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「お願い申し上げます」の使い方|重ねて/賜りますよう・メール

更新日:2018年02月10日

言葉の使い方

「お願い申し上げます」は、一般的に広く使用される表現です。「お願いします」よりも丁寧な表現という印象がありますが、実際の意味や使い方など、気になる点も多いのではないでしょうか。この記事では、「お願い申し上げます」の意味や使い方、例文をご紹介します。

「お願い申し上げます」とは何か?

日常生活やビジネスシーンでは、「お願い申し上げます」という言葉が頻繁に見られます。幅広く使用される表現ですが、実際にはどのような意味があるのでしょうか。意味や使い方、類語や敬語表現について、詳しく見ていきましょう。

「お願い申し上げます」の意味は?

「お願い申し上げます」は、「お願いします」と「申し上げる」という表現に分けて考えることができます。このうち、まずは「申し上げる」について考えてみましょう。 「申し上げる」は謙譲語となります。謙譲語は動作をした人ではなく、動作の相手(対象)を敬う敬語です。「お願い申し上げます」のように使う場合、「お願いします」という動作に「申し上げる」という謙譲語が加わっているので、「お願いする」という動作の相手に対する敬意を示します。 次に、「お願いします」について考えてみましょう。これは、「ます」という丁寧語が含まれています。丁寧語は話の相手を敬う敬語で、「ます」を付けることで相手を敬うことができます。 このように、「お願い申し上げます」は、「申し上げる」と「ます」の部分によって、相手を敬います。「お願いします」という丁寧な表現に加え、謙譲語の「申し上げる」があり、より強い敬意を示しています。

「申し上げる」の考え方とは?

「申し上げる」の意味は?

「お願い申し上げます」に含まれる「申し上げる」という言葉について、さらに詳しく見ていきましょう。「申し上げる」は「言う」の謙譲語になります。謙譲語は動作の相手(対象)を敬いますが、このことについて、具体的に考えてみましょう。 動作の対象を敬うということは、動作をした人ではなく、動作の相手を敬うことを意味します。「申し上げる」であれば、「言う」という動作をした人ではなく、「言う」という動作の対象、つまり言われた人を敬うことになります。 謙譲語はもともと自分をへりくだった表現となります。自分の動作を下位にあるものとして表現することで、結果として動作の対象を敬うことになります。「申し上げる」も、「言う」という自分の動作を下位にあるものとして示し、相手、つまり言われた人を敬うことになります。

「お願い申し上げます」の考え方とは?

「お願い申し上げます」という表現は、「お願い」を「申し上げます」となり、もともとの意味としては「お願い」を「言う」と考えることができます。しかし、「言う」だけでは相手を敬うことはできません。ここで「言う」を「申し上げる」という表現に変え、さらに「ます」という丁寧語も加えることによって、「お願い申し上げます」として相手を敬うことができます。 このように、「申し上げる」は「言う」の謙譲語となることが基本です。一方で、「お願い申し上げます」のような使い方は、「言う」と考えるよりも、「お願いします」に謙譲語の「申し上げる」を加え、謙譲表現としていると考えることもできます。しかし、いずれにせよ、「お願い申し上げます」は強い謙譲表現となります。

「ます」の意味は?

「お願い申し上げます」に含まれる「ます」について、さらに詳しく見ていきましょう。「ます」は丁寧語となりますが、丁寧語は話の聞き手や読み手を敬う表現です。つまり、話の相手を敬うことになります。 「です」や「ます」、「ございます」などが代表例な丁寧語となりますが、会話の中でこれらの言葉を使うケースを考えてみましょう。文末に「です」や「ます」を付けた表現は、話の相手に対して丁寧な印象を与えます。これは、話の相手に対する敬意を示すことを意味します。 「お願い申し上げます」という表現も、文末に「ます」があります。つまり、「申し上げる」という謙譲語に加えて、丁寧語の「ます」の部分でも、話の相手を敬うことができます。

「お願い申し上げます」は強い敬語表現となる

「お願い申し上げます」は、これだけで強い敬語表現になります。上で挙げたように、謙譲語の「申し上げる」と丁寧語の「ます」が含まれているからです。「お願い申し上げます」は、「お願いする」の敬語表現としてはもっとも強いと言えるでしょう。 また、「お願い申し上げます」と同じ意味を持つ敬語表現としては、「お願いいたします」などがあります。

「お願い申し上げます」の類語は?

「お願い申し上げます」の類語としては、「お願いします」「お願いいたします」が挙げられます。「お願いします」が基本の意味となり、「お願いいたします」や「お願い申し上げます」は、「お願いします」の謙譲表現となります。

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初回公開日:2018年02月10日

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