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寡婦の意味|読み方/語源/年末調整・使い方や例文・違い

更新日:2020年08月07日

言葉の読み方

「寡婦」という言葉を知っていますか。あまり日常的に使わない「寡婦」という言葉はどのような意味で、またどのように使われるのでしょうか。ここでは、「寡婦」の意味や使い方、例文をみていきます。また、「寡婦控除」「寡婦年金」についてもご説明します。

寡婦の意味

「寡婦」という言葉を知っていますか。あまり日常的な会話で使う言葉ではないため、初めて聞いたという方も少なくないでしょう。この「寡婦」とは、夫と死別または離婚した後に再婚していない女性のことを意味します。「寡婦」の場合、税金や年金で優遇される制度があります。ここでは、「寡婦」の意味や読みのほか、税金優遇制度などについてみていきます。

「寡婦」;読み方

「寡婦」は、「かふ」と読みます。上述のような意味の他にも「後家」「未亡人」などの意味を持ちます。ただし、税金や年金で優遇されるための「寡婦」には要件があるため、その場合の「寡婦」にあたるか否かは、後述します。

「寡婦」;語源

「寡婦」とは、古くは日本書紀などで「やもめ」という言葉の字としてあてられていました。「やもめ」とは「屋守女」のことで、「ひとり居て家を守る女」のことを指します。 古くから言われてきた言葉に「男やもめにウジがわき、女やもめに花がさく」というものがあります。これは「女房に先立たれた男性はみすぼらしくウジがわくような生活になるが、夫に先立たれた女性は世話をしなければならない人がいなくなり却って自分に磨きをかけることができて美しくなり男にもてる」という意味の言葉です。この言葉からわかるように「やもめ」とは、女だけでなく男のことも指すため正しくは「配偶者をなくした人」という意味です。

「寡婦」;年末調整

年末調整でマイナーな控除の一つに「寡婦控除」があります。この控除の存在自体を知らないという人は多く、最も漏れが多い控除です。夫と離婚または死別したシングルマザーの方の場合は、「寡婦控除」を受けることができる可能性が高いです。しかし、この「寡婦控除」を受けるためには要件があります。その要件について以下でご説明します。

「寡婦控除」の「寡婦」の条件

年末調整で「寡婦控除」を受けることができる「寡婦」にあたる要件は以下になります。 1.夫と死別し、または離婚した後に婚姻していない人、または夫の生死が明らかではなく扶養家族がいる人で生計を一にする子がいる人。(この場合の「子」とは、年間所得38万以下、他の人の控除対象配偶者や扶養家族ではないことが条件です。) 2.夫と死別した後に婚姻していない人、また夫の生死が明らかではない人、また受給者本人の所得が500万円以下である

寡婦の使い方や例文

「寡婦」とは、文章語です。例えば、「夫が戦死を遂げ、わたしは寡婦となった。」などのように使います。似た意味の言葉としては「未亡人」や「後家」がありますが、どれも「夫に先立たれて配偶者がいない女性」のことを意味します。「後家」は古風な言い回しで、現在ではあまり使われない言い方であり、「未亡人」の方が一般的に使われる言葉です。

寡婦との意味の違いや使い分け

「寡婦」とは、「離婚したり死別した後に再婚していない女性」を意味します。この「寡婦」と似た意味の言葉に「シングルマザー」や「未亡人」などがあります。「寡婦」とこれらの言葉の意味はどのように違い、またどのように使い分ければ良いのでしょうか。ここでは、「寡婦」と似た言葉の意味や使い分け方をみていきます。

特別寡婦

「特別寡婦」とは、年末調整の控除の一つである「寡婦控除」のうち、さらに大きな控除を意味します。「寡婦控除」が27万円であるのに対し、「特別寡婦」は35万円の控除が受けられます。「特別寡婦」の要件は以下になります。 1.夫と死別または離婚し、後に婚姻していない人。または、夫の生死が明らかでない人。 2.扶養親族である子がいる人。 3.受給者本人の所得額が500万円以下。 これらの要件をすべて満たす人は「特別寡婦」の控除対象者となります。

寡夫

初回公開日:2018年01月23日

記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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