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「締めの挨拶」の仕方と例文|面白い締め・メール/手紙

更新日:2024年02月04日

メール・手紙

忘年会や新年会などで「締めの挨拶」を頼まれたことがある方は多いでしょう。締めの挨拶は、いきなり頼まれると何を言えば良いのかわからなくなりますが、実は何を言えば良いかは決まっています。ここでは、締めの挨拶に盛り込むべき内容と注意ポイント、例文をご紹介します。

一本締めとは、三本締めを簡略化したものです。「パンパンパン パンパンパン パンパンパン パン」という拍子で一回が一本締めで、これを三回行うと三本締めで、三本締めの場合は、合間に「よっ」という合いの手を入れます。 また、一本締めをさらに簡略化して、「よぉーお、パン」という一丁締めもあります。忘年会では一本締めで締めることが多いですが、なるべく周囲に迷惑をかけたくない、できるだけ早く締めたいという場合には、一丁締めでも良いでしょう。また、この一本締めは、必ずしも締めの挨拶をする人がしなくても良く、挨拶後に締めの一本締めを上司へお願いするというパターンもあります。

面白い「締めの挨拶」の仕方

ありきたりな締めの挨拶ばかりで、あまり面白くないとお考えの方に、面白い締めの挨拶をご紹介します。飲み会、忘年会、新年会などの締めといえば、一本締めや三本締め、万歳などですが、これらの締めではなく、違う締めをします。 アントニオ猪木さんの有名な「一、二、三、ダー」です。その前に必須なあの有名な言葉を入れましょう。「この道をゆけばどうなるものか。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。迷わず行けよ、行けばわかるさ。」と誰もが知る有名な言葉のあとに、「一、二、三 ダー」を皆で言うという締めです。 猪木の熱い言葉と、「一、二、三 ダー」を一緒に言うことで現場に一体感が生まれ、良い締めになります。あまりフォーマルではない席で、良かったらぜひ試してください。

メール・手紙の「締めの挨拶」の例文

メールや手紙でも締めの挨拶が必要です。締めの挨拶は、その手紙によって違いますが、相手の健康や幸せを願う文章や、ビジネスシーンであれば繁栄や活躍を願う文章となります。以下にメールや手紙の締めの挨拶例文をご紹介しますので、それぞれの手紙の種類によって使い分けてみてください。

1.相手の健康や幸せを願う

相手の健康や幸せを願う、メールや手紙の締めの言葉が以下になります。友達や近しい人へのメールや手紙での締めによく使います。 ・「ご自愛のほどお祈りしております」 ・「お身体をお大事になさってくださいませ」 ・「ご多幸をお祈り申し上げます」 ・「実り多き一年となりますようにお祈り申し上げます」

2.相手の繁栄や活躍を願う

相手の繁栄や活躍を願う、メールや手紙の締めの言葉が以下になります。ビジネス関係の手紙やメールの締めの言葉としてよく使われます。 ・「末筆ながら、貴社の益々のご活躍をお祈り申し上げます。」 ・「ますますのご発展をお祈り申し上げます。」 ・「一層のご活躍を祈念しております。」

3.今後につなげる

顧客宛の手紙やメールなどの締めの言葉として、今後につなげる言葉を締めの言葉として使用します。以下のような言葉がよく使われます。 ・「またお会いできる日を楽しみにしております。」 ・「近いうちにまたご連絡申し上げます。」 ・「詳細を改めてご連絡いたします。」 ・「今後ともよろしくお願いいたします。」

4.用件を結ぶ

メールなどで、急いで用件を伝えたときなどに、最後の締めの言葉として以下のような文を使います。 ・「略儀ながら書中をもちましてお礼とさせていただきます。」 ・「まずは書中にてご挨拶申し上げます。」 ・「以上、どうぞよろしくお願いいたします。」 ・「用件のみにて、失礼いたします。」

締めの挨拶は誰がやるのか

締めの挨拶は、役職や立場が一番高い人ではなく二番目に高い人にお願いすると良いでしょう。ただし、参加者が同じ立場である場合には幹事がそのまま締めの挨拶を務める場合も多いです。 また、参加者に序列がない場合は、幹事が参加者にご指名して挨拶をお願いすることもあります。その場合は、通常は事前にお願いしておくことが普通です。あらかじめ自分が指名されるとわかっている場合には、何を言うかポイントを押さえておくと焦ることなく挨拶できるので、事前準備しておきましょう。

締めの挨拶はダラダラと長くならないように

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初回公開日:2018年02月06日

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