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「模様」の意味と種類・柄の例|唐草/幾何学/曼荼羅/千鳥・和模様

初回公開日:2018年01月24日

更新日:2020年07月23日

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言葉の意味

「模様」には装飾としての意味だけではなく、良いことを願う気持ちや、災いを退ける意味などがこめられています。描かれている「模様」は良いことに結びつく意味のある図形や、縁起のいい植物や動物などがモチーフになっていて、それらの「模様」の意味などをご紹介します。

「模様」とは?

「模様」にはファッションなどでよく使用されている「水玉」や「市松」、手ぬぐいや巾着袋など、和の小物に使われている「麻の葉」や「千鳥」などがあります。古き時代からある「模様」には単なる装飾という意味だけではなく、人のさまざまな思いや願い、祈りが込められています。 今回は日本の古典の「模様」や、古くからあるがあまりなじみのない「模様」などの意味や由来をご紹介させていただきます。

意味

「模様」とは衣服などの布製品や食器などの日用品、工芸品に美的な装いを施し、植物などのモチーフから創意を得た形状や絵柄を指します。 関連語(源や分流でつながりがある言葉)として「図柄」「絵柄」「図案」「地紋」「パターン」「プリント」があります。「図柄」は、図案の柄や模様をあらわし、「図案」は、着物や漆塗りなどの工芸、美術品を作る時のデザイン画を指し、「絵柄」とは、絵や模様のレイアウトを意味します。 「地紋」は、織物の糸や技法を変化させて、「縮めん」や「羽二重」、「繻子」などの和服の生地に織りだした模様で、「地紋紗(じもんしゃ)」は透けて見える生地に織りだした「紗」、「紋紗」のことです。また「パターン」は型や図案を意味し、「プリント」は印刷されたものをいいます。

類語

「模様」と意味が似ている類義語には、「文様(紋様)」と「柄」があります。「文様(紋様)」は、衣服やクッション、寝具などの布製品、陶器や磁器などの焼き物、建物の床などあらゆるものに装飾された幾何学や、自然をモチーフにした図形を意味します。 「柄」は、洋服や和服、ハンカチ、座布団などの布生地の表面の、水玉や星形などの模様をいいます。

「模様」の使い方の例は?

「模様」の使い方の例は?
※画像はイメージです
出典: https://www.pexels.com

「模様」には古くからある伝統のものや、生活用品などに使われてきた模様、仏教的な意味合いで用いられるものなどがありますが、現代では新しいデザインや、斬新なモチーフなど多種多様なものがあります。

唐草模様の意味

「唐草模様」の「唐草」とは、蔦のように建物の壁などを這う植物のつるや茎を描いたもので、モチーフとなる植物の種類はさまざまです。 唐草の起源はエジプトの「ロータス」というスイレンの花です。そのモチーフがギリシャのパルメットに伝わり、やがてパルメットの流れを汲む中国の「雷文」に影響を受けて伝来されたのが、日本のスイカズラをモチーフにした「唐草模様」です。 「唐草模様」は風呂敷に利用される定番のモチーフ、江戸時代には既に根付いていた、古くからある模様です。「唐草模様」に描かれている蔦が、建物の壁などを這って四方八方に伸びて絡み合ってどこまでも成長する様子が、長寿や子孫繁栄を意味していると喜ばれて庶民に広まりました。

幾何学模様の意味

「幾何学模様」とは、菱形や三角形、八角形などの多角や、円柱、円錐、円形、縦横の直線などをパーツに、色彩や方向、大きさを変えたり分けたり、同じ繰り返しのものを組み合わせたりなどレイアウトの構成を考えて描いた「模様」を指します。

麻の葉模様の意味

「麻の葉模様」は世界中で古い時代から使われているモチーフです。日本では平安時代に仏像に使われていた「麻の葉」と呼ばれる模様で、近世まで身近に用いられていました。家屋の和室にある欄間などにも使われています。 大昔は子供が無事に育つことが困難だった時代です。麻は悪い魔物を退けるという意味があります。邪心を払い素直に育つようにと、生まれた赤ん坊に着せる産衣や女性の肌襦袢などに麻の葉模様が用いられていました。 真っ直ぐにどんどん伸びて成長のスピードが早い麻の葉の模様に、我が子が健やかに育つようにとの願いが込められていました。ちなみに麻は、縄文時代から利用されてきた丈夫な素材です。衣服の布地として庶民が着用していました。

曼荼羅模様の意味

「曼荼羅模様」の「曼荼羅」はサンスクリット語で、「マンダ」はその物事に欠かせない大事な要素である本質、「ラ」は「有する」という意味をあらわし、「マンダラ」は物事の本質を持つことを表しています。 「曼荼羅」には宗教観が表されたものと、宇宙に存在する全ての森羅万象、人間の生と死、また生まれ変わりを描いたものの3種類があり、現実と異質の世界を、平面上に描いて表現しています。 「曼荼羅模様」はいくつかの図形などが決まった配列で構成され、多くの色使いで表されたリズム感のある模様です。ヒンズー教や仏教では、聖なるものの象徴として、神と通じる瞑想のアイテムに用いられます。 日本の「曼荼羅」は密教曼荼羅で、描かれている仏像は前を向いていて、中央の像が一番大きいなどの特徴があります。

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