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トートロジーの意味|論理学/記号・類語や対義語・例文・違い

更新日:2020年08月07日

言葉の意味

トートロジーとは、何を意味するのでしょうか。私たちの生活の中で使っている言葉にも、トートロジーが潜んでいます。論理学を学ぶ上でも、トートロジーが登場します。トートロジーのもつ意味の理解をすることで、どんな効果が得られるのでしょうか。これからご紹介していきます。

同語反復

同語反復とは、同じ値の言葉を使って、言葉を繰り返す表現のことです。例えば、「世界は世界であって、日本は日本です」などという文は、同語反復です。この同語反復は、文学の世界や評論などで、よく使われる手法です。

類語反復

類語反復は、トートロジカルといわれ、似たような言葉である類語を重ねて反復する表現を意味します。例えば、「無料の贈り物」や「新たな革新」などが類語反復です。

トートロジーの対義語

トートロジーの対義語には、撞着語法(どうちゃくごほう)とよばれる技法があります。撞着語法とは、互いに矛盾している表現が含まれている言葉のことをいいます。 例えば、「静寂の音」などという言葉は、撞着語法です。「静寂」は、「物音もしない、静かなこと」を意味し、「音」は、「耳に聞こえてくるもの」を意味します。「静寂」と「音」という言葉の意味は、相反していて、同着語法といえます。撞着語法は、複雑な内容や表現力を高める技法として用いられています。

トートロジーを使った例文

・力とはパワーのことです。 ・君は君、僕は僕です。 ・頭痛で頭が痛い。 ・馬から落馬した。 ・無関心とは、関心がないということです。 ・青ならば、進め。進めではない場合、青ではない。

トートロジーと循環論法の違い

トートロジーとは、「同じ言葉を繰り返し述べること」あるいは「論理学や数学の領域における恒真式」のことをいいます。循環論法とは、トートロジーであり恒真式の一種です。話し始めた内容が結論となり、またその話の出発点となってしまうという論法のことをいいます。「鶏が先か、卵が先か」という話は、循環論法に値します。 トートロジーと循環論法の違いは、命題が問えないということです。つまり、トートロジーでは正しいか正しくないか問うことができ、循環論法では結論を導きだすことができないということを意味します。

トートロジーで論理的思考を高めよう

ここまで、トートロジに関する意味をみてきました。記号なども登場し、すこし難しい内容でしたが、お分かりいただけたでしょうか。 私たちの生活の中で使っている言葉にも、トートロジーがたくさん飛び交っています。トートロジーを理解することは、論理思考を高めてくれます。トートロジーの意味を理解することで、自身の発言が論理的に合っているのかを考えるきっかけを与えてくれます。 そして、受け取る言葉に対しても、言葉に惑わされにくくなります。これを機に、トートロジーについて考え、論理的思考を高めてみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2018年02月05日

記載されている内容は2018年02月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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