IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

納骨式の流れとマナー|服装/挨拶/費用/参列者/お供え・時期

更新日:2020年11月09日

ビジネスマナー

納骨式って実際何をするの?お布施と香典って違うものなの?石材屋さんって?お通夜やお葬式を終えて、ゆっくりと故人との別れを偲ぶことのできる最後の機会。本記事ではそんな納骨式を万全の準備で迎えるべく、必要なあれやこれやを徹底紹介。

法要と合わせて納骨式を行う場合は、その後に「お斎(おとき)」という会食の席を設けるのが一般的です。 会食を行うのには二つの意味があります。 まず、僧侶や参列者の皆様への感謝をお伝えするための場を用意するという意味。 もう一つは、参列者の皆様と語らい、故人を偲ぶという意味です。 昔は精進料理などで質素に済ませることの多かった御斎ですが、最近ではホテルなどで豪華に行う事も多いです。しかし忘れてはならないのは、食事を出していただく場へこれが御斎であるという事をきちんと伝える事です。それを忘れてしまうとお皿などの食器類の色にめでたい赤や白などが使われてしまったり、「慶事」用の料理が混ざってしまう事もあります。

御斎に僧侶をお呼びする場合

御斎の場に読経をしてくださった僧侶の方については、呼ぶ場合でも呼ばない場合でも必要になるマナーがあります。 会食にお呼びする場合は、お布施代とお車代をお渡しするのが基本になります。もし引き出物がある場合はこのタイミングで一緒にお渡しします。 もしお呼びしない場合は、お布施とともに食事代に相当するお膳料をお渡しします。実際時期によっては僧侶の方も忙しく、一日に何件も供養をしなくてはならない事もあるので、止むを得ず御斎に来られないという事も多くあります。

納骨式のマナー

服装

納骨式当日の服装は、少なくとも四十九日の忌明けまでは参列者の方も喪服で出席するのが通例です。男性であれば黒のスーツに白シャツ。ネクタイ、靴下、靴は共に黒が好まれます。忘れやすいところですが、ベルトのバックルも黒が良いでしょう。 女性の場合も同様で、黒のジャケットに黒のワンピース、あるいは黒スーツが好まれます。パンプスやバック、ストッキングなどの小物も黒で統一されているのがベターです。アクセサリーも可能な限り光り物は避けた方が良いです。 忌明け後は近親者の場合、略式喪服でも問題ありません。参列者の方の場合は平服でも良いので、清潔感のある格好を心がけて行きましょう。

お供え花

納骨式では祭壇に飾るための花が一対必要になります。この花は基本的に施主側で準備するものになります。花の種類は生花であればどんな種類でも問題ありませんが、墓参りや葬儀の際と同じく棘がある花、バラなどの香りが強い花、椿などの花弁がすぐに落ちる花や花粉がつきやすい花などは避けましょう。 お墓での納骨の際も同様です。この花は強いて準備しなければならないものではありませんが、選ぶ際は仏花などがベターでしょう。ちなみにこの花は参列者が用意する事も可能です。

お供え花以外にも、お供え物のマナー

お供え花以外にもお供え物をしたいという時は、のし紙をつけてお渡しします。のし紙の表書きには「御供」や「粗供養」と書かれた物を選びましょう。四十九日以前であれば黒白の水引がプリントされた物を用います。四十九日以降は双銀の結び切りがプリントされたものを用意しましょう。 お供え物を渡す際にもマナーがあります。仏壇に直接供えるのはNGで、まず遺族の代表の方にお渡ししましょう。 また、お渡しする物で肉や魚などの生ものはNGです。貰ったところで取り扱いに困るというのもありますが、何より殺生を連想させてしまいます。亡くなられた故人の方の好きだったお菓子など、日持ちのする物を選ぶのがです。

お布施・表書き

お布施というのは葬儀、法要、納骨などにおいて僧侶の方に読経していただく際にお渡しするお金です。「お気持ち」としてお渡しするもので、あくまでサービスに対する代金ではないため、決まった金額などは存在しません。 とはいえ、おおよその目安はあります。納骨堂やお墓の種類、場所などに関係なくお布施はおおよそ30,000円〜50,000円程度が相場となっています。 確かに定額ではないのでいくらお渡ししても良いのですが、あまり安いと恥を書きますし、読経をして下さっている僧侶の方にも失礼に当たります。かといって、高過ぎると僧侶の方も困ってしまいますから、相場を考慮し、近親者の方々と相談した上でお渡しするのが重要です。

僧侶の方へのお布施の渡し方

よく間違われる事ですが、納骨式におけるお布施は香典とは別ものになります。そのことを踏まえた上で、正しい礼式に則って僧侶の方にお布施をお渡ししましょう。 お布施をお渡しする際、お札は半紙で包むかあるいは中袋に入れるなどした上で、「奉仕紙」で包みます。そして「奉仕紙」に黒炭で「お布施」(あるいは「御布施」)と書いて、中袋の裏側に「住所、氏名、金額」を書きます。追加で水引をつける事もありますが、地域によって異なります。 以上でお布施をお渡しするための準備は完了です。読経を終えたのち、小さなお盆あるいはふくさにお乗せして僧侶の方にお渡ししましょう。また、市販のもので白い紙に「お布施」と書かれたものも販売されていますので、そちらを使うのもです。

挨拶

納骨式にはお葬式や告別式とは異なり、故人の方により近い人が集まります。そのため、故人の方との思い出話などを織り交ぜた挨拶をしますと、より記憶に残る納骨式になります。

お礼・石材店

参列者の方々、僧侶の方と並んで納骨式において重要になるのが、お墓の石材店とのやりとりです。石材店の方にはお墓の準備から実際の納骨まで多くのポイントでお世話になります。お互いに気持ちよく納骨式を終えることができるよう、流れを確認し、しっかりと準備して臨みましょう。 石材店とのやり取りではまず、新しく納骨される戒名などを石に彫刻してもらうべく依頼をする必要があります。同時にお寺様とも連携を取りつつ、納骨の法要が可能な日取りを調整しましょう。 日取りが近づいてきましたら、石材店へお支払いする謝礼も忘れないように準備しましょう。とはいえ、石材店の方は住職や神職の方ではなく、あくまでお仕事の方なので、別途のお礼などを用意する必要はありません。担当の石材店が提示する金額の謝礼をお支払いし、きちんと領収書を受け取りましょう。

初回公開日:2018年02月14日

記載されている内容は2018年02月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング