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喪主の挨拶の例文|通夜/告別式/家族葬・服装|男性/女性

初回公開日:2018年02月15日

更新日:2018年02月15日

記載されている内容は2018年02月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

書き方・例文

身内や親族が亡くなり悲しい気持ちの中でも、お通夜や告別式などの段取りや喪主として挨拶を考えないといけなかったりなど、やらなければならないことはたくさんあります。今回はいざという時のために喪主の決め方、喪主としての服装や挨拶文の例を解説していきます。

喪主と施主の違い

お通夜や告別式の段取りを葬儀社の人していく中で「喪主はどなたがされますか?」「施主は同じ方でよろしいですか?」などと聞かれることがあります。喪主と施主、同じような言葉なので違いはない、と思いきや、厳密にいえば実はしっかりと違いがあります。

喪主とは

では喪主からみていきましょう。喪主とは遺族の代表としてお通夜や告別式など、葬儀全般を執り行なう人のことです。具体的には、葬儀社との打ち合わせや参列者の弔問を受け応対をする、また遺族の代表として挨拶をするなどです。様ざまな事を中心となって取り決めていくのも喪主となった人の役目となります。

施主とは

次に施主とはどういう役割をする人なのでしょうか。喪主が葬儀全般を中心となって行う役割の人だとすれば、施主は費用を負担し、喪主をサポートする役割をもった人のことで、施主という言葉は「お布施をする主」からきています。 また、施主という言葉は葬儀だけではなく家を建てるなど建築関係でも使われます。建築関係で施主という言葉を使う時は施工主という意味ですが、このことからみても費用を負担するという役割をもっていることがわかります。

喪主と施主の最近の傾向

前項のように喪主と施主では役割が明確に違います。例えば父親が亡くなったとして、その妻である母親が喪主となることが一般的ですが、葬儀などの費用は息子が出す場合は息子が施主となります。ですが少子高齢化の影響もあり、最近では費用を負担する施主がそのまま、喪主を務めることが多くなってきています。 上記で述べた例は個人で葬儀を行う場合ですが、会社の上層部の人が亡くなった時などは個人葬のほかに社葬を執り行なうこともあります。そのような時は喪主は遺族がなり、施主は会社の名前になります。

葬儀での喪主の決め方

以前は喪主は遺族を代表して挨拶をするなど、その役割から家を継ぐ人(主に長男)が務めることが多く見受けられました。ですが最近ではそのような意識は薄れてきて、夫が亡くなれば配偶者である妻が喪主になったりと、むしろ故人との関係性を重視して喪主を決めることが多くなってきました。 また、故人が生前に○○に喪主を頼みたいなどと思う人がいたのであれば、できるだけ遺志を尊重して喪主を決めてあげるのがいいでしょう。ただし、年配者の中には故人の遺志よりも世間体などを気にする人もいます。そのような場合もしっかりと話しあって喪主を決めてください。 弔事は突然に起こります。その時に慌てないように喪主を誰にするのか、関係者が元気な間に話しあい、あらかじめ決めておくと揉め事なども起きることなく葬儀に臨めるでしょう。

喪主の服装

喪主の服装は、本来であれば正式な礼装を着用して参列者などをお迎えするものとされてきました。時間を割いて葬儀の場に来てくれる弔問客に対して最大限の礼儀を示すためという説もあるからですが、最近の傾向として慶事でも弔事でも着用できるような略礼装が主流となってきました。 またお通夜は本来、遺族やごく親しい人が集まり故人を偲びながらゆっくりと別れの時間を過ごす時間でした。ですからお通夜の時には、喪主や遺族も喪服を着ることはありませんでした。ですが、時代の流れとともに仕事帰りの人でも弔問に来れるようにしたため、その応対のために喪主をはじめ遺族や親族も喪服を着用するようになったといわれています。 では喪主の服装について、男性の場合と女性の場合に分けてみていきましょう。

