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御意の読み方・意味と使い方・了解との違い・TVドラマのセリフ

更新日:2020年05月13日

言葉の読み方

ドラマやアニメの影響で「御意」という言葉を耳にするようになりました。「御意」はどのようなときに、どういった意味で使える言葉なのでしょう。本記事では、「御意」の意味や使い方についてご紹介します。正しい意味を理解して、使ってみましょう。

「お指図」という意味

「御意に従って執り行います」は、「お指図に従って執り行います」と言い換えることができます。「御意」は、「指図」という意味で使うことができるからです。貴人・目上の人が、何らかの意向を示した場合、そのなかに指図も含まれていれば、「(貴人・目上の人の)御意に従う」とは、「指図に従う」の意味になります。

「目上の人に対して同意・肯定を示す返事の言葉」という意味

某ドラマで、権威ある人や上司の命令に対し「御意」と返答するシーンは、このドラマの象徴的なシーンでした。この「御意」は、「おっしゃるとおり」という意味で捉えることもできますが、単なる同意を表す言葉と捉えることもできます。「○○しなさい」「御意」という会話は、単に「はい」という意味と捉えても、会話が通じます。 友人どおしであれば、「○○しようよ」「了解」という会話が成り立ちますが、「了解」は同輩以下にしか使えない言葉なので、敬語を使うべき相手には、使えません。「了解」を敬語で伝えたいときに、「御意」を使えば、同様の意味を伝えることができます。

「ごもっとも」という意味

「この場合は、こうした方が良いのではないか」と言われたときに、「ごもっともです」と答えたい状況であれば、「御意」と答えることもできます。「ごもっとも」も同意を表す言葉なので、貴人・目上の人に対し、同意を示したいのであれば、「御意」「ごもっともです」「おっしゃるとおりです」など、いずれの言葉も使用可能で、同義語となります。

御意と了解の違い

「了解」には、「意味・内容をはっきり理解すること」「納得し、了承すること」「事情を思いやって納得すること」といった意味があります。 「御意」には、ご紹介してきたように、複数の意味があります。「御意」と「了解」の意味で、ぴったりと重なるものはありませんが、「御意」には、「意向に従う」「指図に従う」ことを了承したときに使い、「了解」は納得して了承するときに使うという、類似点があります。 したがって、相手に対して了承の意を伝える際には、「御意」も「了解」も使うことができます。しかし、ここで気をつけなければならないのは、「了解」は敬語としては使えず、同輩以下の立場の人に対して、使用する言葉である点です。上司から何か命じられたときに、「了解しました」と返答するのは、ビジネスの中で一般化していますが、誤った使い方です。

御意の使い方

「御意」は、現代語のなかでは、まず使われることのない言葉です。時代劇や時代小説のなかでは、将軍や皇族(公家)などの貴人を前に、使われているところを見かけます。時代劇や小説のなかで見かけたときに、意味をきちんと把握できるよう、「御意」の使われ方について、ご紹介します。

「御意に入る」の使い方

「御意に入る」は、「おぼしにかなう」という意味になります。「おぼしにかなう」も頻繁に使う言葉ではありませんが、簡単な日本語に直すと「お気に召す」「気にいる」という意味になります。「御意に召す」も同義として使えます。「金色夜叉(著:尾崎紅葉)」のなかで「是が又禿の御意に入った処で」という表現が使われています。

「御意のまま」の使い方

「御意のまま」は、貴人の意向を受け、その意向を実現すべく行動することを伝える際に、使用します。「将軍の御意のまま、○○討伐を命じます」という形で、使うことができます。「将軍のおぼしめしのまま、○○討伐を命じます」という文章と同義となります。

「御意にかなう」の使い方

「御意にかなう」は、現代でも使える可能性のある使い方です。「会長の御意にかなうよう、鋭意努力いたします」という使い方ができます。会長という存在が、「雲の上の人」という位置付けであれば、「御意」を使うこともできますが、あまりにも仰々しくなってしまうので、「会長のお考えにそえるよう、鋭意努力いたします」という言い方の方が、現代文としては無難です。

「御意を得る」の使い方

初回公開日:2018年02月28日

記載されている内容は2018年02月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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