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三回忌のお布施の相場とマナー|封筒の書き方・金額・浄土真宗

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三回忌のお布施の相場で悩む方は多くいます。少なすぎると失礼だし、多すぎるともったいないと迷った経験はあるのではないでしょうか。ここでは、三回忌のお布施の相場や一般常識も紹介しています。三回忌などの儀式の知識があまり自信がない方は、是非参考にしてください。

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三回忌のお布施の相場と渡し方について

三回忌のお布施の相場と渡し方について

三回忌などの法要は、故人があの世で良い報いをうけられるように、親族などが集まって仏に祈りをささげる儀式になります。葬式・告別式が終わった後も、故人を偲ぶために節目にさまざまな法要を行います。 故人の命日から七日後から法要を行うのが一般的で、最初の七日目を初七日法要といい、最後の四十九日法要があります。その後は、一回忌、三回忌と続いていきます。初七日法要は家族だけで行うのが一般的で、四十九日法要と一回忌・三回忌には、僧侶と親近者を集めて儀式を始めます。 一回忌・三回忌などは年忌法要といいます。三回忌までは親近者を呼んで儀式を行いますが、それ以降は親族だけで行う場合が多くなっています。

三回忌などの年忌法要の流れ

三回忌などの年忌法要の簡単な流れは、自宅もしくはお寺で儀式を行います。僧侶を呼び仏壇でお経を読んでもらい、その後に納骨されている場所まで移動し、そこで線香をあげます。最後に、自宅で頼んでいたお弁当をみんなと食べますが、最近の住宅は狭いので料理屋などで済ますことが多いです。 時間配分はその宗教やお経の長さによって変わりますが、最後の会食も多くの時間を取っている場合もあるので、半日もしくはほぼ一日の予定になっています。特に久しく会っていない親族とは会話が弾んでしまいます。 このようにみんなでワイワイと話すことも、故人があの世で幸せになれるようにしてくれると言われています。

お布施の金額とそれ以外のお金

お布施の目安

お布施とは、僧侶がお経を読んだり戒名を付けてくれた謝礼のことです。 三回忌などの年忌法要を行う際に気になることがお布施の値段です。「お布施いくらがいいのか」と悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。また、「一回忌と三回忌ではお布施の額が違うのか」というようにお布施に関する疑問は多くあります。 一回忌のお布施の目安は3~5万円で、三回忌のお布施は1~5万程度といわれています。三回忌のお布施の目安は1~5万と幅があるために、どの額にすれば良いか決めることができない人は、直接僧侶に聞くことをおすすめします。 僧侶にお布施の額を聞くことは決して失礼なことではありません。しかし、「お布施はいくらですか」と直接聞くのではなく、「皆さんはいくらぐらい包まれますか」と聞く方が僧侶も答えやすい場合もあります。

お車代

三回忌で、お布施だけを払っておけば安心と思われる方もいるでしょうが、それ以外のお金が必要な場合があります。そのため、三回忌などの年忌法要を行う際に、どのような進行をして僧侶の行動も把握する必要があります。 その中にお車代があります。お車代とは、三回忌を行う会場までの移動で使うお金のことです。タクシーでお寺から会場まで来てもらう場合には、お車代を用意しておく必要があります。目安は5,000円~1万円程度です。また、お寺から施主、もしくは親族が迎えに行く場合は、お車代を用意する必要はありません。

御膳代

三回忌の最後にみんなで食事をしますが、その時に僧侶も一緒に食事する場合と、食事をせずに帰る場合があります。もし、食べずに帰る場合には御膳代を渡す必要があり、目安はお車代と同じぐらいになっています。 御膳代を用意するかしないのかをはっきりさせるため、三回忌の打ち合わせの時に僧侶の方に直接伺っておく必要があります。これも、お布施の額を聞いたように失礼にはならないので、しっかりと確認しておきましょう。

お布施を入れる袋・封筒・水引の正しいやり方とは?

お布施を入れる袋とは?

お布施を入れる袋とは一般的に表面の包み物です。お布施と入れる物は一見、袋の中にお金が入っているように見えますが、実は袋の中に封筒もしくは半紙が入っていて、その中にお金が入れます。 市販されている袋には、「御布施代」と書かれているものがありますが、書かれていないのなら忘れずに書いておくことが必要になります。

封筒とは?

お布施を直接入れるのがこの封筒です。市販されているものは、袋と封筒が一緒になっているものがほとんどですが、もし中に封筒が入っていなかったら用意する必要があります。封筒はどれでもいいわけではなく白色の封筒を選び、郵便番号などを書く欄がない無地の物を選びましょう。また、封筒以外にも半紙で代用する場合もあります。

水引は必要か?

一般的に水引は必要ないと言われていますが、地域の風習によって必要な場合もあります。水引の色にもさまざまあり双銀や黒白の水引が主流ですが、関西では黄色と白色の水引を使う場合もあります。 水引には、色の違いの他に結び方の種類もいくつかあり、その結び目が違うと大変失礼になるので気を付ける必要があります。 結び切りの水引は中央で固く結んでいるため、ほどくことは困難になっています。そのため、「一度で終わる」「繰り返してほしくない」と解釈され、結婚式などの祝い事に使われます。 あわじ結びの水引は、結び切りと同じようにほどくことが困難な結び方になっています。また、水引の両端を引っ張るとさらに固く結ぶことになるので「末永くお付き合いしたい」と解釈されます。また、「二度とあってほしくない」と受け取ることもできるので、三回忌などのお布施で使う場合は、このあわじ結びの水引を選びましょう。

お金の入れ方は?