喪主が男性の場合

男性の洋服での正装の場合、時間帯で着用する洋服の種類が変わってきますが、これは厳密に決められています。 ・正装 モーニングコート(朝から夕方5時ころまで) ・準礼装 ディレクターズスーツ(慶事も弔事兼用できる)は日本ではほとんど見かけません。タキシードも準礼装ですが、慶事の時に着用する服なので弔事では着用しません。 ・略礼装 ダークスーツ、ブラックスーツ(慶事も弔事も兼用できる)

モーニングコート

男性の洋装の場合、正式な礼装はモーニングコートと呼ばれる服になります。このモーニングコートは慶事の時のイメージが強いですが、実は弔事の時も着用できます。上着の裾が燕の尾の先のように2つに割れているところから名前がつけられた燕尾服も正式な礼装ですが燕尾服は慶事の時に着用する洋服です。 ジャケットは1つボタンで、前から後ろ裾にかけて曲線的になっています。シャツは白無地でレギュラーカラーを着用し、ベストは黒でボタンはシングル、スラックスは細い縞柄で裾はシングルにします。ベルトは使用せず、サスペンダーを使用します。 モーニングの名前の由来のとおり、着用する時間は朝から夕方5時頃までです。喪主がモーニングを着用する時は昼間に行われる告別式でのみ着用しましょう。

ブラックスーツ

最近では主流になってきているブラックスーツは男性の略正装で、昼夜を問わず着用できます。このブラックスーツは喪主を務める男性だけではなく、ほかの遺族や親族も着用できますし、参列する人も着用できます。また、弔事だけではなく慶事にも着用できるので1着は用意しておきたい物です。 ジャケットは1つボタン、2つボタン、4つボタンとバリエーションも多いので自分の体形に合った物を選びましょう。シャツは白無地でレギュラーカラーの物を着用します。ベルトは茶色など色の物は使用せず、黒で光沢が無い物を選びます。また飾りがついているベルトは避けましょう。 夏の季節など、建物内であれば空調が効いていることが多いので暑さもあまり感じないでしょうが、喪主であれば何かと打ち合わせなどが入るなど動くことも多くなります。そのような時、暑くなったりしますがネクタイをゆるめたり上着を脱いだりすることは極力控えましょう。

ブラックスーツと黒のスーツは違う

ここで気をつけたいのは、ブラックスーツと黒のスーツは全然、違うということです。この2つの違いは生地の違いにあります。ブラックスーツに使われる生地は光に反射しないような加工がされていますが、黒のビジネススーツにはそのような加工はされていません。なので、光の当たり具合によっては黒に見えないことがあります。 このような理由で黒であってもビジネスの場などで着用するスーツは葬儀といった冠婚葬祭の場で着用するのは相応しくありません。ブラックスーツは弔事だけではなく慶事にも着用できますので、喪主を務めるかどうかに限らず用意しておきましょう。

ネクタイを選ぶ時、締める時に気をつけること

喪主としてモーニングを着用する場合もブラックスーツの場合も、ネクタイの色は黒です。光沢の無いものをしめ、タイピンはしないようにします。ネクタイの結び方は1番シンプルなプレーンノットが良いでしょう。 ディンプルは作らないようにします。ディンプルというのはネクタイの結び目の下に作るくぼみのことで、ネクタイを立体的に美しく華やかにみせるためのものです。葬儀の場では華やかさを見せたりする必要はありません。ディンプルがあると引き締まって見えますが、このような理由から葬儀で着用するネクタイではこのディンプルを作ってはいけません。 また、家紋入りのネクタイをしている人もいます。このネクタイを締めるのは喪主および故人の親族の人です。

靴下について

葬儀の時に履く靴下は黒の無地のものにします。透け感のある生地や模様の入った靴下は避けましょう。 最近は椅子席でお通夜や告別式を行う会場が多いため、参列者は靴を脱ぐこともあまりありません。ですが喪主や遺族は僧侶への挨拶など、靴を脱ぐこともあります。その時にスラックスと靴下の間からくるぶしなど肌が見えることがないように長めの靴下を履きましょう。

