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ヘテロの意味と使い方|化学/生物/遺伝子・ヘテロの例・対義語

更新日:2020年08月07日

言葉の意味

「ヘテロ」は、化学・遺伝子学の話で用語として用いられたり、異性愛者を表す言葉として使用されるなど、見かける機会がないとは言えない言葉です。では、「ヘテロ」の意味は何でしょうか?「ヘテロ」の意味・用語での意味・対義語・ヘテロの生物などについてを説明しています!

化学における「ヘテロ」の意味・使い方を、ご紹介していきます。

ヘテロ原子

「ヘテロ原子」は、有機化学の分野において「炭素・水素以外の原子」のことを言います。炭素鎖や炭素環に存在する炭素の一部が、別の原子に置き換わった時、分子名称の接頭辞に「ヘテロ」を付けます。典型的ヘテロ原子は窒素・酸素・硫黄・リン・塩素・ヨウ素・臭素などで、「ヘテロ原子窒素」といった使い方をします。

ヘテロ環化合物

「ヘテロ環式化合物(heterocyclic compound)」のことで、「複素環式化合物」とも呼ばれます。2種類以上の元素で構成される環式化合物を指し、単一の元素で構成する環式化合物「単素環式化合物(homocyclic compound)」とは対になります。

生物での「ヘテロ」の意味と使い方!

生物における「ヘテロ」は、遺伝子学の話になります。

異型接合体

「ヘテロ接合型(heterozygous)」とも言います。遺伝学における用語で、「二倍体生物の遺伝子座が異なる対立遺伝子から構成されている状態」のことです。この遺伝子型を、「ヘテロ接合型(ヘテロ接合体)」と言います。反対に、「同じ対立遺伝子の遺伝子型」の場合は「ホモ接合型」と呼びます。 「二倍体」とは「2つの一倍体が結合した遺伝子の状態」で、人間で言えば「卵子・精子が一倍体。受精することで二倍体」となります。つまり、ほとんどの人間は二倍体生物です。 「二倍体」と言っても、同質倍数体と異質倍数体が存在します。「同質倍数体」は「同じ種族間における二倍体」のことで、「人間と人間・巨峰と巨峰など」のような組み合わせで構成された遺伝子型です。「異質倍数体」はその逆で、「巨峰とスイカ」といったような別種族遺伝子が混在する遺伝子型になります。人間は、多く「同質倍数体」を持つ生物です。

爬虫類の倍体は多い

爬虫類は、特殊な遺伝子型を持っている種類が少なくないと言われています。アフリカツメガエルと呼ばれるカエルは、異質倍数体の4倍体という遺伝子型を持っていることが分かっています。また、アフリカツメガエルの学名は「Xenopus laevis」なのですが、この「Xenopus属」の中には異質倍数体の8倍体・12倍体のカエルもいるそうです。

遺伝子学での「ヘテロ」の意味と使い方!

生物における「ヘテロ」の話と、つながる点があります。

異型配偶子

「配偶子」は、「接合して新たな個体を作り出すもの」のことです。有性生殖を行う生物に見られるもので、「卵子・精子」や「雄しべ・雄しべ」が、それぞれ配偶子(一倍体・半数体)になります。配偶子の卵子と配偶子の精子が受精することで「二倍体」という新たな個体が作り出され、生物としての形を成していきます。 配偶子間に「大きさ・形・活動などにおいて大きな差がない」場合は「同形配偶子」と呼び、それらの接合は「同形配偶子接合」になります。逆に配偶子間に「差や違いがある」場合は「異形配偶子」と呼び、それらの接合を「異形配偶子接合」と言います。 「異形配偶子」となるのは、接合する配偶子が「栄養を蓄えた大きな配偶子」と「運動性があり小型な配偶子」に分かれる時が多いです。卵子と精子で言えば、「大きく運動性のない」配偶子を「卵子」と呼び、「小型で運動性のある」配偶子が「精子」になります。

異型接合体

初回公開日:2018年03月06日

記載されている内容は2018年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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