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神道の五十日祭の流れとマナー|服装/お供え/挨拶/お礼/玉串料

更新日:2020年05月18日

ビジネスマナー

神道、神式では、仏式の四十九日にあたる「五十日祭」を執り行い、忌明けの儀式としていますが、「五十日祭」の流れやマナーを足ししく理解できている人は多くありません。「五十日祭」を正しく理解し、適切に対処できるビジネスマンを目指しましょう。

五十日祭とは

日本では、結婚や年始は神社にお参りし、お葬式や年末にはお寺にお参りするケースが多いです。 しかし、神道を奉じているご家庭では、お葬式についても神道流でお祀りします。ビジネス関係のお悔やみ事でも神道形式に接する場面があります。 こちらでは、神式、神道の御葬祭法要のひとつである五十日祭をとりあげ、その意味やマナーを紹介します。 「五十日祭」を正しく理解できるビジネスパーソンを目指しましょう。

五十日祭の意味は?

神式では葬儀が終わると10日毎に霊祭(みたままつり、れいさい)を催し、お祀りします。これを毎十日祭と呼びます。 仏式の初七日にあたる十日祭から二十日祭、三十日祭、四十日祭と続き、仏式の四十九日にあたる五十日祭が催されます。 仏式の四十九日と同様、神式でも五十日祭は区切りとしてとらえられており、この霊祭をもって忌明けとされ、最も盛大に行われます。 二十日祭、三十日祭、四十日祭は省略されることも多いですが、五十日祭は執り行う場合が多い祭事です。 五十日祭を過ぎると、次は故人の霊祀を先祖の霊を祀った祖霊舎へ移して合祀する合祀祭、100日目の毎十日祭である百日祭を経て、一周忌である一年祭をお祀りします。

神道とは?

五十日祭を執り行うもとになっている神道についても簡単に整理しておきます。 神道とは、日本に古来から伝わる八百万の神をお祀りする信仰で、主に神社神道が中心となっています。あらゆるものに神が宿るとの考えから、地域の氏神様や、山や木をご神体としてお祀りする場合があります。 神道では、人は亡くなると神になるとされています。神式では五十日祭を執り行い故人の霊璽(霊璽)を祖霊舎(神棚)に移す合祀祭を経ると、神様として祀られることになります。

拝礼とは?

神社、神式などの神前での参拝作法の一つで、いわゆる「2礼、2拍手、1礼」です。 2拍手は一度手を合わせた後に、右手を少し手前にずらして柏手(かしわで)を打つのが正しい作法です。 神社などで神様にお祈りする場合は「パンパン」と音を出して手を打ちますが、五十日祭を経て祖先神に合祀される合祀祭前までは忌中(きちゅう)として「忍手(しのびて)」といって、音をたてずに柏手を打ちます。 五十日祭、合祀祭を経て、個人が先祖の霊に並ぶと以降は通常の柏手でお祀りすることができます。

納骨

神式の場合の納骨は、本来は骨あげ(火葬が終わった後の遺骨を骨壺に納めること)後、その日のうちに行うことになっていますが、現代では仏式と同様、忌明けである五十日祭にて実施されることが多くなっています。 神式では納骨式は埋葬祭と言います。埋葬祭ではお墓の周りに注連縄(しめなわ)で囲いを作り、墓石の周囲に故人の姓名、神職の職名を書いた銘旗、供花などを配置して、お供え(神饌)をそなえます。埋葬祭においても神職がお祓い、祭詞を奏上し、お玉串を奉奠(ほうてん)します。参列者もお玉串を奉奠します。

五十日祭の流れとマナーをみてみよう

五十日祭について、内容を理解したところで、五十日祭の流れと服装、神主へのお礼要領などマナーを整理します。 神式独特のマナーがある場合がありますが、根底にある故人に対する弔いと敬いの気持ちが大事である点は仏式と変わりません。 神式では、死は穢れがあるとされるため霊祭(みたままつり)は神社では行われません。自宅や葬祭場、霊園の拝礼所などで行います。 また、細かい要領や風習は地域あるいは神社により異なる場合があります。実際に五十日祭を執り行う場合には、神職の方によく相談、確認して進めます。

五十日祭の流れは?

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初回公開日:2018年02月23日

記載されている内容は2018年02月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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