喪主が履く靴はどのようなものが良いのか

葬儀の際に履く靴は、やはり黒になります。素材としては光沢がないもので本革、合成皮革の靴にします。本革は本来、殺生を連想させるとして葬儀などではマナー違反とされていますが、靴の場合、革を避けてしまうとフォーマルなものは選択肢が狭まるので良しとされています。 形は内羽根でストレートチップが良いでしょう。ストレートチップとはつま先部分に横一文字(ストレート)のラインが入ったデザインの靴です。冠婚葬祭全般に使用できますので一足あると突然のことが起きても慌てずにすみます。 また、装飾がついた靴は本体が黒色であっても葬儀の場にはふさわしくありません。メダリオン(穴飾り)や金具のある靴、靴紐の穴にも金具が使われている靴もマナー違反となります。ローファーは一見シンプルに見えるので使用できそうですが、カジュアルになりますのでやはりマナー違反となります。 内羽根、外羽根については後述します。

内羽根の靴

内羽根の靴とは上の画像のような靴のことです。解りやすくするために靴の色は茶色の画像になっていますが、葬儀の時は黒色の靴を選んでください。 内羽根の靴は、靴ひもを通す部分が外に出ないものを指します。これは男性の靴では最もフォーマルな靴になります。

外羽根の靴

外羽根の靴は上の画像のような靴です。靴ひもをとおす部分が足の甲を羽根のように包んでいますし、靴ひもの結び目も表に出ています。

コートの選び方

冬の季節の葬儀ではコートが必要になってきます。普段着用しているコートをそのまま、使いたいところですがそれはマナーとして大丈夫なのでしょうか。 葬儀用のコートはありませんが、礼装用のコートはあります。ですがこれは、男性の正装用のコートですので喪主としてモーニングを着用している時ならば使用しても大丈夫です。略礼装のブラックスーツに礼装用コートをあわせるとブラックスーツが浮いて見えますので気をつけましょう。 コートの素材としては、革製品は殺生を連想させるので避けます。ウールやカシミアだと暖かく軽いのでお勧めです。

ダウンジャケットはOKなのか

たまに葬儀に参列している人で、ダウンジャケットを着ている人がいますがこれは避けたいマナー違反です。ダウンジャケットはフードが付いているデザインが多いですし、表地の素材によっては光沢がある物もあります。フードが付いていると、どうしてもカジュアルなイメージになってしまいますので、喪服の上に着用するのは相応しくありません。同様の理由でダッフルコートも相応しくありません。喪主ならばなおさらです。 ではトレンチコートはどうでしょうか。トレンチコートは通勤や通学などではいいのですが、葬儀などの場では避けたほうが良いでしょう。 喪主を務めるとコートの購入に行く時間はなかなか、とれません。黒のコートならば冠婚葬祭に使えますので1着、購入しておくのも大人としてのマナーの1つです。

コートの色はどれでもいい?

基本は色は黒の物を選びましょう。コートの色に限らず、葬儀や法要の席では小物類も黒の物を使用します。新しく購入するなら普段でも使い回しができるように、ベージュやチャコールなどの色を選びたいところですが、それでは喪主としてのみならず大人としても恥ずかしい思いをすることになります。 また、黒といっても光沢のあるものは避けましょう。こういった点からもウールやカシミアのコートはおすすめです。前項でも述べましたが、できればフォーマルな場で着用できる黒のコートは準備しておくことをおすすめします。

喪主が和服を着用する場合

喪主が和服を着用する場合は黒羽二重の紋付き羽織袴となります。結婚式など慶事でも着用しますが男性の場合、黒紋付き羽織袴が正装になるので同じ装いでもマナー違反ではありません。 この時、家紋は染め抜きで数は五つです(五つ紋といいます)。袴は仙台平もしくは博多平で、帯は地味な色合いの角帯を用い、下着の衿は羽二重で、黒もしくはグレーを用います。足袋は白を履き、草履は畳表のもので鼻緒は黒にします。

