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親族の香典の相場|四十九日/通夜/家族葬/1周忌・孫/祖母/兄弟

更新日:2020年11月14日

社会人常識

親族が亡くなった時の香典の金額は、故人との関係性や自分の社会的立場・年齢によっても異なり、また、地域性や慣習、宗教によっても違いが生じることもあるでしょう。長いおつきあいをする親族であるからこそ、正しい香典のマナーを知ることが大切です。

親族の香典の相場はいくら?

親族が亡くなった時、香典の金額やマナーに迷う方も多いのではないでしょうか。金額については、故人との関係の深さや自分の社会的立場・年齢によっても異なるでしょう。また、地域性や慣習、宗教がかかわることもあります。ここでは、一般的な親族の香典金額の目安とマナーを紹介します。

通夜・葬儀における親族の香典はいくら包む?

親族が亡くなった時、通夜と葬儀の両方に参列することもあるでしょう。その際それぞれに香典を用意する必要はありません。2回渡すと不幸が重なると古くから考えられ、縁起がよくないと言われていることや、どちらか一方が間違いなのかと遺族が戸惑うことも考えられるからです。 では、通夜と葬儀のどちらに香典を持参すればよいのでしょうか。例えば、通夜にかけつけることが多い関東などでは通夜に持参することが多く、また葬儀に参列する人が多い地域では葬儀に渡すなど地域性にもよります。 しかし、突然の訃報で通夜までに準備が間に合わわない時には葬儀に持参したり、他の親族と相談の上で決めることも考えられます。状況がわからない時には、通夜に準備をしておき周りの様子をみて合わせるのが無難でしょう。 金額の相場は、両親・子供は3万~10万円、おじ・おばは1万~3万円、その他親族も1万~3万円程度でしょう。

初七日における親族の香典はいくら?

仏教では、人は亡くなったその日から七日ごとに閻魔大王の裁きを受けると言われています。この期間を中陰と呼び、初七日(しょなのか、しょなぬか)はその最初の裁きの日であるため大切な日とされ、本来は初七日法要を行います。

初七日法要に親族の香典は必要か、その目安はいくら?

近年では、初七日法要のために親族が集まることは少ないでしょう。というのも、通夜・葬儀の直後の法要は遠方からの参列者にとっては難しく、忙しい現代人の生活スタイルにも合わないことなどから、葬儀当日の本葬儀が済んだあと、続けて初七日の読経を行う繰り上げ形式が多くみられます。 では、親族としては初七日の香典はどうすればよいのでしょうか?本来であれば、葬儀と同日であっても「初七日法要」として別途用意するのがマナーといえます。しかし、関東などでは実際に葬儀の場で初七日分として親族が香典を渡しているケースはほとんど見られません。 しかし、高齢の方や、家のしきたり、慣習、または地域によっては気にする方もいるため葬儀の香典とは別に用意することも考えられます。その場合は葬儀の金額の半分が目安です。両親・子供は1万~5万円、おじ・おばは5千円~1万円、その他親族は3千円~1万円程度でしょう。

四十九日と納骨式の親族の香典の相場は?

仏教では、人は亡くなった日から四十九日間は霊としてこの世をさまよっていると考えられています。その間は七日ごとに計7回に渡って閻魔大王の裁きを受け、その最後となる四十九日目に最後の決断がなされ、故人は極楽浄土に旅立つ準備が整います。 そのため、四十九日目は節目となる重要な日であり、遺族は忌明け(きあけ、いみあけ)として親族・知人を招き、読経と焼香、一同での会食で故人を偲び四十九日法要とします。四十九日法要は葬儀のあとの最初の大きな法要であり、家族や親族にとっても区切りとなる大切な法要ですので参列する親族は香典を持参しましょう。 金額の目安は、両親・子供は1万~10万円、おじ・おばは1万~3万円、その他親族は1万~2万円が相場です。しきたりや地域性などによって違いが生じることもありますが、ここでは会食費用として5,000円を含めた香典額を紹介しています。

納骨式における親族の香典の目安は?

納骨式とは、故人の遺骨をお墓に納める儀式のことを言います。時期については特に決まってはいませんが、仏教においては四十九日までは故人の魂がこの世をさまっていると考えられているので、通常は四十九日後に行います。 近年では、納骨式を四十九日法要と合わせて行うケースが多くみられますが、四十九日法要までにお墓の準備が整わない、気持ちの整理がつかず納骨は先にしたい、そのほか家庭の事情によっては、後日家族のみあるいは親族と共に納骨式だけを単独で執り行うこともあります。 納骨式のみに参列した場合の親族の香典の相場は、四十九日法要と同様、両親・子供は1万~10万円。おじ・おばは1万~3万円。その他親族は1万~2万円程度でしょう。いずれも会食費用を含んでいます。 四十九日法要と納骨式を合わせて行う場合は、別々に二つ用意しなくても問題はないでしょう。

一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌の香典の相場は?

四十九日法要後は、満1年目にあたる一周忌、2年目の三回忌、6年目の七回忌、12年目の十三回忌とその後も年忌法要が続きます。 一周忌までは親族だけでなく知人が招かれることも多く、四十九日法要と同様の流れで僧侶の読経から始まり会食となるケースが一般的です。この時にお墓参りや、納骨が済んでいない場合には納骨式を同時に行うこともあります。 三回忌、七回忌、十三回忌になると知人が参列することは少なくなり、遺族と親族のみで行うことが多くなりますが、いずれの年忌法要も遺族側は僧侶へのお布施や会食費用の負担もありますので、親族の持参する香典の目安については一周忌と同じと考えてよいでしょう。 両親・子供は1万~10万円、おじ・おばは1万~3万円、その他親族は1万~2万円が相場でしょう。

初盆における親族の香典の目安

四十九日を過ぎて最初に迎えるお盆を初盆(はつぼん)または新盆(にいぼん)と言います。お盆は仏教行事であり、故人やご先祖様が7月15日~8月15日頃にこの世に帰って来ると言われています。お盆入りには迎え火を、お盆明けには送り火を焚いて先祖を供養します。 故人が初めて帰ってくるお盆なので、通常のお盆とは違い親族も集まって僧侶の読経などを行い、そのあと会食となる法要形式で行うのが旧来からの日本のしきたりです。そのため、他の年忌法要と同じように親族は香典を持参するのがよいでしょう。金額は他の年忌法要と同様と考えて構いません。 両親・子供は1万~10万円。おじ・おばは1万~3万円。その他親族は1万~2万円が相場と言われています。いずれも、会食費用として5,000円を含んだ金額です。

家族葬における親族の香典の目安は?

近年は、大がかりな葬儀とは異なる家族葬という小規模な形も増えています。家族や付き合いの深い親族、ごく親しい友人など少人数で葬儀を行うケースは実際は少数派のため、イメージがしにくく、香典はどのくらい用意すればよいのか戸惑う人も多いのではないでしょうか。 少人数といってもその規模は、二親等が中心の10人程度のものから30人位など規模に決まりはなく、遺族が心から安心できる親族・知人だけを招待するため、知らない顔ぶれが参列することがなく安心して故人を見送ることができます。 故人が生前に家族葬を希望し、呼んでほしい人を遺言として残したり、葬儀の内容を事前に決めておくケースも見られます。そのように、しきたりや慣習に縛られず新しい発想で、故人の趣味や好きだったものを飾ったり、フリートークの時間をもうけるなど内容も自由であり、今の時代に合う新しい葬儀の形と言えるでしょう。

家族葬の場合の香典はいくら?

初回公開日:2018年03月08日

記載されている内容は2018年03月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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