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葬式での靴のマナーと注意点|男性/女性・靴下・金具/エナメル

初回公開日:2018年04月05日

更新日:2020年03月11日

記載されている内容は2018年04月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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暮らしの知恵

お葬式での「靴」のマナーと注意点を、男女別の靴のマナー、靴下のマナー、子供の靴のマナー、おすすめの靴の素材や、靴の結び方など項目ごとにご紹介します。お葬式での「靴」の疑問を一気に解消、これさえ守れば大丈夫、靴のNG集と、喪服のマナーも一挙にご案内します。

お葬式で着る「喪服」の持つ意味

ある日突然届く訃報。お葬式に出席する機会は突然にやってきます。日頃から「喪服」一式の準備が必要です。喪服とは、その名のとおり、「喪」のための服装です。「喪」には、亡くなったことに哀悼する意味があります。 「喪」という漢字は、亡くなった人を囲んで、多くの人が口を開けて泣いて悲しんでいる姿を現しています。それが由来となり、ものを失うという意味の「喪」という漢字ができました。そして、「喪」の儀式が「お葬式」です。 「死」に対して敬意を払う礼服が「喪服」です。「礼服」とは人が生まれてから亡くなるまでの間に経る大切な意義を持つ儀式の「冠婚葬祭」で着る正装のことです。礼服には明確な基準があります。その格式から「正礼服」「準礼服」「略礼服」とあり、お葬式では亡くなった方との関係で、その格式が変わります。

【男性】の礼服の種類【洋装】の場合

礼服は「冠婚葬祭」で着用します。「冠」は成人式、「婚」は結婚式、「葬」お葬式、「祭」は法事など祖先にまつわる行事のことです。「冠婚」は慶事、おめでたいこと、「葬祭」は弔事、おくやみごとで、持つ意味は正反対です。しかし、男性の礼服は同じものを着用します。 「正礼服」は、昼間なら、モーニングコート、夜なら、燕尾服(テールコート)になります。 モーニングコートは、一般にはモーニングと呼ばれ、内閣が発足した時に、大臣方がズラリと並んで着ている裾の長いスーツです。燕尾服はノーベル賞の授賞式に受賞者が着ています。 「準礼服」は、正礼服を少し省略したもので、昼間なら、ディレクターズスーツと呼ばれる、黒の上着に黒と灰色のストライプのズボンのスーツ、夜は、タキシードを着ます。 「略礼服」は、略された礼装で、ブラックスーツになります。一般的にブラックフォーマルと呼ばれているものです。

【男性】の礼服:洋装の「慶事」「弔事」違いは?

男性の場合、結婚式などの「慶事」慶びごとと、お葬式などの「弔事」不幸ごとの両方に、「正礼服」「準礼服」「略礼服」いづれも同じものが着用できます。ただ、スーツ以外の小物については、慶び事と不幸事で、違ってきます。 スーツに必要な小物には、まずネクタイがあります。色は黒一色です。生地に光沢のないものを選びます。柄物は、控えめなものでもマナー違反です。ネクタイの幅にも配慮が必要です。流行だからと、幅の広いものや、細すぎるものはやめましょう。お葬式では煌びやかなものは身に付けません。カフスやネクタイピンも控えた方が無難です。 最近は、男性も鞄を持つ人が多くなっていますが、お葬式ではトートバッグやリュックサックなどカジュアルなものは避けます。かつては「殺生」と重なるので、革製品は避ける方がよいとされていましたが、今は、色や形に配慮すれば、皮の鞄を持って行ってもよいでしょう。

【男性】の礼服の種類【和装】の場合

染め抜き五つ紋付きの黒羽二重の長着と羽織、仙台平の袴が和装の「正礼装」です。結婚式に新郎が着用する着物です。「略礼装」は、羽織に紋が一つ以上ついていればよいとされています。黒い紋付きの羽織があれば、中の長着と帯次第で礼服として着用できます。 和装は、結婚式などの慶事にもお葬式などの弔事にも着用できますが、当事者かその家族以外では着用することはないでしょう。一般には、略礼装を着用します。また、慶事、弔事の両方に着用できると言っても、やはり小物や、帯、半襟などには違いがあります。略礼装の場合は着物の色などにも配慮は必要です。 慶事の場合は、半襟や羽織の紐などは白やシルバーなど鮮やかな色ですが、弔事の場合は、グレーなど控えめなものにします。足袋も白ではなく、グレーや黒やなどが控えめな印象でよいでしょう。着物や足袋に合わせた暗めな色のものが無難です。

【女性】の礼服の種類【洋装】の場合

では、女性の場合はどうでしょうか。女性の場合も、「正礼服」「準礼服」「略礼服」があります。「正礼服」の昼はアフタヌーンドレス。くるぶしまでの長いワンピースで、長い袖、詰まった襟元など肌の露出が少ないドレスです。皇室の女性が来ているローブモンタントなどがそうです。 夜はイブニングドレスです。「準礼服」はセミフォーマルと呼ばれるもので、昼間はセミアフタヌーンドレス、つまり正装のアフタヌーンドレスの丈などを短くして全体的に少し軽い感じにしたワンピースなどです。夜はディナードレスと呼ばれる、イブニングドレスの丈の短いもの、カクテルドレスなどがこれに当たります。 「略礼服」はワンピースやスーツなどですが、素材やデザインなどがカジュアルになり過ぎないものを選びます。夜は、少し肌の露出があっても大丈夫です。

【女性】の礼服:洋装の「慶事」「弔事」違いは?

男性と違い、女性の場合は、「正礼服」「準礼服」「略礼服」の全てで、結婚式などの慶事とお葬式などの弔事にちがいがあります。お葬式の場合は、いくら正礼服でも、肌を露出したイブニングドレスや、カクテルドレスは相応しくありません。弔事の場合は、ブラックフォーマルウェアと呼ばれる、黒いワンピースやアンサンブルを着用します。 このブラックフォーマルは、正礼服・準礼服の区別はなく、慶事・弔事の両方に着用できます。ただし、男性の場合と同じで、その小物やストッキングなどの色、アクセサリーなどが、結婚式とお葬式では違ってきます。 ブラックフォーマルを略礼服に含める考え方もありますが、暗い色のスーツやワンピース、大人しめの黒いスカート、白いシャツに黒いカーディガンなどの、平服に近いものを略礼服とする場合もあります。

【女性】の礼服の種類【和装】の場合

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