元などの御礼状を代筆する場合も、必ず受け取ってから遅くても3日以内に送るようにしましょう。ハガキよりも封書のほうが丁寧で、手書きで書くようにしましょう。 代筆の場合も御礼状の構成は同じです。時候の挨拶から、感謝の言葉、相手の健康を気遣い、結びの一言でしめくくります。 ここで、本文の感謝の言葉には、「夫がお世話になっています」や「夫婦ともどもうれしく思っております」など、パートナーの代筆ならでは言葉を入れるとよいでしょう。 結びの一言の後に差出人を書きますが、ここで、受け取った本人のフルネームの左下に「内」という文字をいれます。パートナーと面識のある親しい相手ならば、「内」は使わず、連名でもいいでしょう。

御礼状に関するマナーを知ろう

お礼状の書き方などを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 御礼状の書き方には色々とルールがあります。しっかりと守って気持ちよく御礼状のやり取りをしましょう。 また、ルールも大切ですが心を込めて感謝の気持ちを伝えるということが、御礼状の主旨になります。「字が下手だから」などと言って敬遠せず、自分の気持ちを素直に表現することが大切です。相手に気持ちが伝わるように丁寧な御礼状を書きましょう。

初回公開日:2018年02月27日

記載されている内容は2022年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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