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みょうがの栽培方法|種/苗/植え付け/水やり/間引き/収穫・注意点

初回公開日:2018年01月17日

更新日:2020年08月14日

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ガーデニング

みょうがは、とても簡単に栽培することができる植物になります。1度植えてしまうと3~4年は同じ苗から収穫ができるのでとても経済的で、おいしく食べることができます。そんなみょうがの栽培方法を詳しく紹介していますので、ぜひ読んで試してみてください。

みょうがとは?

みょうがは、生姜の仲間の生姜科に属しており、日本では本州~沖縄まで自生していおり、海外では台湾や中国南部に分布している多年草になります。そんなみょうがは、熱帯アジアが原産になり、日本では古くから生姜やネギなどと共に、みょうがの花も茎も香味野菜として親しまれています。みょうがを、食用としてわざわざ栽培し、食べているのは日本だけになります。 みょうがは、暖地の林内に生えており、背丈は約50㎝~1mほどに成長します。みょうがの葉は広披針形の形をしており、葉の裏面には短かい毛が生えています。みょうがは、5月~6月ごろに花茎を伸ばして、花を咲かせ秋には果実が赤く熟します。 みょうが全体には、みょうが特有の香りがあり、茗荷の子と呼ばれている花穂や若芽を食用にしています。みょうがの種子は伊豆縮砂(いずしゅくしゃ)と呼ばれており、漢方の縮砂(しゅくしゃ)の代りとして使うことができます。

みょうがの歴史

みょうがは、熱帯アジアが原産地と考えられており、みょうがの歴史は3世紀頃の「魏志倭人伝」に、みょうがを意味する「襄荷」の文字が載っていることから、そのころに日本に存在していたことが分かります。 ただ、この魏志倭人伝の中では「日本人はみょうがを食べない」という意味を表すような内容が載っていることから、当時はあまり食べられていないことがうかがえます。その後は、立場が逆になり現在では、中国人の方が日本人に比べてみょうがを食べなくなっています。 7世紀頃の長屋王邸跡からは、木簡が発掘されその中にみょうがの醤漬けとおもわれる「醤津名我」や、平安時代の「延喜式」には「襄荷漬」などと書かれており、その時代に日本人がみょうがを好んで食していたことが分かります。みょうがは、現在でも日本全国で栽培されています。夏にはそうめんの薬味として重宝されています。

みょうがの名前の由来

みょうがの名前の由来には諸説あります。その中から、2つご紹介します。まず、1つ目の名前の由来は、みょうがとショウガが一緒に日本に伝わってきたときに、香りの強かったショウガを「兄香(せのか)」、香りの弱かったみょうがを「妹香(めのか)」と呼び始めたことだと言われています。 2つ目の説は釈迦の弟子の中に、周利槃特(スリハンドク)という方がいましたが、この人は忘れっぽく、自分の名前さえも忘れてしまう人物でした。そのため、釈迦が周利槃特に名荷(みょうが:名札)をかけさせ、忘れないようにしたのですが、茗荷をかけていることも忘れてしまい、名前を死ぬまで思い出せなかったという説になります。 そこで、同音であった「名荷」と「茗荷」をかけて呼ばれるようになりました。そんな、名前の由来の説があるみょうがは、食べすぎてしまうと「物忘れ」をしやすくなるという俗説があります。

みょうがに種類はある?

日本では、みょうがは大きく分けて、「花みょうが」と「みょうがだけ」の2種類に分けることができます。そんなみょうがの種類を詳しく紹介します。

花みょうがとは?

花みょうがとは、みょうが地下に茎を伸ばして広がったあとに、土から顔を出す赤い芽のような花穂のことをさし、その花穂を収穫し食べています。花みょうがは、一般的にはハウス栽培が盛んなため、一年中をとおして流通していますが、本来の旬は夏~秋にかけてになります。 同じ花みょうがの中にも、秋に収穫される「秋みょうが」と、夏に収穫される「夏みょうが」があり、秋みょうがのほうが大ぶりになり、ふっくらとしています。 花みょうがの生産は、全体の約80%が高知県が占めており、高知県がみょうがの一大産地になっています。現在の日本では、花みょうがのことを「みょうが」と呼んでいます。

みょうがだけとは?

みょうがだけとは、みょうがの若い茎(偽茎)を食用にしたもので、漢字では「茗荷竹」とも表記されています。みょうがだけは、20~30㎝ほどの棒状になります。みょうがだけは、わざと軟白栽培で育て、成長したら軽く日を当てて薄紅色を引き出し、きれいなグラデーションをつくります。 みょうがだけは、花みょうがと同じように香りがよく、薬味などに最適な香味野菜になります。みょうがだけの旬は、ハウスものなら11月中旬~5月まで販売されており、露地栽培なら3~7月に収穫され、販売されています。 みょうがだけの栽培は、とても手間がかかり、収穫できるまでには1年半ほど時間がかかります。また、みょうがだけの色を付けるのも手間が必要なので、色が付かない物も販売されています。花みょうがが全国で栽培できるのに対し、みょうがだけは宮城県・京都府・群馬県の限られた県でしか栽培しておらず、収穫されたほとんどが市場に出回りません。

みょうがの栽培方法

ピンクの色でぷっくりと膨らんだ花みょうがは、夏に独特の香りを楽しませてくれる香味野菜になります。みょうがは、ショウガ科の多年草の植物なので、一度みょうがの苗を植えてしまえば、3~4年は植え替える必要もなく、手をかけなくても収穫できる野菜になります。そんなみょうがの栽培方法を詳しく紹介します。

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