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ヘテロの意味と使い方|化学/生物/遺伝子・ヘテロの例・対義語

初回公開日:2018年03月06日

更新日:2020年08月07日

記載されている内容は2018年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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言葉の意味

「ヘテロ」は、化学・遺伝子学の話で用語として用いられたり、異性愛者を表す言葉として使用されるなど、見かける機会がないとは言えない言葉です。では、「ヘテロ」の意味は何でしょうか?「ヘテロ」の意味・用語での意味・対義語・ヘテロの生物などについてを説明しています!

「異型接合体(ヘテロ接合体)」については生物の項目でもお伝えしていますが、「異形配偶子」の話を含めて説明しますと、「異形配偶子の接合で作り出されたもの」=「異形接合体(ヘテロ接合体)」になります。簡単に言えば、「異なる特徴を持つ2つの配偶子が接合したもの」が「異形接合体(ヘテロ接合体)」です。卵子と精子で新たな個体が作り出される人間も、「ヘテロ接合体」になります。

メンデルの法則

「異型配偶子」で構成される「異形接合体」では、「有性の形質」と「劣性の形質」が存在すると言われています。「有性の形質」は「表現型」であり、外側に現れる(見て分かる・検査により分かる領域に現れる)ものです。「劣性の形質」は「非表現型」の形質を持つ配偶子で、見て分かる領域には出てこない、というのがメンデルの法則に基づく遺伝子の考え方です。

生物における「ヘテロ」の例!

生物における「ヘテロ」は、「モルフの遺伝子を持つが、そのモルフの特徴があまり表面化されていない個体」を意味するそうです。「モルフ」とは「品種」のことであり、品種ごとの形・色・柄などがあります。「ヘテロ」は「品種の遺伝子を持ちながらも、その品種の形・色・柄などの表面化率が低い」個体のことを言います。

ボールパイソンのヘテロ

ボールパイソンは、ペット用の蛇類の中でとてものある種族です。「日々どこかで新しい品種を生み出すための試行錯誤がされている」と言われるほど世界的にがあるボールパイソンには、たくさんのモルフ(品種)が存在します。 たとえば、「アルビノモルフ」の遺伝子を持ちながらも「アルビノモルフ」の特徴があまり表面化されていない場合、その個体は「ヘテロのアルビノモルフ」となります。「ヘテロ」の個体ではアルビノモルフ特徴の表面化が不十分ですが、その「ヘテロ」はアルビノモルフの遺伝子を持っているため、「ヘテロ」子どもがアルビノモルフの特徴を持って生まれてくる可能性はあります。 品種を生み出すことが盛んに行われているボールパイソンにおいて、「ヘテロ」は重要な存在になることもあるそうです。また、表記に関してですが、ボールパイソンでの「ヘテロ」は「Het」と表記されることもあります。

フトアゴのヘテロ

「フトアゴ」というのは、「フトアゴヒゲトカゲ」の略語です。ペット用として流通しているトカゲ類の中でもの高いフトアゴは、愛嬌者として爬虫類好きの人たちに好まれています。そんなフトアゴにも、色や柄などが違うモルフがたくさんあります。フトアゴにおいて「ヘテロ」と呼ばれるものは、ボールパイソンと同じ存在になります。

ヒョウモントカゲモドキのヘテロ

「レオパードゲッコー」という名前もある「ヒョウモントカゲモドキ」も、ペットとしての高いトカゲ類です。ヒョウモントカゲモドキにもフトアゴと同様に数多くのモルフがあり、その中にはボールパイソンで説明した「ヘテロ」も存在します。

フクロモモンガのヘテロ

「フクロモモンガ」は、これまでの爬虫類とは違う分類の生物になりますが、いくつかのモルフが存在します。その中には、もちろん「ヘテロ」が生まれることもあります。モルフの種類は爬虫類ほど多くありませんが、モルフによって灰色・白・黒・薄い灰色などの色合いに差が見られます。

「ヘテロ」の意味を理解して状況に合った解釈をしよう!

「ヘテロ(hetero)」の意味は、「異なる」です。接頭辞として「ヘテロ◯◯」となった時には、「異種・異形・異性」といった意味で用いられます。「ヘテロセクシュアル」の形になった時は「異性愛者」を意味し、その略語として「ヘテロ」を使用することも近年では多くなっています。 「ヘテロ」の対義語は「ホモ(homo)」で、これは「同一の・同じ・同種の・同形の・均質の・同性の」を意味する英語です。ラテン語「ホモ(人間の意)」とは違うため、混同しないように注意しましょう。また、「ホモ」=「同性愛者」の意味もありますが、差別用語の印象が強いため、使用は避けた方が無難です。 「ヘテロ」は化学、特に遺伝子学において見かけることがあります。ペット用の生物を調べる中でも見かけるため、その状況に合った「ヘテロ」で捉えましょう。

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