お布施のお金は上記で示したとおり、封筒または半紙に包んで入れれば良いのですが、ただ無造作にいれてしまってはマナー違反になってしまいます。 表向きが見せるようにお札を入れるのが、正しい方法です。表向きとは肖像画が見える方のことです。 このような入れ方は、三回忌のお布施以外にも祝儀でも使う事ができるので、覚えておくと良いでしょう。また、お布施に入れるお札ですが、新札でも構いませんが不祝儀の場合は避けるのが一般的です。最近はあまり気にしないことが多くなっていますが、どうしても抵抗がある場合は、折り目を付けて入れることで解決できます。

表書きの書き方

表書きとは、お布施を入れる封筒の表側に書くことです。市販されているものは、表書きが印刷されている場合がほとんどですが、印刷されていない場合もあるので紹介します。 表書きには、封筒の表側の中央の上側に「御布施」や「お布施」と書きます。ほかにも「御経料」「御礼」など言葉を使う場合もあります。書く際は、油性や水性などのマジックペンではなく、筆ペンを使用して墨の色も薄墨ではなく黒を使いましょう。 「お布施」と書いた真下にある程度空白を空けて施主の氏名を書くか、「○○家」のように書くことが一般的です。

裏書の書き方

上記のように表書きにお布施と氏名を書いたのなら裏面に書く必要はありません。郵送する封筒の裏面には住所や氏名を書きますが、お布施の封筒の場合は白紙でもマナー違反にはなりません。

三回忌のお布施の渡し方とタイミング

渡し方

三回忌ときにお布施の渡し方ですが、渡す前は袱紗に入れてることをおすすめします。袱紗に入れることで、お布施を入れている袋にしわができることを回避でき、綺麗な状態で渡すことができます。袱紗の色はさまざま存在しますが、紺や紫色が一般的です。 三回忌のお布施ですが、渡す前に袱紗から出して僧侶に渡します。渡す際には、手渡しではなくお盆なのに乗せて「今日はよろしくお願いします」と一言付け加えてから渡しましょう。

渡すタイミング

三回忌などの年忌法要の際に渡すお布施ですが、意外と渡すタイミングが分からない場合があります。「今渡した方がいいのか」「今は忙しそうだから後にした方がいいのか」と悩んでしまいがちです。 渡すタイミングは、状況によって三回忌の儀式の前でも後でも良いとされていますが、一般的に儀式の前に渡す場合が多いです。 お寺などで三回忌をする場合には、受付の人がいるのでその人に渡します。また、受付がいない場合や自宅などで三回忌をする場合は、僧侶が来たときに挨拶とともに渡しても問題ありません。 また、儀式前が忙しそうにしていたら終わってから、お礼とともにお布施を渡しましょう。

どのように挨拶すればいいのか?

三回忌などの年忌法要で施主をする場合、お布施などのマナーも大切ですが、挨拶も重要な仕事の一つです。特に、人と話すことが苦手な場合は、どうしても挨拶のことばかり考えてしまいます。 挨拶する内容ですが、いくつかに分けることで作りやすくなります。 まず、法要に参加してくれたことに対してお礼を述べます。次は、葬儀後のお付き合いへの感謝をします。その後は、親族の近況を知らせ食事を勧める内容を述べて、最後にもう一度感謝の一文を入れましょう。 挨拶する直前に忘れがちになりますが、作った挨拶どおりでなくてもその構成を守って自分自身の気持ちを伝えれば問題ありません。しかし、親族の近況の時にあまり詳しく話しすぎて長くなりすぎることには注意しましょう。

三回忌の宗派別のマナーとお布施の相場とは?

三回忌の宗派別のマナーとお布施の相場とは?

宗派別に三回忌のお布施の金額に差はありません。そのため、上記で示したとおり一回忌であれば1~5万、三回忌のお布施なら1~5万程度が相場になっています。また、三回忌の年忌法要は、その家族で暗黙で決まっている金額がある場合もあるので、両親に確認する必要がある場合もあります。

浄土真宗

三回忌などは、命日と同じ日付にすることがもっとも良いとされていますが、現実的に難しいので参加者が都合しやすい日取りにすることが一般的です。だからといって、あまり送らせすぎたり年忌法要自体を忘れてしまうと、故人に大変失礼なので注意しましょう。 まず、決めないといけないことは御膳をどうするかです。自宅で食べるのか、仕出し屋に頼むのか、それとも外で食べるのかを事前に決めておく必要があります。 その他にも準備する必要があるものは多くあるので、早めに僧侶と相談する必要があります。

曹洞宗

曹洞宗も浄土真宗の場合とマナー内容は変わりません。仏壇の飾り付けなどはその宗派で違ってくる場合はありますが、それ以外のマナーの違いはほぼないため気にする必要はありまえん。飾り付けも葬儀社の人に葬儀の際に、教えてもらっているはずなので問題ありません。また、少し飾り付けが違ったとしてもマナー違反にはなりません。

浄土宗

浄土宗は誰でも一度は聞いたことがある「南無阿弥陀仏」で有名な宗派です。上記のように浄土真宗や曹洞宗など数多くの宗派はありますが、元は同じ仏教なため三回忌などの法事などに細かな差はないといって良いでしょう。

知識を付けて失礼のない三回忌にしよう

三回忌などの年忌法要は必ず数回は経験する儀式なため、知識をつけて損にはなりません。知識がないと勝手の思いこみで失礼な振る舞いをしてしまう可能性もあります。特に、お布施の金額はどうしても悩んでしまうため、両親や親族にルールやマナーを聞いておきましょう。

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