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更新日:2024年08月12日
「保守点検ってたまに聞くけど、どんなことをしているんだろう」と思ったことはありませんか。具体的な内容や金額、回数などを、浄化槽の保守点検をメインにお教えします。これから浄化槽を取り付ける方や、耐用年数を長くしたいという方、必見です。
目次
「『保守点検』ってたまに聞くけど、一体どんなことをしているんだろう」と思ったことはありませんか。保守点検とは、「部品が劣化・消耗し、故障・事故が起きる前に、点検をしてそれらを未然に防ぐ」というものになります。 つまり、機械が長い間使用される際、時間の経過とともにどうしても故障する可能性が出てきてしまいます。ですので、「故障が原因で事故が起き、人的・経済的な被害が出ないように、少ない経費で大きな損失から自分の資産を守ろう」というシステムといえるでしょう。
保守点検がどんなものかは分かったけど、具体的には何をするか気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。保守点検には、エレベーターや空調設備、浄化槽など、施設ごとに応じたいくつかの点検方法があります。
目で見たり手で触れて、施設の劣化状態を確認したり、異常がないかを調べます。
金具の太さや消耗状態などを測定し、動きや傾き具合を確認して、安全かどうかを確かめます。
絶縁抵抗計などを使い、電力回路の状態などを測定します。
ここではハンマーを使い、異常音の聞き取り検査が行われます。木材や鋼材の腐食・ボルトの緩みなどを確認します。
時には、分解して外側からでは分からない内部の劣化具合を点検する分解点検や、緩衝部強度点検なども行います。
会社の業務や家庭での、経理・簿記処理上の取り扱い方法として、保守点検に要した費用は、収益的支出として修繕費(管理費)勘定を使い、費用処理を行います。また、支払手数料(管理諸費)勘定として処理することもあります。その他保守費を設けている場合は、そのまま保守費勘定とします。 ただし、保守点検の際修理を行い、耐用年数が伸びたり、性能が高まることによって資産価値が増加した場合には、資本的支出として固定資産の取得価額に加算することになります。つまり、建物付属設備勘定を使い、資産計上する必要があるということです。ですので、その後、減価償却により処理を行います。
記載されている内容は2018年03月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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