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出棺の流れとマナー|花束/出棺の役割/挨拶例文/服装

更新日:2020年11月09日

ビジネスマナー

出棺は、喪主の挨拶やお花で故人と最後のお別れをする大切な儀式です。その大切な儀式で、失礼なふるまいをしないように、今回は出棺の流れとマナーについてご紹介いたします。花束や出棺の役割、挨拶や服装など気になることをまとめました。

出棺の流れとは?

出棺とは?

出棺とは、告別式終了後から霊柩車で火葬場に出発するまでのことをいいます。出棺では、故人と最後の対面となる大切な儀式です。 そのため、告別式の後も出棺まではできるだけ見送るようにしましょう。また、告別式に参列しない場合もご近所の方であれば、出棺の見送りはできるならしましょう。

花を入れる(花束)

告別式が終わると出棺の準備をします。まず、祭壇から棺を下ろしてふたを開け、遺族や近親者と最後の顔合わせをします。故人の頭の周辺から、喪主や血縁の濃い順に祭壇の供花を一輪ずつ入れていきます。これを「別れ花」と言います。別れ花をするのは、故人がたくさんの花に包まれて極楽浄土に行けるようにとの説があります。 最後の顔合わせはとても寂しいものですが、故人に感謝の気持ちを花に託して添えるようにしましょう。棺の上にも花束が添えられます。 この後棺のふたが閉められ、「釘打ち」が行われます。遺族や近親者の手で小石を使って釘を打つ「釘打ち」は、故人への未練を断つという儀式ですが、最近はあまり行われていません。また、釘打ちの必要のない棺もあります。 棺には花のほか、故人の愛用品なども入れますが、燃えにくいものなど入れることができないものもあるので、葬儀社に事前に確認するようにしましょう。

棺を運ぶ

出棺は遺族や親戚、故人にお世話になった男性6人程度で運びます。出棺時は遺体の足を先にして運ぶのが一般的で、故人の霊が戻れらないようにとの意味があるとされています。しかし、これは地域によって考え方に諸説があり、頭から先にというところもあるので、出棺においては地域のやり方に従うようにしましょう。 先頭に喪主が位牌を持ち、喪主に次ぐ遺族が遺影を持ち、後に続きます。また、故人の霊が戻れないように玄関から出棺しないという慣習や、遺影や位牌のほかにも香盆や骨箱も遺族が持つとする地域もあります。

喪主の挨拶

出棺で、棺が霊柩車に納められ火葬場への出発に先立ち、喪主は見送る会葬者に挨拶をします。この時、遺族は位牌や遺影やを会葬者に向けるようにします。 故人と喪主の関係、会葬に対するお礼や生前の感謝の気持ち、今後の支援のお願いなどを簡潔に伝えます。死因などの詳細は慎むようにしましょう。そして挨拶が終わると遺族は一礼をします。

火葬場へ移動

出棺から移動の方法としては、火葬場まで離れている場合は、霊柩車には喪主が乗り、他の会葬者は別の車やマイクロバスなどで移動するのが一般的です。また、霊柩車に運転手と葬儀社の人が乗り、別の車に運転手と喪主、僧侶、遺族が乗ることもあります。 霊柩車が先頭に行き、その後に続きます。また、自家用車などを使用するときは、霊柩車より先に行かないように気をつけなくてはなりません。 火葬場へ向かうのは、主に葬儀社の人と喪主、遺族や親族のみです。他に故人と親しかった場合などで、同行する場合は、前もって喪主に話しておきましょう。僧侶は、「納めの式」で読経をするので、同行します。 火葬場には、必ず火葬許可証が必要になりますので、移動の際に忘れないように持って行くようにしましょう。火葬許可証は、役所で死亡届を提出した際に貰えます。

納めの式

火葬場に着いたら、火葬許可証を係の人に提出し、火葬後には埋葬許可証を受け取りましょう。このような手続きは、葬儀社にお任せすることができます。 火葬場と葬儀社の係員で棺が炉の中に入れられたら、炉の前に遺影と花を飾り、僧侶が読経を行います。読経の間に喪主から順番に焼香し、焼香と読経が終わったら合掌をし控え室に向かいます。 神式では、斎主の祭詞と玉串奉奠を行います。キリスト教では十字架や生花を飾り、讃美歌斉唱、聖書朗読、神父や牧師の祈りになります。 そして、火葬を待つ間の一時間前後、遺族は僧侶や親族や同行した人をお茶菓子や軽食などでもてなします。あらかじめ葬儀社に人数を伝えておくと、おもてなしの準備をしてくれます。

拾骨(骨上げ)

火葬後には、竹の箸を使って、血筋の近い人(喪主、遺族、親族、友人などの順)からふたり一組になってひとつの骨をはさみ、骨壺に入れます。一つ納めたら次の人へ箸を渡していくので、これを「箸(橋)渡し」といい、故人が三途の川を渡る助けをする意味があるとされています。 一般的に、拾骨は足の骨から上半身へと順に拾っていきます。これは、骨壺の中で生きているときと同じ形になるようにするためだとされています。また、のど仏は、もっとも血筋の近い人が最後にもう一度拾うとされていますが、地方によって違いがあります。 また、散骨などの予定で分骨する場合は、拾骨のときにするので分骨用の骨壺を用意しておきましょう。 拾骨の後、係員が白木の箱に納めて錦袋などで覆い、喪主に渡します。納骨に必要な埋葬許可証も受け取ったか確認するようにしましょう。

出棺での周りの人の役割は?

喪主

初回公開日:2018年02月02日

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