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新幹線のチケットの変更の方法|券売機/窓口/インターネット/電話

更新日:2023年12月16日

社会人常識

旅行や出張など、遠出をするときの交通手段として新幹線は欠かせないものになってきています。しかし万が一時間や行先を変更しなければならなくなったとき、どのようにして手続きをすればよいのか?どこで手続きをすればよいのかについて、ご紹介します。

片道・往復の新幹線を変更する場合

JRで正規料金で購入したチケットや、JR各社の予約サイトで購入したチケットであれば、片道だけ変更する場合であっても、往復どちらも変更する場合であっても、基本的にはこれまでご紹介した方法で変更が可能です。 ただし、在来線を含め、長距離の予約を片道のみキャンセルするという場合は注意が必要です。というのは、JRでは在来線を含め、片道601キロメートル以上ある場合、乗車券が往復ともに一般の方は1割引、学生の方は2割引になる「往復割引」が適用されますが、この割引は往復で利用することが必須条件となっています。 そのため、往復割引が適用された新幹線チケットで、何らかの事情で往路のみ利用し、復路はキャンセルする場合は、通常より高い払い戻し手数料が発生しますので、ご注意ください。

子供・大人の新幹線チケットを変更する場合

人数や区間などの変更がなければ、子供や大人の新幹線チケットも、通常の手続きで変更できます。ただし、予約していたチケットを大人から子供へ変更、もしくは子供から大人への変更する場合、JRの中でも取り扱いが異なります。 例えば、JR東日本の「えきねっと」から予約した場合、手数料はかかりませんが、JR西日本の「e5489」やJR九州のインターネット列車予約を利用した場合は、払い戻し手数料が発生します。 なお、子供・大人の変更であっても、各社ともに一度予約をキャンセルして、新たに予約を取る流れとなるため、座席位置が変更になり、乗車予定の新幹線の席に空きがない場合は、インターネット上からの変更はできません。 総人数に変更がない場合はみどりの窓口でも対応してもらうことができ、また、座席位置を変更することなく手続きしてもらえますので、子供・大人の変更をする際は、窓口へ行かれることをします。

指定席の新幹線チケットを変更する場合

指定席の新幹線チケットを変更する場合、基本的には、予約していた新幹線の発車時刻前であること、変更したい新幹線の指定席に空きがあることの2点をクリアしていれば、変更が可能です。正規料金で購入したチケットなどであれば、変更したい新幹線の指定席に空きがない場合、手数料無料で自由席へ変更することもできます。 ただし、上述の「新幹線の変更にかかる手数料とは」でもご紹介したように、チケットの種類によっては、指定席券を持っていても、指定された新幹線以外は自由席であっても利用できないものがあったり、あるいは復路に限り、当日の新幹線の自由席のみ変更可能など、利用に制限があるケースもあります。 新幹線を変更する可能性が高い場合は、正規料金のチケットや回数券など、変更が可能な種類のチケットを購入しておくと安心です。

新幹線に乗る区間を変更する場合

一切の変更ができない種類のチケットでなければ、新幹線に乗る区間を変更することも可能です。ただし、指定席の場合で、新幹線に乗る区間が増える場合は、指定席に空きがあることが条件となります。 また、JR各社の予約サイトの中には取り扱い可能なエリアが限定されているサイトもあります。例えば、JR東海・西日本の予約サイト「スマートEX」は、東海道新幹線・山陽新幹線専用のサービスとなっているため、博多駅から東京駅までの取り扱いとなり、それ以外の区間の申し込みはできません。 ちなみに、JR東日本の「えきねっと」は北海道新幹線から九州新幹線までを取り扱っていますが、チケットを受け取れるのがJR北海道エリア、JR東日本エリア、JR西日本の北陸エリアのみとなっていますので、受け取りが難しい方はみどりの窓口でお申し込みされることをします。

新幹線のチケット変更はお早めに

新幹線のチケットの変更方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 こちらの記事でご紹介したように、新幹線のチケットの種類や変更内容、また、JR各社によって、変更できるかどうかや変更方法、手数料などが異なります。さらに、インターネットで予約した場合は発券前か、発券後かによっても、変更方法が大きく変わってきます。 予約していた新幹線のチケットの変更が必要となった際は、早めに手続きを行うことをします。

初回公開日:2018年02月14日

記載されている内容は2018年02月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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