喪主が女性の場合

女性が喪主を務める場合、最近ではお通夜は洋装、告別式は和装もしくは両方とも洋装というケースが増えています。女性の場合はアクセサリーやお化粧など、男性が喪主を務める場合よりも気をつけなければならないことが多くあります。まずは洋装の場合に気をつけることからみていきます。 女性の正装は昼間であればアフタヌーンドレス、夜であればイブニングドレスとなります。ドレスときけば華やかなイメージが先行しますが、肌の露出具合やスカート丈の長さなどにより使い分けをします。 また、格式を考えると以下の順となります。 1.ワンピース 2.アンサンブル 3.ツーピース 4.パンツスーツ 男性の服装の項でも述べたように、喪主は参列者よりも格上の装いをします。なので喪主を務める場合はツーピースやパンツスーツではマナー違反になります。

正礼装と準礼装

女性の正式な礼装で喪服として着用する場合は以下のスタイルになります。 ・ワンピース(女性の服装でいちばん格式が高い) ・首回りは襟元がつまったデザインのもの ・長袖(夏は6~7分袖でも可、ただし上着は準備する) ・スカート丈はロング丈やミディ丈 ・素材は、黒無地や地味な織り柄、また季節を問わず光沢のある生地は避ける 準礼装で喪服として着用する場合は ・ワンピースもしくはアンサンブル ・スカート丈はロングでなくてもいいがひざ下など普段よりも長めの丈にする ・素材は正礼装に準じる などとなります。 最近では、いずれの場合の服も慶事でも着用できるように飾り襟やリボンなどは取り外しができるようになっているデザインが多くなっていますので、いざという時に慌てないように準備をしておきましょう。

髪型

髪がロングやセミロングの場合、ひとつにまとめるのがベストです。まとめる時は、編み込みなど華やかになる髪型は避け、まとめる時に使用するゴムも黒を使います。黒のゴムが手元にない時でも100均ショップやコンビニで購入できます。ゴムでまとめるのは抵抗がある人はせめてハーフアップにしましょう。 まとめる位置は耳よりは下で、うなじあたりにします。また茶髪だったりパーマがかかっている場合は、ヘアネットを使用してお団子スタイルにするなど工夫をします。ショートの人は毛先を遊ばせるようなパーマなど、華やかになっていなければそのままでも大丈夫です。

リボンの位置

礼装の上着にリボンなどがついている場合、安全ピンなどで付け外しができるようになっている物が多いです。デザインによっては胸元にリボンがついているものもありますが、外すことができるのであれば外した方がいいでしょう。

髪につけるリボン

リボンなど髪飾りを使用すると華やかな印象を与えます。なので髪につけるリボンは避けます。 例外として、髪をお団子にまとめヘアネットを使用する場合はバレッタと併用することもありますが、そのような場合は、黒の布製の物を使用し、光沢のある物は避けます。

アクセサリーをつける場合

アクセサリーをつける場合は、真珠、黒真珠、オニキス、黒曜石の1連のネックレスに同種のイヤリングをつけます。長さはプリンセスサイズ(40~45cm)のネックレスにして、間違っても「1連だから」といってマチネー(50~55cm)やオペラタイプ(76~90cm)はつけてはいけません。また、2連のネックレスも絶対に避けましょう。 イヤリングはネックレスと揃いの物をつけます。ピアスの場合はスタッドタイプの物にして、フックタイプやリングタイプなど耳からぶら下がるタイプの物は避けます。 指輪は結婚指輪のみにします。結婚指輪に石がついている場合は、石を手のひら側に向けるなどの配慮をしましょう。 喪主を務めると時間も気になります。時計もシンプルな物をつけ、宝石が付いていたり文字盤が華やかなものは避けましょう。

バッグの選び方

女性であればバッグは必需品です。それは喪主であっても同様です。そんなバッグにも注意するべき点はあります。色は当然、黒の物で飾りが目立たないデザインを選びましょう。素材は光沢のない布製のものまたは合成革がいいです。大きさは最低でもお数珠と袱紗が入る大きさの物を選びます。サブバッグを持つのも便利で良いです。

