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「且つ」の読み方・意味と類語・使い方・「及び」との違い

更新日:2024年07月17日

言葉の違い

「且つ」と「及び」の違いを知っていますか。「且つ」は主に文章で使われる言葉で、日常会話の中で使われることはほとんどありません。「且つ」の使い方を間違えると、文章がまるで違う意味になってしまうこともあります。「且つ」の意味や使い方をしっかり理解しましょう。

今度は「且つ」と「及び」の違いがはっきりとわかる例文を挙げます。 A.犬を飼っていて且つ猫を飼っている人が参加しているグループです。 B.犬を飼っている人及び猫を飼っている人が参加しているグループです。 Aの「且つ」を使った例文では、グループに参加している人は全員が犬と猫の両方を飼っています。「必要且つ十分なサービス」と同様に、前後の文節が示す内容の両方を満たしていることが表現されています。 ところがBの「及び」を使った例文では、グループに参加している人の中には犬だけを飼っている人もいれば猫だけを飼っている人も、犬と猫の両方を飼っている人もいることになります。「且つ」を使うか「及び」を使うかによって文章の意味が変わってしまうので、正しく使い分けるようにしましょう。

「且つ」の意味を知って正しく伝わる文章を書こう

この記事では、副詞・接続詞「且つ」の意味や使い方、類義語との違いについて例文を挙げて解説しました。「且つ」や「及び」は日常会話の中で使うことはほとんどないため、これまではっきりとした違いを知らなかったという人も多いのではないでしょうか。 「且つ」に限らず言葉の使い方や表現方法を間違えると、自分の意図が伝わらなかったり、間違った情報を伝えてしまったりすることにつながります。「且つ」とその類義語との意味や使い方の違いを覚えて、正しく伝わる文章を書きましょう。

初回公開日:2018年02月06日

記載されている内容は2018年02月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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