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「おもてなし」の意味と語源・サービスとの違い・流行語の経緯

更新日:2020年08月07日

言葉の意味

日本の尊い文化や性質を表す言葉として「おもてなし」という言葉があります。2013年にオリンピックのプレゼンで流行語になった経緯とともに、この言葉の意味や類語を説明いたします。使い方の注意点や、「サービス」との違いについても紹介しております。

「おもてなし」ってどういう意味?

流行語にもなった「おもてなし」という言葉をご存知でしょうか。 「寿司(Sushi)」や「津波(Tsunami)」など、世界的にも有名な日本語がたくさんある中、「おもてなし(Omotenashi)」も認知度が高まってきました。 この記事では「おもてなし」の意味や語源、類語や使い方について解説いたします。また、「おもてなし」が流行語になった経緯も合わせて紹介いたします。

「客への対応のしかた」という意味での「おもてなし」

「おもてなし」には、「心を込めて接待し、お客様を大切にする」という意味があります。接待の方法などはさまざまで、相手に喜びや幸福、満足感を与える行為が「おもてなし」に相当します。

「食事や茶菓のごちそう」という意味

「接待」の中には、「こちらの自慢の料理を食べてもらう」ことも含まれることがあります。「もてなす」という動詞にも「ご馳走する」という意味があります。 「おもてなし」は「客への対応の仕方」という、全体的で抽象的な意味もあれば、「ご馳走」という具体的な意味もあります。どちらの意味で使われているかはケース・バイ・ケースで、使われている場合に応じて判断する必要があります。

「おもてなし」の語源は?

そもそもの「おもてなし」の語源をご存知でしょうか。日本の主要都市を歩けばさまざまな言語が聞こえてきます。日本への海外旅行者が増えた今、外国人の多くは日本語に興味や関心を抱いております。 日本人だけではなく、海外旅行者にも使える雑学「おもてなしの語源」を紹介いたしましょう。

表裏がない

テレビで俳優をみて「この人カッコ良い」と思ったとき、その思った人の心の中には「カッコ良くない人」という少し残念なイメージがあります。 「今日も普通な日だった」と一日を終えて眠りにつく人は、「普通ではない」、極端な言い方をすれば「異常(大変)な日」というものを経験したことがあるのでしょう。 物事は、その多くが表裏一体です。表ではポジティブことがあっても、その裏ではネガティブなことが潜んでいます。誰かに何か良いことをするとき、もしくはされるときには、何かしらの「見返り」などの願望が隠れています。 「おもてなし」は、やましい気持ちや悪意のない「善意のみ」の素敵な行為です。裏もなければ「表もない」行為であることから「表なし」、さらに「おもてなし」となりました。

後づけの「深イイ話」だった

これが由来の一つと言われていますが、実はこのストーリーは後づけのものである可能性が高いです。 意味も合っていますし、内容も人情に満ち溢れた素晴らしいものなのですが、「正しい由来(語源)」とは言いにくいです。それでは、より正しい由来(語源)を説明いたします。

モノを持って成し遂げる

「おもてなし」という言葉を分解すると、「お」と「もてなし」に分かれます。「おもてなし」という言葉は「もてなし」に「お」をつけた丁寧語です。よって、意味はほとんど「もてなし」と同じ意味になります。 つまり「おもてなし」の由来は「もてなし」の由来と同じということになります。「もてなし」の動詞形は「もてなす(もて成す)」といい、「モノを持って成し遂げる」ことから語源がきています。

「モノ」って何?

語源の「モノ」というのは2種類あります。それは、目に見える物体と、目には見えないことです。 目に見えるものとは「食事」などのことです。目には見えないこととは「(言葉を代表とする)気遣い」などのことです。

「おもてなし」の類語は?

初回公開日:2018年02月09日

記載されている内容は2018年02月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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