ストッキング

ストッキングは黒を履きましょう。参列する立場ならば、通夜の場合はベージュでもいいですが喪主であったり遺族側であればそういうわけにはいきません。コンビニでも販売されていますのできちんと揃えましょう。

靴の選び方

靴は基本的にはパンプスを選びます。ローファーやブーツはマナー違反ですし、バックストラップタイプのパンプスも避けましょう。 つま先の形はラウンドトゥ、スクエアトゥ、アーモンドトゥから選び、オープントゥは避けます。喪主の場合、立ったり座ったりと動くことも多いのでつま先がゆったりしている形が良いでしょう。 ヒールの高さは3~5cmくらいにして、ハイヒールは避けます。また、ピンヒールは安定が悪いですし華やかな印象を与えるので避けましょう。

コートの選び方

コートの選び方は、女性の場合も男性の場合と注意するべき点は同じです。ただ、女性の場合は喪服のスカート丈とバランスが取れた物のほうがスッキリと見えます。リボンなど装飾品がついている場合は取り外せる物は外します。 間違っても毛皮や革製のコートは着用しないようにしましょう。理由は殺生を連想させるからです。これは絶対に気をつけてください。また、フェイクファーも避けます。フェイクといっても見方や照明の当たり具合によっては本物に見える可能性がありますので避けましょう。

和装

女性が喪主を務める場合、できればお通夜も告別式も和装するのがいいのですが、年齢や身体の調子などの理由で洋装ですませる人が多くなっています。ですが告別式だけでも和装をしようという時は以下の着物を準備しましょう。 黒の無地で羽二重に染抜きの五つ紋をつけた着物に帯揚げ、帯締めなどの小物は黒で統一します。お襦袢は白襦袢、足元は白の足袋、黒の草履を着用します。 通常の喪服は袷(あわせ)と呼ばれる生地ですが、夏の喪服は生地が薄くなり、6月と9月は単衣(ひとえ)、7月と8月は絽(ろ)が正式とされています。最近では気温の変化もあり、6月から9月まで絽で通すことが多い傾向にあります。帯は着物にあわせて絽か紗の黒の名古屋帯が一般的です。

お通夜や法事では色無地も着用できる

意外と知られていないのが、お通夜や法事では色無地も着ることができるということです。ただし、家紋が入っている場合です。色無地を着る場合は着物以外の小物類は喪服と同様に準備をします。喪主を務める場合はお通夜でも和装をすると格式があがります。

喪主の挨拶の例文

身内が亡くなり喪主を務めると、通夜や告別式の最後には必ず挨拶をします。とはいえ、悲しい気持ちの中で、喪主として葬儀の細かい点まで決めないといけないのに挨拶文までは考えられない、ということもあります。ここからは通夜や告別式での喪主の挨拶文の文例をいくつかあげますので参考にしてください。

通夜での挨拶

まずはお通夜での挨拶です。

文例

本日は、ご多用にもかかわらず、亡き○○(続柄)○○(名前)のために、お通夜にご参列くださいまして誠にありがとうございます。 ○○もこのように皆様に見守られまして、喜んでいることと存じます。 (ここで故人との思い出や人となりを少し話すと良いです) 明日の告別式は○○時からとなっておりますので、どうかよろしくお願いいたします。 ささやかではございますが、別室に粗茶を用意しております。どうぞ召しあがりながら、故人の在りし日の思い出話などを、お聞かせいただければと思います。 今日は本当にありがとうございました。

告別式での挨拶

次は告別式での挨拶の例です。

文例

遺族を代表いたしまして、皆さまにひとことご挨拶を申し上げます。 本日はお忙しいところを、○○(続柄)○○(名前)の葬儀並びに告別式にご会葬くださいまして、誠にありがとうございました。 お陰をもちまして滞りなく、これより出棺の運びとなりました。 皆様方にお見送りいただき、さぞかし故人も喜んでいることと存じます。 今後は家族で助けあい、故人の分まで頑張って参りたいと考えておりますので、どうか皆様、今後とも変わらぬご厚情をいただきますようお願いいたします。 本日はどうもありがとうございました。 途中で故人との思い出などをいれてもいいです。挨拶の中で忘れてはならないのは参列していただいた方への感謝の言葉です。そのことをふまえて喪主として挨拶をしましょう。

