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更新日:2024年07月21日
忘年会や新年会などで「締めの挨拶」を頼まれたことがある方は多いでしょう。締めの挨拶は、いきなり頼まれると何を言えば良いのかわからなくなりますが、実は何を言えば良いかは決まっています。ここでは、締めの挨拶に盛り込むべき内容と注意ポイント、例文をご紹介します。
目次
新年会に歓迎会、送別会、忘年会と社会人になると、さまざまな会があり、ある程度の年齢になれば、そこで締めの挨拶をお願いされるということがあるでしょう。また、結婚式では新郎の謝辞で締めとなりますが、どのような言葉を言えば良いのかわからない方もいらっしゃるとおもいます。 挨拶をすることを知っていて、何を言うかあらかじめ考えていればそれほど焦ることもありませんが、いきなり振られた場合はドギマギして頭が真っ白になることもあります。ここでは、そんな締めの挨拶にどのような言葉を入れると良いのか、例文を交えてご紹介させていただきます。
新年会で締めの挨拶をする場合には、まずはここで一旦締めるということの連絡と、もし締めの挨拶を上司に頼んでいる場合には、つなぎの挨拶をします。 通常、締めの挨拶は、その会の中で序列的に2番目の方にお願いするのが通例です。しかし、お願いしていた場合でも、いきなり横でお願いします。と振られても、上司も戸惑ってしまいます。他の人を指名して締めの挨拶を依頼する場合には、つなぎの言葉は必須です。
つなぎの挨拶例が以下になります。 (例文)「みなさま、宴もたけなわではありますが、会場の都合もございますので、名残惜しくはありますが、この辺で一旦お開きにしたいとおもいます。なお、二次会も会場として○○を確保いたしておりますので、お時間に余裕のある方は、ぜひご参加ください。では、お開きの挨拶を○○様(○○部長など役職名でもOK)にお願いします。」
では、新年会の締めの挨拶を上司などに依頼することなく、自分でしなければならない場合の、挨拶例文をご紹介します。新年会の締めの挨拶は、長すぎず簡潔でありながらもポイントを押さえた締めの言葉にしましょう。 (例文)「みなさま、宴もたけなわでございますが、そろそろお開きの時間となりました。本日は新年のお忙しい中、たくさんの方にご参加いただき誠にありがとうございました。名残惜しくはありますが、ここで一旦お開きとさせていただきます。なお、二次会会場としまして、○○をご用意させていただいております。お時間に余裕のある方は、ぜひご参加ください。それでは、皆様と株式会社○○の前途を祝しまして、一本締めで締めたいとおもいます。」 最後の一本締めは、三本締めや一丁締めでも良いですし、万歳三唱でも良いです。万歳三唱の場合は、「皆様、恐れ入りますが、その場にご起立いただけますでしょうか。」と一言入れましょう。
締めの挨拶として大切なポイントとしては、まずは宴会をスムーズに終了させるということです。盛り上がりをみせ、まだまだという雰囲気の中でも、時間は限られています。大きな声でみんなを注目させます。みんなの注目が集まったところで、忘年会の感想を入れたりして、中締めの場合は二次会の開催について告知します。 忘年会ですので、来年につながるような前向きな言葉と、最後は一本締めや万歳で締めると良いでしょう。また、忘年会の締めの挨拶では、早く帰りたい人や電車の時間が気になる人などさまざまいますので、長すぎる挨拶とならないように気を付けましょう。また、座布団の上に立つなど、基本的なマナー違反をしないようにしましょう。
忘年会の締めの挨拶ですが、本当にお開きとなる場合と、二次会へ流れていくため、一次会の中締めの場合があります。忘年会の中締めの例文が以下になります。 (例文)「みなさん、一次会の会場の時間が迫ってまいりました。このあたりで一旦締めさせていただきます。本日は、お忙しい中〇〇部忘年会にお集りいただきましてありがとうございました。まだ飲み足りないという方もいらっしゃるかとおもいますので、二次会を○○で予定しております。お時間に余裕がございましたら、ぜひご参加ください。では、みなさまの益々のご発展を祈念して、一本締めを行いたいとおもいます。みなさま、お手を拝借願います。」
中締めの挨拶例文をご紹介しましたが、ここではそれ以外の締めの挨拶例文をご紹介します。 (例文)「宴もたけなわではございますが、ご指名により○○が締めのご挨拶をさせていただきます。僭越ながら締めの挨拶をさせていただきます。今年一年を振り返ってみると、特に大きな障害もなく皆さんと一緒に仕事に従事できたことを大変うれしくおもいます。今日の忘年会では、日頃なかなか話すことがなかった人とも交流でき、とても楽しく来年の鋭気を養うことができました。来年もまた新たな気持ちで仕事に励んでいきましょう。それでは、本日お集りいただいたみなさまの益々のご発展を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。」
忘年会や新年会、懇親会などで、二次会が用意されている場合には、一次会の締めは中締めということになります。その中締めの挨拶とは、飲み会や宴会などが終了する前の一区切りをつけるためのもので、手締めなどをするのが一般的です。 また、これから二次会に続くという場合でも、いったん宴会を区切ることで、けじめをつけて、退席したい方たちへの配慮でもあります。 そのため、全体に対する締めの挨拶としてきちんとしたスピーチもいれつつ、次につなげるようにしなければなりません。また、場合によっては、一応締めておいて残りたい人は飲むというスタイルの中締めもあります。その場合は、中締め後すぐ散会せずに歓談の時間が設けられることもありますので、よく確認しておきましょう。
記載されている内容は2018年02月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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