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更新日:2024年10月22日
北朝鮮と国交のある国はどのくらいあって、どんな国でしょうか。また、国交がない国あるいは断交している国はどうでしょうか。北朝鮮の建国の経緯から、大使館や領事館の役割、国連機関の北朝鮮への援助など、関連事項を含めて紹介します。
目次
次の6ヶ国は、北朝鮮と断交したのち、再び国交を結んでいます。 ●スリランカ:1970年に国交を樹立、極左組織支援が理由で1971年に国交断絶、1975年に再び国交を樹立しています。 ●オーストラリア:1974年に国交を樹立、韓国の国連加盟争いで1975年に国交断絶、2000年に国交を再開しています。 ●モーリタニア:1964年に国交を樹立、敵国の左派政権支持の理由で1977年に国交断絶、1980年に国交を再開しています。 ●ミャンマー:1975年に国交を樹立、1983年にラングーン事件で国交断絶、2007年に国交を再開しています。 ●グレダナ:1979年に国交を樹立、親米政権樹立のため1985年に国交断絶、1991年に国交を再開しています。 ●フィジー:1975年に国交を樹立、1987年の大韓航空機爆破事件で国交断絶、2002年に国交を再開しています。
次の5ヶ国は現在もなお、北朝鮮との国交を断絶しています。 ●チリ:反米左派政権が樹立し1972年に国交を結びますが、1973年に親米政権樹立され国交を断絶しています。 ●アルゼンチン:左派政権の樹立で1973年に国交を結びますが、政権が崩壊し1977年に国交を断絶しています。 ●イラク:1968年に国交を樹立しますが、欧米諸国に接近するイラクに北朝鮮が不満を抱き、1980年に国交を断絶し、現在に至っています。 ●レソト:左派政権が1980年に国交を樹立しますが、クーデターで政権が崩壊し1986年に国交を断絶しています。 ●ボツワナ:1974年に国交を樹立しますが、北朝鮮国内の人権問題を理由に2014年に国交を断絶しました。 左派政権の崩壊などが主な理由ですが、ボツワナのように人権問題を理由している国もあります。このような国が多く潜在していて、今後、国交断絶が増える可能性もあります。
北朝鮮と国交を樹立しているのが164ヶ国という多さは予想外の数字でしょう。核開発やミサイル発射など、北朝鮮に関わるニュースは毎日のように流れます。金正恩というベールに包まれた指導者と、奔放なトランプ大統領との対峙も危惧される局面を引き起こしかねません。 拉致問題も一向に解決される見通しがなく、国民一人一人に何かができるわけではありませんが、北朝鮮に関する動向についてはいつも注目しておいたほうが良いでしょう。いつ軍事的な衝突のような事態に陥るか解らないですから。
記載されている内容は2018年02月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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