家族葬の場合

最近は、家族や親族のみで葬儀を行う家族葬が増えています。増えた理由としては故人と静かに別れの時間を持ちたい、遺族が高齢者ばかりになり一般の葬儀を行うことが困難である、家族葬専用の葬儀場が増えてきている、費用を抑えたいなどの理由が挙げられます。 よく勘違いされるのが、家族葬と密葬は同じであると思われていることです。密葬は先に家族、親族だけでお葬式を行い、その後、本葬として社葬などを行います。有名人が亡くなった時に先に親族だけで葬儀をすませた、などとテレビで放送されますが、これが密葬にあたります。また、後から本葬を行うので喪主をたて、告別式では喪主の挨拶も行います。 家族葬の場合は家族などでお別れをするので、喪主としての挨拶はないものの葬儀社との打ち合わせをするなど、役割や内容は一般葬の喪主と変わりはありません。

喪主の焼香のやり方

お通夜や告別式の時に、参列者としてお焼香をする時はわからなくても前の人のやり方をみて確認することもできますが、喪主としてお通夜や告別式の場にいる場合はそうもいきません。喪主は一番初めにお焼香を行いますので、やり方を覚えておきましょう。 お焼香は立礼、座礼、回し焼香の3つの種類があります。一般の葬儀場で行うお通夜や告別式では立礼が一般的になっています。お通夜や告別式をお寺の本堂や自宅で行う場合は、座礼や回し焼香が一般的です。ではそれぞれのお焼香のやり方をみてみましょう。

立礼焼香の場合

立礼焼香は一番よく用いられます。 1.喪主は椅子席から立ち上がり、一歩前に出てから後ろを向いて弔問客にむかって一礼をします。 2.その後、遺族や親族にも一礼をします。 3.前に向き直り、焼香台の前に進み、遺影にむかって一礼もしくは合掌をします。 4.抹香を人差し指、中指、親指の3本の指でつまみ、目の高さまで掲げたあと、香炉の炭の上におとします。 5.遺影にむかって合掌をします。 6.一歩下がり、祭壇にむかって一礼します。 7.弔問客の方に向き直り、一礼をした後、遺族や親族にも一礼をして席に戻ります。 ※この時、喪主は祭壇の横に移動することもあります。

座礼焼香の場合

座礼焼香は、畳敷きの葬儀会場でよく用いられます。基本的なやり方は立礼焼香と同じですが、座礼の場合は立ち上がらずに膝をついたまま移動する点が違います。 1.中座のまま、焼香台の前に行き弔問客にむかって一礼します。 2.遺影を仰いで座って一礼もしくは合掌します、 3.抹香を人差し指、中指、親指の3本でつまみ、目線の高さまでかかげ、香炉の炭の上におとします。 4.遺影を仰いで合掌します。 5.膝をついたまま後ろに下がり、弔問客に一礼して席に戻ります。

回し焼香の場合

回し焼香は座ったままで、香炉を順番に渡しながら行うお焼香です。葬儀場の会場が狭い場合や自宅で行う場合などに用いられます。 1.香炉が回ってきたら、正面に置いて合掌 2.抹香を3本の指でつまみ、目の高さにかかげてから香炉に静かにおとします。 3.遺影を仰いで合掌をします。 4.両手で香炉を次の人に回します。この時、横の人には滑らせるようにして回して、香炉を持ち上げないようにします。

喪主としての役割

身内が亡くなり、悲しみが癒えないうちに行わなければならないお通夜や告別式。その葬儀を滞りなく執り行なうことが喪主の役割になります。いざという時に慌てないように、今回の記事を参考に準備をしておくことも考慮しましょう。

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